人物:巨大な火山島にある国『ラーバキングダム』の国王。
性格:非常に心優しく、慈愛に溢れている。自分の国民や家族を愛している。しかし、国を愛する気持ちが彼の最大の長所と短所であり、国の安全を盾にされるとそれがどんなに自分に不利であっても受け入れてしまう。争いが嫌いで、以前は争いを起こす物を軽蔑していたが、ファイターズと共にサルマーネ将軍に立ち向かった事によって考えを改め、『守る為に戦う事』を学んだ。
概要:体がマグマでできた芋虫の様な種族『ラーバ』達をおさめる王である。赤い目をしたマグマの体を持つ巨大な蝶々の様な姿をしており、頭には特殊な金属でできた王冠を被っている。王妃である『ラーバクイーン』とまだ幼い王子と一緒に暮らしている。『ラーバ』は火山から出るマグマや溶岩を主食としており、火山は彼らにとって神様に等しい物である。
戦闘スタイル
高温の球体を相手にぶつけるという技を使用する。しかしそれ以外の攻撃手段が無く、非常に打たれ弱い。
本編での活躍
本編開始前にサルマーネ将軍と『島を守る代わりにレアメタルをもらう』という取引を持ち掛けられ、戦う術を持たない住民達を守る為に取引を受け入れた。しかし、キューブロック団がレアメタルを取りすぎたせいで島の火山活動が弱まってしまった。すると将軍は、『キングがファイターズを始末する代わりに火山を元に戻す』という新しい取引を持ち掛けた。争いが嫌いなキングだったが、住民達のために仕方なく受け入れた。
ファイターズが彼の住処に入った時、初めはファイターズを倒そうとしたが、罪なき者を傷つけられない彼はファイターズを攻撃する事すらできなかった。
その後、ファイターズに事情を話し、彼らと和解する。その時、サルマーネ将軍が通信機を送り、一方的に取引を破棄し、『プランB(特殊な薬品を火山に入れ、噴火させてファイターズを始末する)』に移すと言った。
決心した彼は、ファイターズに「自分も一緒に将軍と戦うので連れていってくれ」と頼み、ファイターズに火山の頂上への近道を教える。
頂上でサルマーネ将軍と対峙した時、「弱っている火山にそんな物を入れたら何が起こるか分からない」と言うが、将軍に「この島は用済み、どうなろうが知ったことではない」と一蹴された。
サルマーネ将軍との戦いで多くのファイターズがやられていく中、将軍は残りのファイターズにトドメをさそうとしたとき、キングの放った火球が将軍に当たり、ファイターズ全滅を防いだ。
ラーバキングはファイターズとの出会いで『戦うことは守ること』であると学び、住民を守る為にサルマーネ将軍に勝負を挑む。
だがキングと将軍では圧倒的な戦力差があり、一撃で倒されてしまい、殺されそうになる。
しかし、ファイターズの活躍でサルマーネ将軍は倒れ、将軍に負わされたダメージも大したことなく、絶体絶命のピンチを切り抜けた。
ところが、何故か生きていたスクイドラス提督が割り込んで薬品のビンを宝と勘違いして拾いあげたうえに、ブルーが捨てたバナナの皮で足を滑らせ、ビンごと火山の中へ転落した。
そのせいで火山は大噴火したものの、幸いなことに火山は息を吹き返し、ラーバキングはファイターズに深く感謝した。これからは自分達の力だけで国を守っていけるよう努力すると告げ、キューブロック団との戦いを続けるファイターズの武運を祈り、彼らと別れた。
最終更新:2023年07月09日 17:45