シリアはアラブの春以降、内情が不安定となっている。
シリア、停戦に違反の反政府軍に軍が報復攻撃(2012/10/28)
反政府勢力の急進派の「
ジェブハト・アン・ヌスラ(勝利前線/勝利戦線)」は停戦遵守を拒み、アレッポ北部のアシュラフィヤ区でクルド人を煽って衝突を起こした。このほかにも
「アザアズ北方旅団]」の武装戦闘員らによって、リビア人ジャーナリストのフィドゥ・イタニ氏が誘拐される事件がおきている。
国連など「内戦」認定 シリア監視団撤退も 米非難「露が攻撃ヘリ輸送」(2012/06/14)
アサド政権と反体制派との戦闘が続くシリア情勢について、国連や主要国が相次いで「内戦」の状態にあるとの認識を初めて示した。国連・
アラブ連盟のアナン合同特使による調停の破綻を認めたに等しく、停戦監視団撤退に向けた論議が加速する可能性も出てきた。国連主導の停戦プロセスは行き詰まり、主要国は打開策を模索している。
関連項目
最終更新:2014年09月15日 16:27