仮説上にしか存在しない物質を自由な大きさ、形で出現させる事が出来る。
一個だけで機械の様に精密な仕組みを作ったりはできない。
組み合わせる事で機械の様にもできるが、使用できる物質が使用できる物質な為あまり意味は無い。
造られた物質はあまり硬くはなく、ある程度の力を加えると破壊可能。
1分間真空中以外に存在し続けると溶けて消滅する。
また、この他にも様々な常識が通用しない。それだけ本人のイメージが曖昧な為である。
ただしその分本体に『仮説物質』の非存在論を強く叩きつけると存在と強度、存在時間が薄まる・縮まる。
また、物質は無制限に生み出せる訳では無い。
現在《暗黒物質》と《神の素粒子》を創り出せるがもう増える事は無いだろう。
と思ったらまだ増えた。
原子や粒子で構成されていない物質で、光を吸収する真っ黒な塊。
複数で組み立てて機械を作ろうとしても《暗黒物質》同士は強い力で反発する為無理。
しかしそれを逆手に取り《暗黒物質》の手袋付近に新たな《暗黒物質》を発生させる事で強い力で反発させ射出する事も出来る。
限りなく白に近い黄色の素粒子。
物質か力かも曖昧であり、これを発生・制御する能力。
本当は光速で運動したりするが膨大な力である為に全く制御が上手くいっていない。
故に蝿が飛ぶ程度のスピードが限界。この物質をある程度固めて大きくして飛ばす。
しかし制御出来ない為どんな大きさでも飛行中に分離してしまいボールを投げたと思ったら拡散レーザーに途中から変わっていた、な……何を言っているのか(ryな状態になる。
金堂 玉姫の力によって得た能力。
光が通るのに必要だと考えられていた気体。固体か液体でも発生させることができる。
気体の場合常に回転するように気流が起きている。とても冷たく、透明なので発生させると周りの人間は『強い冷気が発生した』と錯覚する……筈。
また、何故か触れた《暗黒物質》を気体に状態変化させる。
透明なので地味だが、固体か液体で発生させた場合の色は下手な宝石よりも綺麗な薄いエメラルド色である。
無論、他の仮説物質と同じく様々な外部からの干渉により予想外の化学反応が発生する事がある。
真空中以外に1分間しか存在できないのも同じだが、反発したり安定しなかったりしない為合成に適している。