ドルフィン級潜水艦とは、ドイツ製の潜水艦で2006年頃からイスラエルにも納入されている。ディーゼル推進型で核兵器搭載可能。またイスラエルは核弾頭搭載可能な弾道ミサイルを持つとされる。

また2011年からのシリアの動乱でロシア製の対艦ミサイルの倉庫を破壊したのもドルフィン級とされる。


※その他の報道はニュース系サーチエンジン2003~(ドルフィン ドイツ 潜水艦)でチェック。

イスラエル ロシア製ミサイル殲滅のためシリア領を攻撃(2013/07/15)

イスラエルは、シリア領内の施設を攻撃するため最新鋭潜水艦を初めて使用した。14日、英国の新聞「サンデータイムス」が報じたところでは、7月5日未明「ドルフィン」級潜水艦から、中距離巡航ミサイルを発射、地中海に面するシリアの港町ラタキヤ地区にある軍事倉庫を攻撃した。

新聞報道によれば「標的となったのは、ロシアがシリア軍に供与した対艦ミサイル『ヤホント』で、イスラエル軍の攻撃は、あらゆる事から考えて、米国との緊密な調整のうえで行われたもようだ」。

「ドルフィン」級の潜水艦は、ドイツがイスラエルに供与したもので、「サンデータイムス」のデータによれば、現在イスラエルは、このクラスの潜水艦を5隻所有している。なお潜水艦は、通常弾頭及び核弾頭を搭載する射程130キロの米国の巡航ミサイル「ハープーン」を装備している。

さらに新聞「サンデータイムス」は「今回の攻撃は、この2年間でシリア領内の標的に対しイスラエルが行ったものとしては4度目だが、これまで同様の作戦は、航空機を伴ったものだった」と指摘している。

イタル・タス

イスラエル軍が独製潜水艦調達と、イランにらみ?(2006/08/25)

エルサレム――地元紙エルサレム・ポストは24日、イスラエル軍がドイツから核兵器搭載可能なドルフィン級の潜水艦2隻を新たに調達する、と伝えた。建造費は推定13億米ドル相当。ディーゼル推進型だが、イスラエル軍げ現有する潜水艦3隻より長い潜水時間を持つ、としている。

AP通信が報じた。イランがイスラエルへの攻撃に踏み切った場合を想定すれば、強力な迎撃能力を保持することになるとしている。イスラエルは既に、核弾頭が搭載可能な弾道ミサイルを保有しているとの見方が強い。

ドイツ政府当局者によると、潜水艦2隻の調達契約は今年7月に調印。エルサレム・ポスト紙は、2隻は間もなく、作戦に従事可能としている。ドルフィン級の潜水艦は敵の追跡も回避出来、世界の通常型の中でも優れた性能を持つという。


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最終更新:2014年02月02日 06:14