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神々への祈り」を以下のとおり復元します。
*神々への祈り 猫神のお祭り
L:神々への祈り = {
 t:名称 = 神々への祈り(イベント)
 t:要点 = 未曾有の国難,神官達,祈祷
 t:周辺環境 = 晴れる空



**猫の神々への賛歌
***顔を洗い雨を呼ぶ者、病魔の駆逐者、愛と美の神の眷族、足音なき最上の狩人、素晴らしい肉球の主、多産と豊穣の神よ
***食糧倉庫の守護者よ、酒蔵の守り手よ、貴方方の守護の賜物たる食物を献じます
***暖かき日は陽溜まりが、寒き日は暖炉と炬燵が貴方達を温め、安らかな眠りが守られますように
***夜の如き黒、雪の如き白、輝く黄金、多彩で素晴らしい毛皮の持ち主よ
***爪を納める優しく賢明な者よ、最も愛されし耳を持つ者よ、見事な髭の持ち主よ
***最強の獣の一族、航海の守護獣、夜に輝く宝石の瞳
***気高き猫の神々よ、我ら青き旗の猫の国の猫の名を戴く地の民なり
***誇り高き獣の王族たる我らが父よ、多くの児への情深き偉大なる我らの母よ、子たる我らに豊穣の加護を与えたまえ、幼き我らが子に庇護を与えたまえ

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|祭司 イラスト 榊聖|イラスト 兄猫mk2|

*猫神祭り
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お祭りの風景 イラスト INUBITO

*ご挨拶
何時もお世話になっています、摂政のYOTです。

ゴロネコ藩国は森の消滅という森国人にとって致命的な未曾有の国難を迎えました。
国民の方々の努力と、各国の様々な方々からの多大な支援、猫神様の加護のお陰で森は回復しつつあります。
また大きな国難を迎えていた共和国全体を見ても、状況は回復しつつあります。
これからは森の平穏を保ち、子供達を健やかに育て、幸せな家庭を作っていく事が目標となります。

そのために未曾有の国難を無事に乗り越える事が出来た感謝の祈りを猫神様に捧げ、
また多産と豊穣を司る猫神様に、若き森の平穏な成長と大地の豊穣、子宝と子供達の健やかな成長の加護を祈る
猫神様のお祭りを開催する事を決定いたしました。
お祭りを成功させるために国民の皆様のご支援と協力をお願いいたします。


*お祭り企画
豊穣と子宝、子供たちの健やかな成長を猫神様に祈願するお祭りを開催いたします。

**祈りを捧げる神々
ブータ先生
ハンニバル様
神殿の猫神様
猫の神々

**祈りの内容
森の豊穣への祈り
作物の豊穣への祈り
漁業の豊漁への祈り
子宝の祈り
子供たちの健やかな成長への祈り

**運営
***主運営
神殿の神官の方々

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能神楽 イラスト 榊聖


***運営協力
ボランティアの方々
藩国政府

**開催場所
猫神様の神殿

**賛歌と祈り
神官の方々の指導の元に参拝者が全員参加可能な形で祈りを捧げる儀式を行います。


**料理
猫神様は食糧倉庫や酒倉の守り神でもあります。
猫神様に守られた食糧で作ったおいしい料理とお酒を、感謝の気持ちを込めて猫神様と分かち合い、皆で楽しく飲み食いしましょう。
ボランティアの方々の作った料理が参拝者に無償で振る舞われます。

**音楽と踊り
歌と踊りと楽器演奏を皆で行う楽しみ、その楽しい場を猫神様に捧げましょう。
色々な種類の音楽での演奏や踊りが行われる予定です。

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お手をどうぞ イラスト 榊聖

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イラスト INUBITO 
**屋台
屋台等の出店も可能です。
内容は焼きそば等の食べ物や、射的等のゲームを想定してます。
混乱を避けるために原則として事前に運営に申請して敷地の提供を受けてください。

**各国からの参加
他国からの猫神様への祈りに参加したい方や、お祭りに参加したい方も募集しております。


**警備、誘導
マジカルポリス+妖精に愛されしもので構成された藩国部隊が警備につきます。
召喚した羽妖精の方々と連携を取り合い警備と誘導等を行います。


**猫士の方々への命名式
藩国猫士の方々のこれまでの活躍と精勤を讃え、国から全員に名前を授与し、猫の神々に猫士への加護をお祈りいたします。



**摂政の日誌
祭りの日、神官達が祈りを始めると、空に雲が湧き上がり豪雨が降りだした。
森を育てる恵の雨だと皆喜び、雨に濡れながら祈り、踊り、雨音を交えて歌い奏でた。
この国に傘はなかったので皆濡れていた、昔、傘を持ってこの国に逗留していた客人を少し思い出す。
やがて雨が上がり、空を見ると急速に晴れ渡り雨上がりの透き通るような晴天が広がっていた。
空を見るのは久しぶりだった、とても綺麗な空だった、周りを見ると皆空を見ていた。
やがて雨上がりの空の下で再び皆歌い、祈り、踊り、食らい、奏で、飲み、戯れた。
今日は良い日だと思った。



文 YOT



*SS
アム「ふう…以上無し。一旦警備小屋に戻るでござる。」
カオニャン「了解です。」

ここは祭典会場…。ゴロネコ藩国メンバーは交代で祭典会場の警備や迷子センターなどの仕事をしている(病院の協力を得て出張診療小屋もある)。警備小屋は様々な露店等かある場所に設置された。

警備小屋…主に警備にあたっている面々の無線連絡等をしている。

アム「戻ったでござる。」
メニャン「お疲れ様ですニャ。」
YOT「今の所は平和ですね…」
カオニャン「他の方々は会場を見回ってます。ウルさんと武田さんが、かた抜きの露店でうきーってなってました。」
YOT&メニャン「…」

二人は顔を見合わせた。

YOT「この分だと藩王さまも…」 
アム「リンゴ飴の露店前でうろうろしてました。」

YOT「ははは…」

この三人(榊聖、ウル、武田)は既にスリ撃退と迷子保護等で活躍していた。が…目を盗んで遊んだ模様。


一方迷子コールセンター(テント)
わたどり「うーん。大変だ……泣き止まないよぉ」

迷子で保護された子供が泣いている。

子供「わーんわーん」
わたどり「い…今お知らせしたからね、あ、えーと…リンゴ飴たべる?」

子供は泣き止まない…

わたどり「とほほー」

他の猫士達も忙しそうに動いている。


戻って警備小屋…

YOT「では、今度は私らがいきますね。」
アム「後は頼むでござる。」
多魔「了解。お気をつけて。」
血尾「カオニャン、メニャンたのむニャ」
カオニャン「了解です。」
アム「(ぬう…藩王さま達が戻ってこない…ローテーションが…)」


会場露店道…

YOT「うん。賑やかだ…しかし、気を引き締めていきましょう。」
アム「はい。」
メニャン&カオニャン「ニャ。」
YOT「では、別れて…」
メニャン「焼きそばー!(ダッシュ)」
カオニャン「かき氷の~(ダッシュ)」

待ってましたと言わんばかりに会場に消える二匹。

アム「Σあ、ちょっ…!」
YOT「うーむ。猫士達も忙しそうでしたから…(苦笑)」
アム「それでは他の猫士達が…」
少し言い争いになりかけた所で二匹が目当てのモノを持って帰ってきた。

アム「(早い…)」
YOT「食べたら始めましょうね。」
メニャン「ニャ…つい」
アム「YOTさん人が良いでござる…」

アムはふと考えて納得して頷いた。これは可愛いものなのだなぁと…
そこへ、人ごみを分けてこちらに来る法被を着た人か近づいてくる。

?「あーいたいた!お客さんおつりおつり~」
メニャン「あ、ごめんなさいニャ」

誰かに似ている…

YOT「あ。」
アム「なにやってるでござる?」

法被とだて眼鏡をしているが、明らかに武田である。

武田”大納言”義久?「ゑ?ワタシワタケダデワナイデスヨ?」
カオニャン「武田さんの名前はだして無いニャ?」
武田”大納言”義久?「Σちぃ!策士さんめ!」
アム「自滅だバカ…(ぐったり)」

武田?はにげたした。

アム「ぬう…サボりか?追うでござる!」
YOT「いきましょう。」

YOTとアムは人ごみをかき分け追いかけた。

カオニャン「メニャンのバカ!(ネコパンチ)気付かなかったニャ!?」
メニャン「Σぶはっ!き…気づいたけど、焼きそばが先ニャ!」
カオニャン「ダヨネー」

マイペース二匹も二、三口食べてから追い掛けた。


露店前…

YOT「この辺かな?」
アム「同じような屋台があるのも、祭りのよくある風景でござるなぁ…」
メニャン「ニャ、あれニャ。」

見ると同じ法被を着た人がいる焼きそば屋台がある。

榊聖?「いらっしゃーい」
YOT「こんばんわ(超にっこり)。」
ウル?「Σギョッ!捲いてないぞ!」
武田?「隠ぺい失敗 てへ(はぁと)」
榊聖?「(はぁと)じゃなーい!あほかー」


プチパニックで…まる聞こえ

カオニャン「ええと、ナニをしているんですかニャ?」
ウル?「(・・?)」
アム「(-_-+)キラーン」
ウル?「Σ( ̄□ ̄;)ぬぉう!」

顔文字というSSでしか出来ない行動で混乱(?)をおこし逃げようとしたが反撃されたため失敗に終わった。

YOT「藩王?」
榊聖?「…(ツーン)」

榊聖はプイッと違う方を向いた。逆の発想でハチマキと法被で派手な変装をしているようだ。

アム「武田?」
武田”大納言”義久?「ワ…ワッショーイ」

同じく法被とだて眼鏡。

メニャン「ウルさん~?」
ウル?「ア…アイキャン ドゥーイットゥ!」

同じく法被と…ヘルメット。
名前で反応している時点でアウトである。

ウル?「せ…世界の果てまで~」
榊聖?「いって~」
武田”大納言”義久?「き…」
アム「Σまてい!どこの祭りに行くつもりだ!」

放送事故の混乱で逃げようとしたがこれも失敗。さっきから危ないと思われるネタが満載…。

メニャン「ハンターはいないニョ?」
武田?「祭りならこの三人だズェ。」
アム「…おいおい(汗)」
YOT「…。(ヘルメットの人引退しなかったけか…?ハンターはこの前でてたなぁ…)」

カオニャン「ニャ?YOT摂政?」

はっとして、我に返る。

YOT「こ…こほん。(赤面)理由をお聞かせください。」

三人「…」

口は割らない様子。

アム「メニャン、カオニャン。」

そう言うと二匹は屋台の前で演技をし始めた。

メニャン「わーここの焼きそばかたくてまずーい(棒読み)」
カオニャン「フランクフルトもー(棒読み)」
客「え?本当?」

お客さん達が足を止めて見てる。

榊聖「Σぎゃー!ストップストップー!」
ウル「Σ同じような屋台があるんだから口コミで悪い噂が広がるー!」
武田「Σ悪い噂は致命的じゃー!」


三人大慌て…そして


YOT「…なるほど。焼きそば屋台のオヤジさんが倒れてかわりにですか…」
榊聖「そうそう」
ウル「いやーははは…」
武田「…」

後ろではメニャンとカオニャンがさっきのフォローをしている。

YOT「今回だけですよ?」
三人「はーい。」

その後、焼きそば屋台のオヤジは軽い貧血で出張診療小屋にいることが判明。代わりの人が屋台に復帰。
わたどりが相手をしていた子供も無事母親の元に戻った。


…警備小屋

雑賀有「ほほう…そんなことが。」
YOT「ええ、まぁ、その後の警備は平気でしたが…」

後半組の軽いミーティングをしている様だ…。あの後オヤジさんが復帰、榊聖達も仕事に戻った。

雑賀有「…さっきたこ焼き売ってる藩王見たぞ?」
わたどり「あ、私はかき氷を売ってるウルさん見ました。」
YOT「え?」

YOTは目が点になっている。

わたどり「世界の果てまで行ってきそうな格好でした(笑)」
アム「えー」
雑賀有「露店は子供だけじゃなく大人も笑顔になる所が多いからなぁ。まっ、回りを見ながらやってるらしいし評判も良いみたいよ?」

何となく感づいていたが逆にYOTは体力あるなぁ…と呆れ顔になった…

YOT「ふぅ…祭り好きなのは悪くない…かな?」
雑賀有「多分藩王達は国民のリラックスした笑顔を見たくてやってるんだと思うよ(笑)俺たちはフォローに回ろか?」

警備小屋から打ち上げ花火をボーッと見ながら雑賀有は答えた。

祭りは後半に…… 

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YOT「あ、屋台のレンタル代…」
わたどり「お?」
雑賀「手伝っていると聞いてますよ(笑)」

文 武田”大納言”義久

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