【名前】テナシテ・ジャルジー
【所属】魔王エンヴィー(嫉妬)
【種族】花の魔人
【外見】うぐいす色の髪のスレンダーな美女。
【職業】花畑の番人
【年齢】19
【趣味】花の世話、日光浴
【好きなもの】植物、晴れ
【嫌いなもの】火、冬
【性格】常に無感情で、他人との会話も非常に事務的。花の世話をしている時と、日光浴をしている時だけは穏やかな表情を見せる。
【権能】
『蛇の花』(ジャサント)
テナシテが世話した草花は全て食人植物と化し、彼女の許可なく近づく生物に襲い掛かる。
茨に絡め捕られ、枝葉に肌を咲かれ、花弁に肉を食い千切られる。
そうして地に伏した獲物は、最後に根に貫かれ生気を吸われ畑の肥料となる。
また花粉には微量の毒が含まれ、大量に吸い込めば全身が麻痺する。
【所属】魔王エンヴィー(嫉妬)
【種族】花の魔人
【外見】うぐいす色の髪のスレンダーな美女。
【職業】花畑の番人
【年齢】19
【趣味】花の世話、日光浴
【好きなもの】植物、晴れ
【嫌いなもの】火、冬
【性格】常に無感情で、他人との会話も非常に事務的。花の世話をしている時と、日光浴をしている時だけは穏やかな表情を見せる。
【権能】
『蛇の花』(ジャサント)
テナシテが世話した草花は全て食人植物と化し、彼女の許可なく近づく生物に襲い掛かる。
茨に絡め捕られ、枝葉に肌を咲かれ、花弁に肉を食い千切られる。
そうして地に伏した獲物は、最後に根に貫かれ生気を吸われ畑の肥料となる。
また花粉には微量の毒が含まれ、大量に吸い込めば全身が麻痺する。
『狂い咲く毒蛇の花畑』(ジャサント・フォリーアルメ)
生物の生気を吸い成長した食人植物はテナシテの忠実な僕となる木精霊(ドリアード)を生み出す。
華奢な体躯のドリアードに大した戦闘力は無いが、体内には大量の種子と花粉が詰まっており、倒されるとそれらを周囲にばらまく。
種子はあらゆる場所で芽を出し、周囲は瞬く間に食人植物の群生地となる。
さらに飛散する大量の花粉によって周囲の生物は身体の自由を奪われ養分となり、群生地からあらたなドリアードが生まれる。
なお、食人植物が枯れるとその植物からドリアードは一瞬にして枯れるため種子や花粉の飛散も起こらない。
生物の生気を吸い成長した食人植物はテナシテの忠実な僕となる木精霊(ドリアード)を生み出す。
華奢な体躯のドリアードに大した戦闘力は無いが、体内には大量の種子と花粉が詰まっており、倒されるとそれらを周囲にばらまく。
種子はあらゆる場所で芽を出し、周囲は瞬く間に食人植物の群生地となる。
さらに飛散する大量の花粉によって周囲の生物は身体の自由を奪われ養分となり、群生地からあらたなドリアードが生まれる。
なお、食人植物が枯れるとその植物からドリアードは一瞬にして枯れるため種子や花粉の飛散も起こらない。
【詳細】
草花の世話に生きがいを見出しているテナシテも、もとは別の世界で咲いた名も無き一輪の花だった。
魔力の多い土地で芽吹いたその花は、3年間魔力を吸い続けたことで運よく"テナシテ"という自我を宿すに至る。
さらに3年で、希薄だった"自我"は"ドリアード"にまで存在の濃度を高め、初めて肉体を手にいれる。
自由に動き回れる足を得た彼女は魔力の淀む森から飛び出した。
草花の世話に生きがいを見出しているテナシテも、もとは別の世界で咲いた名も無き一輪の花だった。
魔力の多い土地で芽吹いたその花は、3年間魔力を吸い続けたことで運よく"テナシテ"という自我を宿すに至る。
さらに3年で、希薄だった"自我"は"ドリアード"にまで存在の濃度を高め、初めて肉体を手にいれる。
自由に動き回れる足を得た彼女は魔力の淀む森から飛び出した。
風が通り、日当たりが良く、根を張るにぴったりの柔らかい土を求めて。
そうして森を飛び出した彼女が目にしたのは、不当に草花を汚す生物の存在、人間たちの暴挙だった。
だが、同胞を虐げる人間の存在を目の当たりにしたテナシテの胸中に芽吹いたのは、怒りではなかった。
だが、同胞を虐げる人間の存在を目の当たりにしたテナシテの胸中に芽吹いたのは、怒りではなかった。
"植物は自らの意志で生きる場所を決められない"
"なぜ人間は自分で生きる場所を選べるのに、好き好んで他者の居場所を奪う暴挙が許されているのか"
"自分たちだって、よりよい場所で根を下ろしたい"
"人間のように、他者から奪ってでも"
"なぜ人間は自分で生きる場所を選べるのに、好き好んで他者の居場所を奪う暴挙が許されているのか"
"自分たちだって、よりよい場所で根を下ろしたい"
"人間のように、他者から奪ってでも"
その後、3年かけて"魔人"にまで成長したテナシテは世界を草花で埋め尽くし、生物は完全に植物の支配下に置かれることとなった。
魔人になってから故郷の世界を支配するまで、たった10年足らず。
侵略者としての実力を評価した『魔神』の誘いを受け、テナシテはパンゲア大陸、プシュコマキア王国にやって来たのだった。
魔人になってから故郷の世界を支配するまで、たった10年足らず。
侵略者としての実力を評価した『魔神』の誘いを受け、テナシテはパンゲア大陸、プシュコマキア王国にやって来たのだった。
風が通り、日当たりが良く、根を張るにぴったりの柔らかい土を求めて。
【備考】
別に人類や動物に対して悪い感情を持っているわけでは無い。
ただ人類が生存圏の拡大を求め、半ば当たり前のように森を切り拓くならば、植物とて力を得た以上生存圏の拡大を求め、当たり前に人類の領域を脅かすというだけの話である。
植物との融和が出来る穏やかな気性の人間がいることも理解しており、インドア派でありながら自然を愛する東宮 黒穂とは、互いに勇者と魔王であると知らなければ良好な関係が築けるだろう。
反対に、支配欲が強く利用できるものは何でも利用する我龍院 征子は宿敵となりうる。
また、生存圏の確保を目的とした森林伐採などではなく、破壊そのものに喜びを見出しているルシファーとは絶対に分かり合えない。
別に人類や動物に対して悪い感情を持っているわけでは無い。
ただ人類が生存圏の拡大を求め、半ば当たり前のように森を切り拓くならば、植物とて力を得た以上生存圏の拡大を求め、当たり前に人類の領域を脅かすというだけの話である。
植物との融和が出来る穏やかな気性の人間がいることも理解しており、インドア派でありながら自然を愛する東宮 黒穂とは、互いに勇者と魔王であると知らなければ良好な関係が築けるだろう。
反対に、支配欲が強く利用できるものは何でも利用する我龍院 征子は宿敵となりうる。
また、生存圏の確保を目的とした森林伐採などではなく、破壊そのものに喜びを見出しているルシファーとは絶対に分かり合えない。