デラブラ:オーシャンブルー海賊団

概要:ストーリーモード第4章から登場した海賊団。ラーバキングダムの宝を狙って島へ向かっていた所、同じくラーバキングダムを目指していたデラブラファイターズと出くわし、『島の宝を狙う輩』と勘違いし、戦闘になる。

詳細:世界最大規模かつ最強の海賊団として知られており、世界中で指名手配中。
メンバーは全員海洋生物か海辺に住む生き物のモンスターである。提督はスクイドラス。
海賊旗は、『イカの甲に交差した骨』

  • オクトポーダ号:オクトバが船長をつとめる船で、海賊団の3番艦。マストは3本で大砲は船首合わせて9門。船首は彼の顔を模しており、大砲の窓にも彼の顔があしらわれている等、オクトバのナルシストっぷりが伺えるデザイン。小型だがその分スピードは速く、船体についているタコ足を動かすことでさらに加速する。また、船首の口からは『タコ墨ビーム』が撃てる。一番最初にデラブラファイターズと戦ったが、オータの『海神の怒り(ポセイドンズ・レイジ)』によって沈められた。

オクトポーダ号の乗組員

  • オクトバ・スー・Ⅲ世:船長。タコのモンスターで足が2本、腕が6本あり、上の2本は金と銀のフック、右足は木製の義足である。男性であるが、女性の言葉遣いをし、怒ると口調があらくなる。ふざけた態度だが実はキレ者で戦略に長けるが、相手が自分より強かったり、自分の身に危険が及ぶと気弱になる小心者。武器は金と銀の剣とピストル。また、本物タコの様に体色を変える事ができ、墨も吐ける。船ごと沈められたが逆襲の為仲間をつれてファイターズに襲い掛かる。しかし副所長の波動に負け、海に投げ捨てられて敗北した。

  • クラビス:赤いカニのモンスター。青と白の縞が入った服とバンダナを着用し、カットラスを武器とする。シュリンパルと一緒にいる事が多い。

  • シュリンパル:小柄なエビのモンスター。赤と白の縞の服を着用し、たくさんある手にはナイフが握られている。クラビスと一緒にいる事が多い。

  • ガーニー:青いカニで、クラビスの兄弟。右目に眼帯をつけ、斧を武器とする。NSブラザーズと戦っている途中、フランダーとフランダースが撃った大砲が直撃したが、普通に生きていた。

  • ネモネア:イソギンチャクのモンスターで、唯一の女海賊。武器はカットラス。強気で男勝りだが、ティブロンに恋をしている。名前はイソギンチャクの英名「anemone」を逆さに読んだもの。

  • リーオン:ミノカサゴのモンスターで黄色と白の縞の服を着ている。毒を塗った剣を武器にしているが、よりによって毒属性のイズンを攻撃してしまい、逆に彼の毒をくらった。名前はミノカサゴの英名「lion fish」から。

  • イールボンバー:ウツボのモンスター。茶色のジャケットを着ている。いつも両手に爆弾を持っている爆弾魔である。ファイターズをまとめて吹き飛ばそうとしたが、NSブラザーズに爆弾をはじき返され、自分が吹き飛ぶ羽目になった。名前は英語でウツボやウナギを意味する「eel」と「bomber」の合わせ。

  • オーシャンシャドウ号:ティブロンが船長を務める船で、海賊団の2番艦。マストは3本で大砲は8門。船首サメの頭を模しており、口から炎が出る。「大海の影」という意味の名前だが、ティブロンの趣味で船体は赤と金の派手な2色で塗られているせいでかなり目立つ。他の2隻が破壊された中で唯一破壊されず、最後は残った乗組員を乗せてアジトへ向かった。

オーシャンシャドウ号の乗組員

  • ティブロン・ティーチ:船長。ホオジロザメのモンスター。赤と金の派手なコートを着用し、カールしたヒゲをもつ。密かに提督になりたがっている野心家だが、提督には忠実。残酷かつ冷酷であり、部下を自分の駒としか思っていない。武器は魚に偽造した剣で、魚が鞘で尾びれが持ち手、刃は魚の骨の形をしている。また、剣の腕が高い事で知られており、海賊団のNo.2になるだけの実力はある。最後はファイの「ファイアータイフーン」をくらい、海に落ちた。その後、スクイドラスの船に錨(オクトポーダ号の)を持って参戦し、ファイにリベンジするがまたも敗北する。最後はマストに縛り付けられた提督を剣で突き刺して裏切り、念願の提督の座についた。名前はスペイン語でサメを意味する「ティブロン」と、有名な海賊「黒ひげ」の本名「エドワード・ティーチ」から。

  • ティガー・S:イタチザメのモンスターで、一等航海士。青いコートを羽織り、ショーテルという剣を武器にする。妄信的にティブロンを尊敬しており、それはもはや崇拝と言っても良いほど。実際、彼に盾にされても態度を変える事は無かった。悪食で知られるイタチザメのモンスターだけあって彼もかなりの悪食。骨や剣、電源の入ったテレビまで食べていた。名前はイタチザメの英名「タイガーシャーク」をタイガーをドイツ語の「ティガー」に、シャークをSに変えたもの。

  • スレッジ:シュモクザメのモンスター。赤と白の服を着用し、巨大なハンマーを武器とする。大柄で怪力の持ち主だが、頭は良くなく、動きは遅い。ソーブレードとは仲が悪く、最終的に上下兄弟に仲間割れの隙をつかれてソーブレードと共に海に蹴り落された。名前は「スレッジハンマー」から。

  • ソーブレード:ノコギリザメのモンスター。青いシャツを着用し、ノコギリザメの吻(ノコギリみたいなトコ)を模した双剣を武器とする。素早い動きで敵を切り刻むのが得意。スレッジの事は「ウスノロ」だと思っており、非常に仲が悪い。最後はスレッジと共に海に蹴り落された。名前は「ノコギリの刃」という意味の「ソーブレード」から。

  • ダム・オリーブ・フランダー:ヒラメのモンスター。ボロボロのオレンジと白の縞模様の服を着ている。武器として剣を持っているが、非常に弱い。相棒のフランダースといつも行動している。二人共そっくりだが兄弟どころか親戚ですらない。田舎っぺの様な喋り方が特徴。フランダースと同じくドジな性格で何をしても失敗ばかりしている。名前は「不思議の国のアリス」に登場する双子の「ダムとディー」とヒラメの英名「olive flounder」から。

  • ディー・ライトアイ・フランダース:カレイのモンスター。フランダーと同じ服を着ており、武器も同じ。フランダーと同じく田舎っぽい喋り方をし、ドジな性格である。しかし彼の方が冷静な事を言う事が多い。名前は「ダムとディー」とカレイの英名「righteye flounder」と男性の苗字「flanders」から。

  • ジェローム:クラゲのモンスター。髪の毛がクラゲの触手でできている。若いゆえに血気盛んで、一番最初にファイターズの船へ乗り込んだのも彼である。人が他人をかばうのを見るとムカつくらしい。武器は「クラゲムチ」と呼ばれるクラゲの触手がついたムチで、くらうと身体が痺れる。スティングレイとアングラービアードをつれて乗り込んだが、ムッくんを倒そうとして返り討ちにあい、敗北した。名前はクラゲの英名「jerry fish」→「jerry」→「jerro」→「ジェローム」と変えていったもの。


  • スティングレイ:エイのモンスター。赤いコートを着ており、ピストルを持っている。いつも眠そうな目をしている。ブルーに向けて発砲したが通用せず、最終的にダウンの寝技で倒された。名前はアカエイ等の尾に毒を持つエイの英名「sting ray」から。

  • アングラービアード:チョウチンアンコウのモンスター。白黒の服を着ており、フジツボとイソギンチャク、海藻が付いた帽子を被り、立派なあごひげを蓄えている。かなり高齢だが未だに槍を持って海賊をしている。最後はアップに一本背負いをくらわせられた。名前はチョウチンアンコウの英名「angler fish」とあごひげを意味する「beard」を合わせたもの。

  • クルールコーラル:サンゴのモンスター。破れた白黒のシャツを着ており、左足が木の棒でできた義足になっている。武器はピストルと右手の代わりについた巨大な釣針。目と口は横に開く。右肩にチューブサンゴ、左腕にはフジツボが付着している。ビームスに撃たれて海に落ちたうえに大砲に被弾する等扱いが悪い。名前は英語で残酷を意味する「cruel」とサンゴの英名「coral」を合わせたもの。

  • クラムフェイス:シャコガイのモンスター。海藻が髪の毛の様に頭にのっていて、あごにはムール貝が髭の様に付き、膝にはヒザラガイが張り付いていて、フジツボが胴体や足に付着している。片手に斧、もう片方の手にはカットラスを持っている。イナトに襲い掛かるも、スーパーヤンキーに倒された。名前は英語で二枚貝を意味する「clam」と顔を意味する「face」を合わせたもの。

  • アッシディアン:ホヤのモンスター。手足にホヤやサンゴ、顔と胴体にフジツボがついていて、体にはベルトや鎖と繋がった肩当てをつけている。武器は片手に持った戦槌ともう片方の手に持ったフジツボ付きのカットラス。ルシフに襲い掛かるが、マッチョドラゴンに倒された。名前は英語でホヤを意味する「ascidian」から。

  • ニードラー:ダツのモンスター。緑と白の縞模様のシャツを着ていて、片手にピストルもう片方の手に剣を持つ。タートルバックと共にハンスを攻撃したが、ハンスに二人そろって海に落とされた。名前はダツの英名「needle fish」から。

  • タートルバック:ウミガメのモンスター。頭に緑のバンダナを巻き、胴体にトゲ付きの肩当てが付いたプロテクターをつけていて、甲羅にはフジツボやムール貝が張り付いている。右目に傷跡があり、隻眼となっている。武器はメリケンサック。ニードラーと共にハンスを攻撃したが、ハンスに二人そろって海に落とされた。名前は亀の甲、又は亀甲船の甲板を意味する「turtleback」から。

  • スポンジャー:カイメン動物のモンスター。全身が様々な種類のカイメンで出来ている。武器は両刃の斧。アームスにジャンプ攻撃をしようとしたが、逆にビームガンで吹き飛ばされて海に落ちた。名前は英語でカイメン動物を意味する「sponge」とたかり屋を意味する「sponger」を合わせたもの。

  • ナイトメア・クラーケン号:スクイドラス提督が船長を務める船で、オーシャンブルー海賊団の旗艦。黒い船体が特徴的なガレオン船で、ファイターズの船よりも巨大である。大砲は26門でマストは4本。見た目は帆船だが、潜水艦の様に潜航することが出来る。特別な装備としてピアノを弾くと発射する四連装の大砲『クワトロ・カノン』を持つ。ファイターズに侵入されて錨を降ろされたあげく、マスト、舵輪、大砲を破壊され、最後は船底の火薬庫に火がついた事で跡形もなく吹き飛んだ。

ナイトメア・クラーケン号の乗組員

スクイドラス・キャプテンタクルス:オーシャンブルー海賊団の提督であるイカのモンスター。立派なカイゼル髭を生やし、左目に眼帯を付け、黒いコートを着ている。また、海賊帽に見えるものは頭の一部である。パイプタバコを嗜む。武器はピストルとルビーを散りばめたカットラス。イナトーズと交戦し、彼らを追い詰めイナトを『板歩きの刑』で処刑しようとしたが、イナトが発揮した謎の力によって逆転され、一気に追い詰められる。最後はピストルで自殺しようとしたが、上下兄弟によってマストに縛り付けられる。船が爆発しそうになった時、ティブロンに自分の剣で縄を切るように言ったが、彼に裏切られ剣を突き刺された後に放置され、そのまま自分の船と共に吹き飛んだ。が、実は生きており
ラーバキングダムの頂上でファイターズの前に立ちはだかる。
そこで正体が小さなイカであり、あの体はハリボテであることが明らかとなった。サルマーネ将軍が落とした火山を噴火させる薬品を
宝と勘違いして広い、ファイターズやティブロンへの恨みを口にし、「今後は誰も信じない」と言い放った。しかし、ブルーが
放り捨てたバナナの川で足を滑らせて薬品ごと噴火口の中へ転落し、今度こそ死亡した。

  • ジョナサン:カモメのモンスター。普段は見張り台に立っており、空を飛んで偵察に行くこともできる。また、強くない。名前は『カモメのジョナサン』から。

  • ヘルムスマン:舵輪のモンスターで、舵取り担当でありエリート船員の一人。頭に壊れた舵輪が付いており、両目はコンパスで胴体に鎖が巻き付き、全身にフジツボやヒトデがくっついており、左手にはランタンが付いている。武器はカットラス。エリート船員で彼だけがまともに話せる。両目のコンパスは平衡感覚を司る物で、コレが狂うとまともに動けなくなる。舵輪を壊しに来たベリー三兄妹とNSブラザーズを襲い、ストロとラズの攻撃を持ち前の耐久力で耐えきる。続いてNSブラザーズに襲い掛かるが、彼らの磁力でコンパスが狂い、平衡感覚を失う。最後はNSブラザーズに海へ突き落された。彼の名前の由来は英語で『舵を取る者』を表す『helmsman』から。


  • セイルマスター:マストのモンスターで、帆を張る担当でありエリート船員の一人。全身が木でできており、体にはロープや滑車が巻き付き、背中から帆がボロボロになったマストが生えている。カタコトで話す。武器は滑車とフックになった腕で自由に伸び縮みが出来、相手を拘束する事もできる。メインマストを破壊しに来たメタル・トリニティとシグ、ガトレバーを襲い、エリート船員の強さを見せつけるが挟み撃ちにされる。しかし近くにいたガトレバーを人質に取り、マストから離れるように脅す。その時マストから落下してきたポ―キュパインに当たり、そのまま気絶する。名前の由来は英語で『帆』の『sail』と『達人』の『master』を合わせたもの。

  • キャノナー:大砲のモンスターで、砲撃担当でありエリート船員の一人。口から触手が生え、左足は錨に置き換わり、両腕は錆びた大砲になっているという奇妙な見た目をしている。フジツボだらけの帽子と服を身に着けている。武器は両腕の大砲だが、どうやって弾を込めているのかは不明である。常に獣の様な雄たけびをあげ、意味のある言葉は一切喋らない。大砲を破壊しに来た上下兄弟とセブンドラゴンズを襲い、大砲の腕で苦しめたが、攻撃する隙を与えないというウェンドの提案により一斉攻撃を受ける。その後はファイの炎と大砲の一騎打ちに負け、両腕の大砲を失う。最後は上下兄弟の蹴りで大砲に入れられ、そのまま海に向けて発射された。名前の由来は英語で『砲撃手』を表す『canonner』から。

  • ポ―キュパイン:ハリセンボンのモンスター。アゴヒゲを生やし、両耳にイヤリング、頭にバンダナを巻いている。武器は二丁拳銃。アーチンとは相棒。縄ばしごを登ったルシフを追いかけるが、ファニーボーンが切った滑車が顔面にぶつかってマストから転落、下にいたセイルマスターにぶつかった。名前は英語で『ハリセンボン』を表す『porcupine fish』である。ちなみに『porcupine』だけだと『ヤマアラシ』になる。

  • アーチン:ウニのモンスターでポ―キュパインの相棒。右目に傷があり、着ている服がトゲのせいで穴だらけである。武器は『ウニ鉄球』というモーニングスターで、鉄球部分がウニの形をしている。ポ―キュパインをマストから落とした(と思っている)ルシフと戦うが、彼に思いっきり投げ飛ばされた。名前の由来は英語で『ウニ』を表す『urchin』から。

  • パールアイズ:水死体のゾンビ。長い間海の中にいたせいで全身にフジツボ、ムール貝、サンゴ、ヒトデがはりつき、髪の毛が海藻になり、特にまぶたが二枚貝に変わり、眼球が真珠になっている。目は収まっているだけなので簡単に取れる。武器はピストル。ムッくんを「弱そう」と思って撃とうとしたが、高速移動したムッくんを見失って背中を殴られ、その衝撃で真珠の目玉が飛び出す。その後キレイな真珠だと思って目玉を拾ったガトレバーに「それは俺の目玉だ」と言い、驚いた彼女に目玉を時速151㎞/mで投げ返された。名前は彼の特徴にちなんだ、『pearl』と『eye』から。

  • シェルハット:巻貝のモンスター。頭に巨大な巻貝を被り、左目に眼帯を付け、全身はフジツボやサンゴだらけで、特に背中が多く、彼のコンプレックスである。武器はナイフ。アップと戦い、彼にコンプレックスを言われたことで怒り出したが、結局彼に敗北した。名前は『shell』と『hat』を合わせたものから。

  • パファー:フグのモンスター。左腕がかぎ爪が付いた義手で、釣針を口ピアスとしてつけている。武器は剣。体が非常に柔らかく、敵の攻撃の衝撃を吸収して無効化することができる。マッチョドラゴンと戦い彼のパンチを無効化したが、ブルーの魔法をくらって敗北した。名前は英語で『フグ』を表す『puffer fish』から。

  • シーホース:タツノオトシゴのモンスター。海藻で出来たマントをはおり、左足に木製の義足をつけている。武器はサーベル。ダウンと交戦し、隙をつかれて倒された。名前は英語で『タツノオトシゴ』を表す『sea horse』から。

  • スターウィッシュ:ヒトデのモンスター。全身にフジツボがつき、目の周りをサンゴが覆っている。武器はヒトデの形をした手裏剣。名前はヒトデの英名『star fish』と『願う』という意味の『wish』を合わせたもの。

  • ファニーボーン:骸骨のモンスター。左目から魚の頭が飛び出している。武器はカジキの頭蓋骨。イナトに襲い掛かり、その時勢いあまって滑車のロープを切ってしまった(その結果、滑車がマストの上にいたポ―キュパインに直撃した。)。その後、スーパーヤンキーに殴られた。名前は英語で『ひじ先の骨』を表す『funnybone』から。ちなみに、『funny』には『面白い、おかしい』という意味がある。

  • ソードプレイヤー:カジキのモンスター。全身にタトゥーが彫られている。タトゥーを見せつけるため、茶色のズボンとブーツしか履いていない。武器はレイピア。名前は英語で『カジキ』を表す『swordplayer fish』から。
最終更新:2023年07月09日 17:45