アーチャー(亜種聖杯)


【CLASS】アーチャー

【真名】無銘

【マスター】

【性別】男

【性格】
小言や皮肉を言いニヒルな態度を取りつつも、奮闘するマスターを温かく見守り支える「守りし者」。
彼は「英霊エミヤ」よりも態度は若干気さくで柔らかい。
一人称も英霊としての立場の時は「私」、個人としてなら「オレ」と頻繁に使い分ける。

【出典】未来「名も無き正義」

【属性】中立:中庸

【ステータス】
筋力:C
耐久:C
敏捷:C
魔力:B
幸運:D
宝具:A++

【クラス別スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。ランクCならマスターを失っても一日間現界可能。

対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

千里眼:C+
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力。プラスは魔術による瞬間的な向上を含めたもの。

魔術:C-
オーソドックスな魔術を習得。道具の本質を一時的に增幅する「強化」、物質の構造を把握し、一時的に複製する「投影」を得意とする。

戦闘続行:D-
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。礼装による恩恵で習得している。

仕切り直し:E+
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。こちらも礼装による恩恵で習得している。

【宝具】
無限の剣製(アンリミテッドブレードワークス)
ランク:E-〜A++
種別:対人宝具
レンジ:30~60
最大捕捉:????
内部は果てなき荒野に無数の剣が突き刺さっている心象風景が広がる。※二枚目の画像
視認した武器(例外もあるが基本的には白兵武器に限る)や防具を複製し、結界内にストックしておく。一度複製した武器や防具は固有結界を発動せずとも投影魔術として外界に引き出すこと(防具の場合は宝具一回分の魔力がかかる)ができるほか、応用的に自分好みに改良を加えることもできる。
また、持ち主たちの使ってきた経験や宿った意思までも複製する。(それらを解析し、模倣することで本来の使い手の技量や使用した技などもオリジナルに及ばないが真に迫る再現ができる)
なお複製した武器はランクが一つ下がるほか、神造兵装といった極めて高レベルの武器は複製できない(彼曰く「完全な複製はできぬが真に迫ることはできる」ので厳密には複製「できない」わけではなく、したら自滅・オーバーロードしてしまうので「したくない」が正しい。しかしそれは依り代たる主がいない場合で、主がいるのならセイバークラスの聖剣を持ち出しても全性能は引き出せないものの自滅はしない)。
外界に引き出した武器は「全投影連続掃射(ソード・バレル・オープン)」で矢として飛ばすことができるほか、魔力の詰まったそれ自体を相手にぶつけ、崩壊させることで使い捨ての爆弾として扱う技「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」として使うことも可能。
結界を展開した場合は既に貯蔵されている物なら投影魔術を使用せずとも即座に使用することが可能な上、世界からの修正もないのでイメージを保持しなくとも消えることはなくなる。
なお展開時に既に貯蔵されている物なら魔力は消費しないが結界の形成から維持まで消費し続ける上に、展開時になかった物を作る、破壊された物を再び作るといった事をした場合は激しく消費する。
詠唱は本来鍛練により短縮可能だが、錬鉄可能条件向上による影響で短縮は出来ない。

投影宝具一覧
※一部であり、ランクD以下の宝具は記入していない。なお、視認した道具は貯蔵されるため、例え宝具であっても神造兵器又は形の無い宝具では無い場合は投影可能。
(ただし、上記により貯蔵された宝具の投影には宝具一回分の魔力消費をするか無限の剣製内での使用に限る)

干将・莫耶(かんしょう・ばくや)
ランク:C-
由来:古代中国・呉の刀匠干将と妻の莫耶、及び二人が作った夫婦剣。
片手で振るえる双剣で、干将は亀甲紋用の浮き出た漆黒の刀身を持ち、莫耶は白亜の刃を持つ。 互いに引き合う性質を持つ夫婦剣で、二つ揃いで装備すると、対魔力が1ランク上昇する。
宝具としてのランクは高くないが、投影の負担が軽いことと、先の特質から愛用している。アーチャーの手によって刀身に魔除けの文句が刻まれており、巫術器具として使うこともできる。
彼自身の宝具ではないが、れっきとした「干将・莫耶」を持つ英霊が召還した物なら怪異に絶大な効果がある対怪異用宝具となるという。
彼自身の特技とこの双剣の能力を最大限に発揮する奥義「鶴翼三連」を体得しており、使用時に特有の漢詩を詠む。また鳥の羽のように刃を伸ばした「干将・莫耶オーバー・エッジ」も存在する。


偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
ランク:A
彼の主武装の一つである改造宝具。
「偽」や「Ⅱ」といった文字から分かるようにアーチャーが自らの手で改造を施しており、本来の「カラドボルグ」とはまた違ったものであると思われる。
本編では矢として弓に番えたり、手に持って振るったりとよく使われている。
また、真名解放することで周囲の空間を削り取るなどの効果を見せ、その威力は直撃ではなかったのにも関わらずメディア(キャスター)をずたずたに引き裂くほど。空間転移していてもその効果ゆえ空間ごとダメージを与えていたとのこと
本編では「壊れた幻想」はこの宝具を用いて使用している。


熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
種別:結界宝具
「無限の剣製」内でのみ使用できる投影宝具。彼が使用する結界宝具にして、彼が持つ最強の防具。
その名の通り、真名解放すると7枚の光の盾が花弁のように展開する。
彼の固有宝具ではなく、元はギリシャ神話のトロイア戦争にてアイアスが使用した盾。一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持ち、英雄ヘクトールの投擲を唯一防いだという逸話から飛び道具(エクスカリバー等の光線も含む)に対しては無敵とされる。一応、盾であるため近接攻撃もある程度軽減出来る。
ただし、彼の能力の関係上、魔力の消費は宝具一回分となる。


赤原猟犬(フルンディング)
由来:北欧の英雄ベオウルフが振るった剣フルンティング。
射手が健在かつ狙い続ける限り、標的を襲い続ける効果を持つ。スピンオフ作品において冬木新都のセンタービルから冬木大橋へ、弓につがえて放ち、魔弾として使用した剣。 一度射出されると射手が健在な限り弾かれようとも標的を追尾し続ける。魔力のチャージ量を上げる事により速度、追尾性能の上昇も可能。


永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
ランク:不明(オリジナルはA++)
「無限の剣製」内でのみ使用できる投影宝具。かのアーサー王が所持していた聖剣「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の贋作。
「無限の剣製」の錬鉄可能条件が向上したため、神造兵装をギリギリ可能な劣化品として投影している。それでも彼が「禁じ手の中の禁じ手」と言うだけあって、他の投影品とは一線を画す莫大な魔力消費(宝具一回分、不足した場合は無限の剣製の強制解除)と、それに見合った桁外れの威力(ダイス+重症確定)を誇る。発動後に片腕の魔術回路が崩壊する重症を負い、約半日の間は投影などの魔術行使が不可能になる。なお、この重症は令呪以外での修復は不可能。
彼の最大投影宝具にして禁断の投影品。

【詳細】
名前のない英雄。
架空の英霊。
フェイカー。
かつて正義の体現者として人生を費やした、錬鉄の魔術師の末路。生前、奇跡の代償として「死後の自分」を聖杯に売り渡し、以後聖杯に使役されている「正義の味方」の概念。大衆が望む「正義の味方」が、人のカタチで起動した存在。
この英霊の元になった人物、そういった過去を歩んだ人物は確かに存在するが、彼が英雄として祀られた時点でその名前は人々の記憶、歴史から忘れ去られている。
人々に認められなかった名も無き正義の味方の代表者。故に真名もあの少年の名では無く、「無銘」である。

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最終更新:2015年11月07日 21:56