箱スマ:ヨモツイクサ

23/9/20 作者編集済み

概要

RESETの保有する生物兵器。
いずれも意思疎通は不可能で、箱庭ファイターたちにその圧倒的な戦闘力で立ちはだかる。
RESETのトップであるキラーからは、「兄弟」と呼ばれているが、関係性は不明。

バグテリア


箱庭を襲った最初のヨモツイクサ。
文字通りバクテリアのようなとげとげした物体が連なってできた虫のような形をしている。
一度目はステージ氷山で乱闘中に、二度目はSM第1章の東の大遺跡、三度目は箱庭街と、幾度となく箱スマファイターを苦しめた。
また、SM第4章でも登場。フェイロン(シアナ)の模擬戦闘時に投入され、試作中の個体ではあったがフェイロンを圧倒した。
特筆すべきはその再生能力と成長能力で、どんな攻撃を喰らってもたちまち修復する。
また、爆発などの強力な刺激を与えられると羽が生えるなど、成長能力も驚異的。

最期は油をかけられた上にエレベーターに閉じ込められ、マークの炎を受けて再生する暇もなく焼死した。

ストローム


SM第3章に登場。
緑の細長いヒルのようなヨモツイクサで、前と後ろ両方に口がある。
高い体力とどんなものでも丸呑みし、消化する厄介な能力を持つ。
作中ではZくんの仲間のHくんや、カニカブトという人形を丸呑みにしたほか、巨大な船を瞬時に丸呑みにした。
また、アリスも呑み込んだが、中にいた被害者ごと脱出されてしまい、空腹で我を忘れて暴れ回った。

シビレイン


SM第3章に登場。
青の身体に黄色の斑点と、自然界の動物が用いる危険色のような体色をしているエイのようなヨモツイクサ。
オレンジがかった尻尾があり、その先に無数の毒針をもつ。
だが、獲物に狙いを定めて射出される「隠し針」に仕込まれている毒は一際強力で、治療の間に合わなかったセンチョを殺害し、ネスにウイルスを仕込ませ凍結させている。
しかしそこが弱点でもあり、隠し針をエッジに斬られた際には苦しみ悶えた末に絶命した。

SM3章のネタバレあり
+ ...

オオグライ


シビレインの死骸を丸呑みし、急成長したオオグライの進化系。
シビレインの毒針を使用するが、代わりに丸呑みができなくなり、吐き出すことに特化するようになる。
故に、高圧縮された空気砲のような攻撃を繰り出すようになる。

Zくんの宇宙船であるアルターエゴの必殺攻撃「イレイスランチャー」を喰らい、その後、箱スマファイターではない何者かにとどめを刺された。

余談

  • 名前の由来は黄泉の国(日本神話でいうあの世)に住む鬼たちを指す、黄泉軍(よもついくさ)。
  • ヨモツイクサの基本コンセプトは、「最初から物語の後半に出てきそうなボスクラスの敵」。
最終更新:2023年09月21日 05:49