アマドウ・サノゴ大尉とは、
マリの2012/03/22のクーデターの首謀者。現在は中将。
クーデター首謀軍人を訴追=10月の反乱関与の疑い―マリ(2013/11/28 時事通信)
【パリ時事】西アフリカ・マリの予審判事は27日、2012年3月の軍事クーデターを率いたサノゴ中将を殺人などの容疑で逮捕し、刑事訴追した。サノゴ派の軍人が13年10月に起こした反乱に関与した疑いという。司法筋の話としてAFP通信が報じた。
マリ軍事クーデター主導した大尉、中将に昇進人権団体は批判(2013/08/15)
【AFP=時事】新大統領が選出されて間もない西アフリカのマリ政府は14日、前政権を倒し、軍とイスラム武装勢力の攻勢を招いた昨年の軍事クーデターを率いたアマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉が、中将に昇進したことを明らかにした。国防省報道官が「本日内閣は、アマドゥサノゴ大尉を中将に任命することを承認した」と発表した。
西アフリカ随一の民主国家とみなされていたマリでは2012年3月22日、サノゴ大尉が同僚の中級士官らを率い、当時のアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領を倒すクーデターを起こし、国内は一気に混乱に陥った。北部は国際テロ組織
アルカイダ(Al-Qaeda)につながるイスラム武装勢力の手に落ちたが、今年1月にフランス軍とアフリカ連合(AU)軍が介入し、北部の主要都市から反政府勢力を放逐した。
クーデターはまた軍内部で、トゥーレ大統領に忠実だった「レッドベレー」部隊と、クーデター後の暫定政府寄りの「グリンベレー」隊の間の勢力争いを深刻化させた。4月30日に起きたレッドベレーによるクーデター未遂の後、レッドベレーの兵士らが失踪したことにサノゴ氏は関与していたとされている。
同国では2日前に大統領選でイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)元首相が勝利したばかり。
<マリ>反政府武装組織、キダルを制圧 長期化の恐れも(2013/03/31)
サノゴ大尉率いる国軍反乱軍が3月21日に蜂起し、トゥーレ大統領が政権を追われた。背景には、反政府武装組織の封じ込めで効果的な手を打ち出せないトゥーレ政権への国軍内部の不満があった。北部の分離独立を求める遊牧民トゥアレグ人の武装組織「
アザワド解放民族運動(MNLA)」がキダルへ進軍したのはクーデターの混乱を利用した形だ。
マリ軍兵士がクーデター、大統領府攻撃後に「権力掌握」(2012/03/22)
首都バマコで大統領府に攻撃を仕掛けた軍兵士らは22日、国営テレビを通じ、クーデターで権力を掌握したと発表した。
最終更新:2013年12月11日 06:41