| 名前 |
神藤 天郎(シンドウ テンロウ) |
| 性別 |
男 |
| 年齢 |
19 |
| 職業 |
墓職人 |
| 性質 |
混沌・善 |
【能力】
『植物化《ナシング》』
体を植物の様に変える事が出来る。
高い生命力とそれなりの自然回復力を持ち、体質の柔剛を変えられる。
これにより、少しだけなら刃こぼれしても直ぐに再生する刃を作り出すことが可能。
種から自分をもう一人作る事も出来て、意識も共有可能。
作った自分が何処かに存在する限り意識が死ぬことは無いが、
表世界ではその限りではない。
またこの能力によって、
裏世界にいる間は寿命の進みが1000分の1の速さになる。
他には麻痺毒や昏睡毒、相手に種を植える事で操る事などが出来る。
『The man of darkness waked』
天郎本来の能力。黒紫色の炎を操る。
有らゆるモノを塵に還す為だけに在る熱無き炎。火力によっては風で吹き消すことも可能。
触れれば何にでも引火するが、火力を集中させなければ燃え尽きさせるのに時間が掛かる。
天郎がかつて抱いたある意志が蘇ることにより、この能力も目覚める。
【容姿】
無愛想で目付きが悪い。
白髪のショートヘアー。
大抵は黒いノースリーブの上に鼠色のロングコートを着ていて、黒のジーンズを履いた格好をしている。
【設定】
根は人情的だが、普段は冷酷でポーカーフェイス。
一度関わると放っておけなくなる性分なので、物事には成るべく関わらない事にしている。
食事は大抵インスタント食品かコンビニ弁当。
墓職人として静かに暮らしていたが、裏世界に出入り出来る様になってからは其方にいる事の方が多い。
裏世界のあちこちに、自分のバックアップを用意している。
ある男と因縁があるらしいが……?
【戦法】
| 枝ノ腕 |
腕を伸ばす |
| 枝刀 |
腕を刃に変えて斬る |
| アームステーク |
自分の体で生成した杭を、掌の真ん中から肘にかけて通し、打ち付ける |
| ラディスパイク |
足の一部を地面に埋めて、地中から無数の木の根の槍を突き刺す |
| 爆裂種 |
小規模な爆発を起こす種。発射も可能 |
| 毒 |
麻痺毒、昏睡毒、衰弱毒の粉を発する |
| 老練体 |
切り札。身体能力から神経の反応速度まで他の個体とは段違いの個体を使う この個体の生成には時間が掛かる |
| 凝縮毒粒子砲 |
毒を齎す粒子を凝縮し、加速させ発射する 粒子やエネルギーが切れるとチャージには丸一日掛かる |
| 携行凝縮毒粒子砲 |
腹部に隠した単発限りの毒粒子砲 収束と拡散は自由自在 |
| ブレイン |
脳力に特化させた個体を起動させ、全ての個体を同時に操る事を可能にする |
| 種族 |
妖鉱・心蝕石(ヨウコウ・シンショクセキ) |
| 名前 |
『万祓』(バンハラエ) |
| 性別 |
なし |
| 種別 |
下級 / 物質属 / 鉱石型 |
【種族生態】
衝撃に反応して半径1m内の対象から生命力を吸収する、まるで鉱石そのものの様なモンスター。
1回の吸収量は物質量に比例し、純度が高い程良く反応する。
精錬前は卵を割る程度の力で、精錬後は一定の速度で振った時の刀身の空気摩擦で反応。
また、近くの物または接触している物を優先して力を奪う性質を持つ。
他の鉱物に力を奪われても反応する為、鉱物同士で力の循環が行われる事もある。
【個体設定】
裏世界の職人達が浪漫を求め、命掛けで作り出した現存する妖刀。
だがそれを扱える者は現れなかった。
全長2m相当。
鞘の内側も同じ素材で作っており、収めている間は吸収を中和している。
その為、鞘から抜く時に生命力を取られる。
ひと度振れば反応し、柄を強く握っても反応する。使い熟すには慣れが必要。
刀の中に芯を中心とした力の巡る回路あり、斬る対象を芯で捉えれば回路が赤黒く光る。
1992年11月20日、神藤家とアディンセル一族との間に産まれ、後に弟と妹が産まれる。
産まれてから間も無く、思想教育実験を元にしたアディンセル式の英才教育を受ける。
8歳までの間は文武共に著しい成長が見られたが、それ以降は全くと言って良い程成果が現れなくなった。
8歳までは気性が荒く、自分の感情や信じた事、理想の為なら何でもする我侭千万な人間だった。
それ以降は厳しい現実に心を折られ、一切の感情を表に出さなくなる。
まだこの時は感情を隠しているだけで、心の底には激情が煮えたぎっていた。
15歳のある日、屋敷内で神藤派とアディンセル派の対立が起こる。
子ら三人と父は神藤派、母と教育係はアディンセル派に。
それから間も無くして抗争が起こる。
そこに族長であるズリエル・アディンセルも介入。両派共々粛清の名の下に本家の攻撃を受ける。
この時本家側に付いた母は、父と弟と妹を殺害。天郎、これに報復。
その後、アディンセル家出身でありながら神藤派である使用人二人と共にズリエルと戦う。
使用人二人はズリエルに深手を負わせたものの、殺害される。
戦いの最中に突如、二人を殺されて憎悪を抱いた天郎とその矛先であるズリエルは裏世界に飛ばされる。
そこでズリエルは天郎の能力に燃やされる。
生存者は天郎ただ一人。
天郎は自分の中に芽生え始めた憎悪や悪意を否定し続ける。
自己否定を繰り返し続けた結果、心は死に、生きるだけの人間となる。
それから5ヶ月後、自身の才能を勘で見出した墓職人に拾われる。
墓職人は不治の病で、天郎が17歳の時に病死した。
拾われてからの日々は天郎に少なからず影響を与えた。
後を継ぐつもりは無かったが、自身にとっての安住の地に成り得る為に継いだ。(本人談)
最終更新:2012年02月14日 23:51