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白魔法学校 - (2008/10/17 (金) 00:17:19) のソース

*白魔法学校
L:白魔法学校 = {
 t:名称 = 白魔法学校(施設)
 t:要点 = 白魔法、白い服、先生
 t:周辺環境=学校
#ref(白魔法使い2.jpg)
[[冬服>白魔法使い3.jpg]]

#ref(白魔法使い1.jpg)

#ref(白魔法漫画.jpg)

**設定文
***白魔法について
ゴロネコ藩国における白魔法とは最終的な目的を対話によってお互いにとって最も有益な道を探すためと定めて行使する魔法を指す。
目的を達成するために主に三つの系統の魔法の習得に重点を置かれている。
三つの系統とは、一つは対話の魔法、一つは守りの魔法、一つは束縛の魔法である。

***対話の魔法
対話の魔法は神々、悪魔、動植物、機械、異星人等を含むあらゆる存在とお互いの意思と意見を戦わせ
互いにとって最も有益な道を探る魔法である。
対話の魔法はあくまで相手と言葉で会話を行なうのと同レベルの対話を行えるようにする事を目的とする。
相手の気持ちを考えた上で話し合うのは誰にでも備わっている能力であり、魔法ではなく通常の対話にて解決するべき事柄だと考えられているためである。
たとえお互いに仇同士であり憎み合っていて、相手の気持ちになることが困難であってもそれは同じである。
このため対話の魔法は同調と言うより翻訳魔法や舞踏や歌唱等で意思を伝える魔法と言った性質のものの研究が進められている。

***守りの魔法
守りの魔法は敵対状態の相手に対して対話可能な状況に持ち込むために使用する魔法である。
相手にこちらが殺されては対話を行なう事が出来ないからである。
そのために個人レベルや集団レベルで魔法の防壁や結界を構築する事で自分や周囲の身を守る魔法の研究が進められている。

***束縛の魔法
束縛の魔法は守りの魔法と同じく敵対状態の相手に対して対話可能な状況に持ち込むために使用する魔法である。
相手にこちらが殺されては対話を行なう事が出来ないのと同じく、こちらが相手を殺してしまっても対話が出来ないため
相手を生かしたまま対話が可能な状態に移行させるために使用される。
また暴力によって事態を解決するのが相手に取って最も利益がある方法であると認識されている場合にその方法を縛ると言う事でもある。
そのために命を奪わずに相手の動きを封じる魔法や意識や戦闘能力を喪失させる魔法の研究が進められている。

***白魔法の使い手への制限
白魔法の研究によって得られた力は、白魔法本来の目的でのみ使われるべき力であり
誤った使い方をされた場合に制限を設けるための研究が行なわれている。
例えば反撃で相手を撃ち殺すために守りの魔法を行使した場合
相手を脅迫するために束縛の魔法を行使した場合
自分の利益のみを考えた詐術に対話の魔術を行使した場合などに、その力が失われる事を目的としている。


***白魔法学校について
ゴロネコ藩国立白魔法学校は文字通り白魔法を教える学校である。
共和国環状線ゴロネコ藩国駅付属学院に併設されている。
生徒と教師は互い取ってに対話を学ぶ師でもあると考え互いに敬意を払うべきとされている。
外来の客人もまた師でもあるとして敬意を払うべきであるとされる。
広く門徒が開かれていて、訪れた者は誰でも大きな楡の木の木陰で先生の話を聞くことが出来る。

***校舎について
中央にシンボルでもある大きな楡の木があり、巨木の傍らには羽妖精の住む泉が湧いていて、泉からは小川が流れている
小川の横には校舎があり座学は校舎で教えられているが、他の説法や瞑想などは楡の木の木陰で行なわれる事が多い。


**SS
#ref(白魔法漫画2.jpg)


榊聖「と、言うわけで学校に潜入します」


~回想~藩国政務室

榊聖「んー。白魔法学校…授業とか受けてみたいな…」

武田「…入学したてのこの時期なら、せんこー顔覚えちゃいねぇな。いけるぜ?」

わたどり「いやいやいや…(汗)」

武田「やったことある。ポーカーフェイスと、度胸が必要だな」

榊聖「だいじょうぶ!伊達に藩王やってないわよ!」
わたどり「ちょっ!二人とも…(YOTさんをちらりと見る)」

しかしYOTは…

YOT「武田、長ランとか特攻服とか着てきたら、ダメだよ?」

わたどり「Σ(行く気満々!?)」

榊聖「セーラー服は~?」

YOT「指定の白い制服着ないとだめです。」

榊聖「ちぇー」

武田「(きっつとか言ったら殺されるべな…)」
榊聖「………」
(ぐ~りぐり)
武田「ぎ…ぎぶぎふ」

~回想終了~


わたどり「…早速ですが。藩王さま…だけじゃないですが…。まず変装してください藩王さま。」

榊聖「あ、ごめんごめん。」

わたどり「武田、どっかの藩王さまの真似して短ランやめなさいって」

武田「うーい。」

わたどり「ウルさん化粧のみ女装は勘弁してください…」

ウル「ん?YOTさん来てないの?」

来ている人を見渡すと待機、非番などぬかし、ブレーキになる人がわたどりぐらいしかいない(六花はおとなしい)。

榊聖「…珍しいわね。」

わたどり「(わ…私がなんとかしなければ)」

わたどりは気合いが入ってる。事前にアムから変装セット?を借りているがわたどり六花以外は着てきてないようだ。

六花「あの…本当に大丈夫なんですか?」

榊聖に「制服似合う可愛ぃ~」と言われて、抱きつかれて動けないでいる六花。

武田「平気だべ。こんなこともあろうかと、今日は五人程休み確実なクラスがある所を作っておいた!(どーん)」

ウル「深い話は?」
わたどり「聞かない方がいいかな……」

ちなみに、榊聖はその場しのぎで眼鏡をかけた。ウルはカツラを被った。武田はバンダナの色をかえただけ。

わたどり「(不安だ!)」
一行は白魔法学校へ。



~学園前~

女子生徒「おはようございます。」

男子生徒「おはよー」

気持ちのよい朝に響く元気で爽やかな声…

六花「おはようございます~………良い天気でよかったですね。」

ウル「そうですね~。」

わたどり「綺麗に掃除してありますね…ちゃんと毎日掃除してるんだなぁ」

我が白魔法学校は駅付属学院の中にある、白魔法学校丸ごと入るので相当な大きさである。

榊聖「あー……なんか、学校きたら眠くなっちゃった…」

武田「んー、そりゃ正常だ。」

わたどり「…正常じゃありませんから…良いですか?目立った行動をしないでくださいね!白魔法学校の日常を見るが今回の目的ですからね!」

しかし…

榊聖「武田ー、なんか持ってきたー?」
武田「カバンは持ってきた」
榊聖「中身は入れてきてるんでしょうね?」

暴走機関車二人と、

六花「わー、ウルさん髪型こうすると可愛いですよー」(注)ウルはノリノリで女装している
ウル「わーい、ありがとうー」

天然二人組
勿論今の話を聞いてたのかわからない。

わたどり「しくしく(ダレか助けてください…(涙))」

わたどりは世界の中心で叫びたくなった…かもしれない。

変装した五人が中央の大きな木の下に入ると。

(カランカランカラン)

教師が鐘をならしている。

教師「はーい。そろそろ始まるよー!」

六花「あ、いそぎましょ」

わたどり「Σ心の準備が」

武田「巧いエスケープの方法は…」
榊聖「うんうん」

わたどり「わー!変なことふきこまない!武田、教室は?」

武田「一番はじのクラス」

ウル「いきますか~」
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