ゼリムハン・ヤンダルビエフとは、チェチェンの独立派の元大統領代行である。後任はマスハドフ。2004/02カタールで暗殺され、犯行の裏にロシアがいるとされた。

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元チェチェン要人暗殺のロシア情報局員らが帰国(2004/12/24)

[モスクワ 23日 ロイター] 地元メディアによると、チェチェン共和国のゼリムハン・ヤンダルビエフ元大統領代行を暗殺したとしてカタールで終身刑の判決を受けたロシア人情報局員2人が、23日、服役していたカタールからロシアに身柄を引き渡され、モスクワに戻った。

カタールは、引き渡しはロシアの要請によるとしている。

ロシアの国営テレビは、2人は23日にカタールから特別機でモスクワ入りした、と報じた。

国営カタール通信(QNA)の当局者は、この2人がロシア当局の命令によりアンダルビエフ氏を自動車に仕掛けた爆弾で暗殺し、服役していた情報局員であることを確認した。

当初、ロシアは2人が暗殺に関与したことを否定していたが、後に2人がテロ対策部門に関わる情報局員だったと認めた。(ロイター)

<チェチェン>指導者暗殺で露スパイ2人に終身刑(2004/07/01)

チェチェン独立派指導者、ヤンダルビエフ元チェチェン共和国大統領代行が今年2月、亡命先の中東・カタールで爆死した事件で、同国の首都ドーハの裁判所は30日、同氏を暗殺したとして、ロシア人スパイ2人に対し、終身刑(求刑・死刑)を言い渡した。判決で、ニスフ裁判官は、ロシア政府の暗殺への関与を指摘した。(毎日新聞)

チェチェン元大統領代行暗殺か、カタールで車爆発(2004/02/14)

【カイロ支局】AP通信などによると、カタールの首都ドーハで13日、ロシア・チェチェン共和国の元大統領代行で、分離独立派武装勢力の指導的存在だったゼリムハン・ヤンダルビエフ氏が乗った車が道路を走行中に爆発し、同氏は死亡した。

一緒に乗っていた13歳の長男も重体。暗殺と見られる。ヤンダルビエフ氏は分離独立派のドゥダエフ大統領の下で副大統領となり、その死後、96年から大統領代行をつとめた。

97年の共和国大統領選挙で敗れ、カタールに移り住んだ。ロシア政府はヤンダルビエフ氏が誘拐などロシアの利益を損なう犯罪行為を首謀しているとして、カタールに身柄の引き渡しを求めていた。ヤンダルビエフ氏は国際テロ組織アル・カーイダとのつながりも指摘されていた。(読売新聞)

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最終更新:2014年08月30日 09:17