表世界と
裏世界、二つの世界間を渡る才能。
素質を持つ者は、『ホルダー』や『能力者』など様々な形で呼ばれる事が多い。
この才能を持つ為の条件は不明。
先天的にせよ後天的にせよ、ある種の突然変異というのが、現在での見解である。
この素質は表世界の住人だけではなく、知性を持った裏世界の住人も極稀に持ち合わせる事がある。
この才能には一般的に三段階あり、素質を持つ者それぞれでその進行度は異なる。
| 《保有》 |
初期段階。まだ自分の才能に気がついていない状態。 |
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時折『歪み』に巻き込まれる形で、偶発的に世界を渡る事がある。 |
↓
| 《自覚》 |
第二段階。才能を持つ事に気がついた状態。 |
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偶発的に渡る事は少なくなり、自ら望む事で世界を渡る事が出来る。 |
↓
| 《覚醒》 |
第三段階。自身の才能を理解し、自在に扱える状態。 |
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任意で世界を渡る事が出来る他、本人の性質によった『固有能力』を裏世界でのみ使う事が出来る。 |
また、素質の無い者も空間の歪みに巻き込まれて裏世界に入ってしまうことが稀にある。
この場合、その間に裏世界で起こった出来事の一切は、表世界に帰ってくると同時に本人の記憶から抹消され、別の自然な記憶へと改竄される。
最終更新:2011年06月20日 01:56