61398部隊とは中国のサイバー攻撃をしているとされる部隊である。上海・ 浦東新区のこのビルで活動をしているらしい→Wikimapia(61398部隊)

また、同様の部隊で、同じく上海の総参3部12局(61486部隊)も報告されている。


China denounces US cyber-theft charges(2014/05/20)

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-27477601
BBCのサイトで公開された61398部隊の起訴された5人。黄振宇(Huang Zhenyu)容疑者、文欣宇(Wen Xinyu)容疑者、孫凱亮(Sun Kailiang)容疑者、顧春暉(Gu Chunhui)容疑者、王東(Wang Dong)容疑者(漢字表記は日比野庵 本館:中国サイバー攻撃部隊将校起訴による)

中国最強のハッカー集団の実態を紹介-シマンテック報告(2013/09/18)

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324481004579082203126719512.html
 リポートによると、シマンテックはこのハッカー集団を社内で「ヒドゥン・リンクス(Hidden Lynx)」と呼んでいる。同集団は、少なくとも09年以降活動を続けており、「雇われハッカー」の集まりである公算が非常に大きいという。また同集団は、中国にあるいくつかのハッカーチームの1つだが、セキュリティー専門家はこの集団が最も高度な技術を持つとしている。(グーグルをハッキングするのは容易ではない)

 別の米セキュリティー対策企業、マンディアントは昨冬、「コメント・クルー」ないし「上海グループ」と呼ばれる中国の別のハッカー集団がいるとし、中国人民解放軍との関係があると指摘していた。
[...]
 ちなみに、クラウドストライクのスタッフは、この集団を社内で「オーロラ・パンダ」と呼んでいる。

中国サイバー部隊の陰に江沢民元主席の母校 軍と共同で「不正侵入」論文(2013/03/27)


 米国の政府機関や企業などにサイバー攻撃を繰り返したとされる中国人民解放軍(PLA)の61398部隊と、江沢民元国家主席(86)の母校で中国で指折りのエリート校、上海交通大学の研究者らが数年前から協力し、コンピューターネットワークへの不正侵入の方法などを分析した共同研究論文をネット上で発表していたことが3月25日までに分かった。大学側は情報セキュリティー技術の開発促進や人材育成が目的と説明するが、欧米メディアは「軍の情報戦担当部隊と大学教授との共同研究は先進国ではほとんど例がない」(ロイター通信)と断罪。軍学共同でサイバー攻撃を正当化する姿勢を非難している。

ネットに公開

 3月24日付ロイター通信やフランス通信(AFP)などによると、61398部隊と共同研究を続けていたのは、上海交通大学で情報セキュリティー工学を教える「信息安全工程学院(SISE)」の研究者数人。

 ロイター通信は、2007年以降、少なくとも3本の共同研究論文を確認し、いずれもネット上で簡単に入手可能だったと報じた。

共同研究のテーマや論文の中に、海外の標的に対するサイバー攻撃の実行計画について説明するものはなかったが、コンピューターネットワーク内における“侵入監視システム”や、攻撃者がコンピューターシステムに不正侵入する方法を示した“攻撃グラフ”の評価方法などが含まれていた。

 ひとつの共同論文の執筆者と指摘されたこの大学の助教授(ネットワークセキュリティー管理・暗号技術専攻)はロイター通信に「私はあの部隊とは関係ない。私の共同執筆者とされるPLAの研究者は当時はSISEの単なる卒業生でPLAとは無関係だった」と釈明。大学側もコメントを拒否した。

米、強く非難

 61398部隊が西側諸国への執拗(しつよう)なハッカー攻撃に深く関与しているのは間違いなさそうだ。2月18日付米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、米情報セキュリティー会社、マンディアントの調査結果を引用し、ハッカー攻撃が61398部隊の本部が入居する上海郊外のビル内から行われていたと報道。中国側は「サイバー攻撃を受けているのはわれわれだ」と反論した。



 こうした状況に米国は危機感を強めている。ジェームズ・クラッパー米国家情報長官(72)は今月(3月)12日の上院情報委員会の公聴会で、増加するサイバー攻撃に関し、中国が「攻撃的な情報の盗み出し」を行っていると強く非難。バラク・オバマ米大統領(51)も(3月)14日、中国の習近平国家主席(59)との初の電話会談で、両国が協力してサイバー攻撃の脅威に対応すべきだとの考えを伝えた。

 また(3月)19日から2日間、訪中したジェイコブ・ルー米財務長官(57)も習国家主席に、中国側の関与が指摘されるサイバー攻撃への懸念を表明したが、中国側は常にのらりくらりとかわし続けている。

 しかしロイター通信は、2006年、上海交通大学が自動車業界と関係が深い米ミシガン大学と中国に共同研究所を設立した事実に着目。米の自動車・輸送産業の情報が61398部隊に狙われている可能性があると警告した。

 (SANKEI EXPRESS)

中国サイバー部隊「61398」 都会に軍拠点、何のため?(2013/02/25)

超高層ビルが林立する上海の国際金融センターから地下鉄で30分ほどのベッドタウンに、その12階建てのビルはあった。米国の政府機関や企業へのハッカー攻撃に関与していると指摘された中国人民解放軍「61398部隊」の拠点だ。

この「61398部隊」が2004年ごろから上海周辺の大学で、コンピューター技術を学ぶ学生に卒業後の同部隊への入隊
を条件に奨学金を出す「求人活動」を行っていたことが明らかになっている。

特別な技能をもつ有能な大卒者を軍に引き留めるため、基地周辺のへんぴな土地柄ではなく、大都会の一角を勤務地にしたと考えれば、軍事拠点としては違和感のあるビルの立地にも納得がいく。(河崎真澄)

中国軍の関与指摘した米セキュリティー会社、「企業は我慢の限界」(2013/02/25)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91O03Y20130225
マンディアントは18日、中国のハッカー組織「APT1」はPLAの「61398部隊」が主導している可能性が高いとする報告書を発表。中国国防省は報告書が「専門性に欠けている」としての内容を否定。しかし報告書は過去にないほど詳細にわたっていたことから、マンディアントは大きな称賛を得ることになった。
同社は報告書で、61398部隊が上海・浦東地区のビルを拠点とし、2006年ごろから少なくとも141の機関を標的に数百テラバイトのデータを盗んだと結論付けた。

「大規模サイバー攻撃の影に中国軍」:米企業リポート(2013/02/21)

http://wired.jp/2013/02/21/chinese-army-linked-to-hacks/
マンディアントのリポートによれば、「Comment Crew」または「APT1」と呼ばれるこのハッカーグループは、上海の浦東新区にある12階建てのビルを拠点に活動していることが特定されたが、このエリアには中国人民解放軍の61398部隊の本部があり、同部隊の一部であるとも言われている。

名指しされた中国軍サイバー攻撃部隊、厳戒態勢(2013/02/21)

 【上海=関泰晴】中国人民解放軍のサイバー攻撃部隊と名指しされた「61398部隊」の拠点とされる上海・浦東新区の軍施設正門前では20日、軍部隊の車両が常時停車して厳戒態勢を敷き、外国メディア記者の取材や撮影を制止した。

 施設周辺は、アパートが立ち並ぶ住宅街。正門では部隊の名前を明示する看板を掲げておらず、塀で囲まれた敷地内は10階建て程度の高さのビル2棟と部隊員用と思われるアパート数棟が整然と並んでいた。

 近所の住民は「軍施設とは知っているが、何をしているのか分からない」と一様に語る。「普通の軍隊らしさが感じられないが、その一方で警戒は異常に厳しい」と話す住民もいた。

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組織名 中国
最終更新:2014年06月22日 07:49
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