【名前】
『宵燕<シャオイェン>』 Xiaoyan
【年齢】
21
【性別】
女
【職業】
大学生
【能力】
五感を惑わす能力。
自身、又は、触れた“対象”、或いはその双方を指定し、自分以外の全ての相手から、『視覚』、『聴覚』、『嗅覚』、『触覚』、『味覚』のいずれか1つからの認知が出来なくする。
尚、『五感』は1つしか指定できず、個々に別の『認識不能』を適用する事は出来ない。
『物体』の存在は勿論、『気配』も消えない。其処にあるまま、あくまで周囲からの認知情報を1つ消すだけの能力。
自身の身体から離れた“対象”は、能力を解除するまで効果は消えないが、『術者』から離れれば離れるほど影響が薄くなる。
5mも離れれば完全に能力射程外となり、再び近づいても『能力』の影響を受ける事は出来ない。
また、『宵燕』を認識している“対象”に『五感』を惑わすような『幻視』や『幻聴』等も発生させる事が出来る。
この能力は『宵燕』を認識している相手にしか通用せず、また、発生直後から瞬く間に“薄れていく”ので、効果はほぼ一瞬となる。
【容姿】
『
表世界』:中肉中背、何処にでもいるような黒髪セミロングの女の子で、伊達眼鏡を愛用する。服装も地味な物を選び、存在感はあまりある方ではない。
『
裏世界』:キョンシーを思わせる暗い基調の中華服に、狐面を被っている。
モンスターのそれに非常に近い雰囲気を放つ。
【設定】
現在一人暮らし。ファミレスでバイトをしながら大学に通う。成績は中の上。
両親は中国人らしいが、生まれも育ちもこの街である彼女にとって、それは肩書きに過ぎない。
活発で明るい性格で、控えめに見える服装などの好みの割に、人当たりの良い人物で、悪く言えば八方美人。
事勿れ主義で、特に争いに関わる事に対して強い拒絶反応を持つ。
時折保身の為に見せるあざとさ、狡猾さは実に利己的で、お世辞にも良心的とは言えない。
自分が批難の対象にならなければ、嘘を付く事も、人を騙す事もないのに、と常々考えており、自己嫌悪している最中、
定期的に『裏世界』へと引き込まれる事となる。
どうして自分がこのような『世界』に行かなければならないのか。これほど理不尽な事はない、と悲嘆している。
『裏世界』に於ける彼女は弱小な存在で、身体能力では下級モンスター1匹程度と大差ない。
然し、その『能力』と保身最優先の性格の関係で、『逃走』に関連する能力が著しく高い。
また、存在波長により、モンスターからは『無害なモンスター』として認識され易く、難を逃れる事も少なくはない。
『表世界』でも『裏世界』でも、自身の事を訊かれるのを特に嫌う。
人との関わりを持ちたくないのではなく、寧ろ寂しがり屋の性質を持つが、無意識のうちに『破綻』を恐れている。
最終更新:2011年06月25日 00:26