デラブラ:サルマーネ将軍

「その技,,,確かに『覚えた』ぞ!」

人物:『キューブロック団』の一員で『獣人志』の一人。

性格:非常に冷酷な性格で、その冷酷さは今までの獣人志と比較しても際立っている。かなり知能が高いが、自分の賢さに酔いしれている自惚れやでもある。ちなみにプライドが高く、『サル』と呼ぶと怒る。また、ラーバキングを殺して亡骸を彼の家族に見せようと考えたり、イナトに衝撃の事実を突きつけ、絶望する顔を見て喜ぶなど残酷かつサディスト的な一面も持っている。

概要:白い軍服と軍帽を身に着けたサル(おそらくチンパンジー)の獣人。勲章や腕章をたくさんつけており、彼の地位の高さと自己顕示欲を感じさせる。かなりの頭脳派で、偽の作戦をわざとファイターズに流しておびき寄せたり、『ラーバキングダム』の住人を言葉巧みに騙したりした。相手の技や魔法をコピーして使用する能力を持っており、本人曰く「コピーできない技はあんまりない」らしい。サルらしくバナナが大好物であり、見つけると我を忘れて飛びつく。しかし、これが彼の最大の弱点となってしまっている。

戦闘スタイル

基本的に前述のコピー能力を使用するが、実は近接格闘にも優れており、一撃でファイターズを戦闘不能にするほどである。ちなみにバリア発生装置も持っており、これでポーカーアサシンの銃弾を弾いている。

技 ・『豪猿木落砲(ごうえんもくらくほう)』:本人曰く、「最終奥義」。巨大な光線を放つ技。かなりの高威力かつ広範囲で連射も可能だが、その分多く体力を消費する。劇中では多くのファイターズをこの技で戦闘不能にした。


本編での活躍

戦う術を持たないラーバキング達との間に『キューブロック団が彼らを保護する代わりに、この島のレアメタルをもらう』という取引を結び、島のレアメタルを掘りつくした。その結果、ラーバキングダムの火山の活動が弱まってしまった。そこでサルマーネ将軍は、ラーバキングダムに『ファイターズを全員始末すれば火山を元に戻す』という新しい取引を持ち掛けた。その為に、ファイターズに『ラーバキングダムで兵器を製造している』という偽の作戦を流し、ファイターズをおびき寄せることに成功した。

しかし将軍は心優しいラーバキングがファイターズを倒せないことを見越しており、キングがファイターズと和解した時に、キューブ型の通信機を送って一方的に取引の打ち切りを言い出し、『プランB』に移行することを明かす。

その後は火山の山頂にてファイターズwithラーバキングと対峙し、『プランB』の詳細を語りだす。それは、キューブロック団の開発した火山活動を促す薬品を投げ込み、噴火でファイターズを一網打尽にするというものだった。

そして、ファイターズとの戦いを始めた。最初は技のコピーでファイターズを驚かせたが、ブルーの『何もしない作戦』を受けて格闘戦に切り替え、ビームス、オータ、サーダ、マッチョドラゴンを倒した。その後は同じく格闘戦が得意なムッくんに苦戦し、豪猿木落砲で彼を倒し、さらに連射してストロ、ラズ、NSブラザーズ、フシデ、レイザ、シグを倒している。

トドメにもう1発打とうとした瞬間、ラーバキングの攻撃を受けて怯むも返り討ちにし、キングに向かって「ザコはザコらしく、強い奴の言いなりになればいい」と言い放ち、彼を殺そうとした。

その時、アームスの作戦で、ブルーがおやつとして持ってきていたバナナを見せられ、それに飛びついたことで大きな隙ができ、そこを残ったファイターズによる総攻撃を受け、トドメにイナトの『大回転イナト斬り』をくらい、戦闘不能となった。

しかしまだ倒れておらず、イナトの技名を聞いたことで彼がイナト家の末裔であることを知り、イナトとファイターズ達にイナトの父親を殺した犯人がキューブロック団の副司令官『チョーホ』であることを明かした後、「貴様も父親と同じ末路を辿る」とイナトをあざ笑いながら消滅した。
最終更新:2023年07月09日 17:44