初投稿です。ss初心者なので多少の誤字脱字、設定の違和感等は大目に見てください。
ゆ虐/愛で注意/お姉さん/胴付きフラン/ちぇん/
ゆ虐/愛で注意/お姉さん/胴付きフラン/ちぇん/
私は名もなきお姉さん。
可愛いフランとの生活を満喫している。
可愛いフランとの生活を満喫している。
「フラーン!おやつ一緒に食べよー!!」
「うー!あまあまだどー!」
「うー!あまあまだどー!」
ペタペタと可愛らしい足音を鳴らして駆け寄ってくるのは胴付きフラン。
私が愛してやまない至高のゆっくり。
捕食種として私の大嫌いなれいむ種やまりさ種を狩ってくれる素晴らしい子だ。
冷蔵庫で冷やしておいたシュークリームを皿に出して持っていけば、わぁーい!と駆け寄ってきて
抱き着いてくる。うっほ天使・・・あっ下品。失敬失敬!
私が愛してやまない至高のゆっくり。
捕食種として私の大嫌いなれいむ種やまりさ種を狩ってくれる素晴らしい子だ。
冷蔵庫で冷やしておいたシュークリームを皿に出して持っていけば、わぁーい!と駆け寄ってきて
抱き着いてくる。うっほ天使・・・あっ下品。失敬失敬!
喜ぶフランをなだめて席につかせ、一緒にシュークリームを頬張る。
フランの可愛い顔を見ながら、思考に浸る。ゆっくりの出現で変わったようで、そんなに変わらなかったこの世界のことを。
フランの可愛い顔を見ながら、思考に浸る。ゆっくりの出現で変わったようで、そんなに変わらなかったこの世界のことを。
数年前、日本のとある県の山中にて、人語を話す丸い物体を目にしたという通報が警察に入った。
当然イタズラ電話だと処理されたが、それからというものの、日本各地でそんな通報が相次いで警察が本格的に調査を始めることになった。そうして見つかったのが「ゆっくり」。
当然イタズラ電話だと処理されたが、それからというものの、日本各地でそんな通報が相次いで警察が本格的に調査を始めることになった。そうして見つかったのが「ゆっくり」。
いつから?今までなぜ見たことがなかったのか?など、日本だけに留まらず世界中で議論、討論が行われたが、結局憶測の域を出なかった。
ならば本人たちに聞けばいい、そう思うだろう。だが「ゆっくり」はとても頭が悪かった。
話は出来るが幼児程度の知能、あるいはそれ以外で、数を覚えるのも難しいようであった。
話は出来るが幼児程度の知能、あるいはそれ以外で、数を覚えるのも難しいようであった。
まあそんなこんなで人類との共存を始めたゆっくりだったが、その知能の低さが問題だった。
庭先に侵入してきて勝手に「おうち宣言」したり、場合によっては窓ガラスを割って家を荒らす害ゆっくり。その筆頭がれいむ種やまりさ種など、人間を甘く見ているやつらが日本中で問題を起こして社会問題になっていた。
庭先に侵入してきて勝手に「おうち宣言」したり、場合によっては窓ガラスを割って家を荒らす害ゆっくり。その筆頭がれいむ種やまりさ種など、人間を甘く見ているやつらが日本中で問題を起こして社会問題になっていた。
その対処法として提唱されたのが捕食種を家で飼い、番犬として働いてもらうというもの。
ゆっくり種と捕食種は天敵同士、「野良ゆっくりの被害を減らすために捕食種を飼いましょう」という政策は大成功。
ゆっくりショップでの捕食種の売り上げは年々上昇、ゆっくり種を含む通常種もよく売れるようになったそうだ。愛で派が三割、虐待派が七割…と、まあそんなものだろう。
私だってただ道を歩いているだけで絡んでくるゆっくりが嫌いだし、その鬱憤を晴らすために買うのも理解できる。通常種は捕食種などに比べて安価で購入しやすいし。
ゆっくり種と捕食種は天敵同士、「野良ゆっくりの被害を減らすために捕食種を飼いましょう」という政策は大成功。
ゆっくりショップでの捕食種の売り上げは年々上昇、ゆっくり種を含む通常種もよく売れるようになったそうだ。愛で派が三割、虐待派が七割…と、まあそんなものだろう。
私だってただ道を歩いているだけで絡んでくるゆっくりが嫌いだし、その鬱憤を晴らすために買うのも理解できる。通常種は捕食種などに比べて安価で購入しやすいし。
ちなみにこのフランはゆっくりショップで購入したわけではない。
お店に並べられるのはある程度の躾がされたものなので、品質は保証されている分値段が張るのだ。
少なくとも当時の私は学生で、飼いたくても買えなくて、毎晩外に出ては独り身のフランを探しまわった。
野良フランは夜にならないと出てこない…そんな背景があり、結局飼い始めるのに随分と時間がかかった。
お店に並べられるのはある程度の躾がされたものなので、品質は保証されている分値段が張るのだ。
少なくとも当時の私は学生で、飼いたくても買えなくて、毎晩外に出ては独り身のフランを探しまわった。
野良フランは夜にならないと出てこない…そんな背景があり、結局飼い始めるのに随分と時間がかかった。
「ねえフラン」
「むぐ…どうしたんだどー?」
「そのシュークリームおいしい?」
「う!すっごく美味しいんだどー!中に詰まってるクリームがゆっくりみたいでおいしいんだどー!」
「フランはゆっくりが好物だもんねぇ。・・・実はね、そのシュークリームに『ガチャンッ!!!』
………嫌な予感…」
「むぐ…どうしたんだどー?」
「そのシュークリームおいしい?」
「う!すっごく美味しいんだどー!中に詰まってるクリームがゆっくりみたいでおいしいんだどー!」
「フランはゆっくりが好物だもんねぇ。・・・実はね、そのシュークリームに『ガチャンッ!!!』
………嫌な予感…」
ベランダの方からなにかが壊れる音がした。多分花壇が倒れたかなにかで割れた音……?しかし一体なぜ?
風が強いわけでもないのに…?
風が強いわけでもないのに…?
「もぐもぐ…ゴクンッ、ふらんが見てくるんだど!お姉さんはゆっくりしてるんだどー!」
「いや、私も行くよ。割れてたらお片付けしないとだしね。フランにだけやらせちゃ悪いよ」
「うー…わかったど…危ないかもだから気を付けるんだどー!」
「はぁい♡」
「いや、私も行くよ。割れてたらお片付けしないとだしね。フランにだけやらせちゃ悪いよ」
「うー…わかったど…危ないかもだから気を付けるんだどー!」
「はぁい♡」
私の方が弱いと思い込んでるフランちゃん可愛いねぇ…肉体的な強さだけが強さじゃないんだけど、
まだ早かったかなぁ……
かわいいかわいい、とニコニコしてベランダに向かうと何かが聞こえてくる。
窓ガラス越しなのでよく聞こえないが、何となく聞いたことがある気がする。この声は・・・・・・
まだ早かったかなぁ……
かわいいかわいい、とニコニコしてベランダに向かうと何かが聞こえてくる。
窓ガラス越しなのでよく聞こえないが、何となく聞いたことがある気がする。この声は・・・・・・
「フランの大好物の声だね?」
「うー。でも野良はちゃんと処理してからじゃないと食べたくないんだどー……」
「焼きまんじゅうが好きなのかと思ったらそういうことだったのねフラン…
気持ちはわかるけども」
「前は気にしてなかったんだどー…でもここに来てからはキレイなゆっくりを食べさせてくれて
食べられなくなっちゃったんどー」
「うー。でも野良はちゃんと処理してからじゃないと食べたくないんだどー……」
「焼きまんじゅうが好きなのかと思ったらそういうことだったのねフラン…
気持ちはわかるけども」
「前は気にしてなかったんだどー…でもここに来てからはキレイなゆっくりを食べさせてくれて
食べられなくなっちゃったんどー」
なんと私のせいでナマで食べられなくなってしまったようだ。すまない。
まあ胴付きの胃が強いかもわからないし、わざわざ嫌がってるのを食べさせるのは気が引ける。
……って、話脱線しすぎた。窓の外のゆっくりどうしよう。
まあ胴付きの胃が強いかもわからないし、わざわざ嫌がってるのを食べさせるのは気が引ける。
……って、話脱線しすぎた。窓の外のゆっくりどうしよう。
ゆっくりの声は今尚聞こえてきている。ほぼ確実に私の花壇は壊されているし、どんな話をしてるのかでこの後どうするかを決めようかな。
カーテンの向こうをじっと睨みつけ、親の仇を見つけたかのような形相で今にも襲い掛かりそうな雰囲気のフランを制止し、しぃー…とジェスチャーをする。
今まで普通に話していたが、所詮は餡子脳。姿かたちが見えていなければ人間だとは判断しないのだ。
なんて素晴らしい餡子脳。
カーテンの向こうをじっと睨みつけ、親の仇を見つけたかのような形相で今にも襲い掛かりそうな雰囲気のフランを制止し、しぃー…とジェスチャーをする。
今まで普通に話していたが、所詮は餡子脳。姿かたちが見えていなければ人間だとは判断しないのだ。
なんて素晴らしい餡子脳。
「い、いたいんだねぇぇぇ…わかる、よぉぉぉぉ……!!」
「ゆぷぷー!ゆっくりしてないちぇんが、さらにゆっくりできなくなってるよぉぉぉ!
おお、ぶざまぶざま!だよぉぉぉおお!!!」
「れいみゅ!そこのゲスっをしっかりおしゃえてるのじぇぇぇぇええ!!!
ゆっ!でりゅよっ!まりちゃさまのすーぱーうんうんタイムっはじまるのじぇぇぇぇ!」
「ゆぷぷー!ゆっくりしてないちぇんが、さらにゆっくりできなくなってるよぉぉぉ!
おお、ぶざまぶざま!だよぉぉぉおお!!!」
「れいみゅ!そこのゲスっをしっかりおしゃえてるのじぇぇぇぇええ!!!
ゆっ!でりゅよっ!まりちゃさまのすーぱーうんうんタイムっはじまるのじぇぇぇぇ!」
「あっこれはダメだ!!いくよフラン!私たちのベランダを守るよ!」
「うーーー!!!!」
「うーーー!!!!」
ジャッと勢いよくカーテンを開け、窓を開け放つと、今にも死にそうなボロボロな赤ちぇんと
その上に乗っかかる赤れいみゅ。
そして2ゆにもるもるケツ…おしりを向けている赤まりちゃ…
えっ全員赤ゆなの!!?いくらなんでも治安が悪すぎる!!!
その上に乗っかかる赤れいみゅ。
そして2ゆにもるもるケツ…おしりを向けている赤まりちゃ…
えっ全員赤ゆなの!!?いくらなんでも治安が悪すぎる!!!
ぽかーん、とその場で静止した赤れいみゅと赤まりちゃ。
その下で苦しそうに「にぇー…」と鳴く赤ちぇんだけがその痛み、重さからなんとか
逃れようと動きもがいていた。
その下で苦しそうに「にぇー…」と鳴く赤ちぇんだけがその痛み、重さからなんとか
逃れようと動きもがいていた。
それにしても赤ゆだけで行動するにしては行動範囲が広くないか?このあたりに
群れはいないはずなのに。親ゆっくりの姿が確認できないのも妙だ。
群れはいないはずなのに。親ゆっくりの姿が確認できないのも妙だ。
「……お姉さん」
「…あ、なあにフラン」
「…この生ゴミ食べるの?」
「…あ、なあにフラン」
「…この生ゴミ食べるの?」
そこかよ!と呆れる気持ちを抑えて赤ちぇんを見る。
所々の皮膚が破れているし、抉れてそうな部分もちらほら。
ゆっくりがゆっくりを殺すと「ゆっくりごろし」として群れを追われる…とか、そんな話を
聞いたことがあったんだけど、そもそもこいつらはゆっくりでも種類が違うからな。
もしかしたら種類の違う個体同士の殺し合いは問題にならないのかもしれない。
所々の皮膚が破れているし、抉れてそうな部分もちらほら。
ゆっくりがゆっくりを殺すと「ゆっくりごろし」として群れを追われる…とか、そんな話を
聞いたことがあったんだけど、そもそもこいつらはゆっくりでも種類が違うからな。
もしかしたら種類の違う個体同士の殺し合いは問題にならないのかもしれない。
そんな風に考えていると、赤ちぇんの上で放心していた赤れいむたちが何が起きた?という様子で
こちらを見上げたかと思えば、なにやらぷるぷると震えている。
こちらを見上げたかと思えば、なにやらぷるぷると震えている。
「………に、」
「(お、なにか言いそう)」
「にっ……にんげんさんだぁぁぁぁぁああ!!!!!」
「ゆゆぅっ!?くちょにんげん!?どこから出てきたのぉぉおおお!?」
「………!!にぇ…にぇ……」
「おっ失礼なクソ饅頭どもだね!すり潰したい!!」
「ゆ、ゆゆっ!にんげんしゃんはちぇんを「くちょまんじゅう」って呼んだよっ!
にんげんしゃんもちぇんがゆっくりしてないって思ってるんだよっ!!」
「ゆっ!?じゃあこのちぇんはにんげんしゃん”こうにんっ!”の駄ゆっくりってことなのぜぇ!?」
「にぇー………、、」
「(お、なにか言いそう)」
「にっ……にんげんさんだぁぁぁぁぁああ!!!!!」
「ゆゆぅっ!?くちょにんげん!?どこから出てきたのぉぉおおお!?」
「………!!にぇ…にぇ……」
「おっ失礼なクソ饅頭どもだね!すり潰したい!!」
「ゆ、ゆゆっ!にんげんしゃんはちぇんを「くちょまんじゅう」って呼んだよっ!
にんげんしゃんもちぇんがゆっくりしてないって思ってるんだよっ!!」
「ゆっ!?じゃあこのちぇんはにんげんしゃん”こうにんっ!”の駄ゆっくりってことなのぜぇ!?」
「にぇー………、、」
…クソ饅頭と言っても、自分たちのことだとは微塵も思っていないこの感じ……
やっぱり私嫌いだわ、野良の通常種とか。自分の非を絶対に認めない、悪いことをした自覚もない。
そのうえ善良なゆっくりとゲスの比率が3:1とかあまりにもクソ…酷すぎる。
なぜフランのような善良で常識があって可愛いゆっくりが少ないのだろう?
やっぱり私嫌いだわ、野良の通常種とか。自分の非を絶対に認めない、悪いことをした自覚もない。
そのうえ善良なゆっくりとゲスの比率が3:1とかあまりにもクソ…酷すぎる。
なぜフランのような善良で常識があって可愛いゆっくりが少ないのだろう?
「お姉さん、こいつらどうするんだどー?」
「そうだねぇ。成ゆなら多少は食費の足しになるかと思ったけど、これじゃ小さすぎて
おやつにもならないし。困ったなー……」
「うー…お姉さんと育てたお花もめちゃくちゃだど……、ゆるせないんだどー…」
「…………、」
「そうだねぇ。成ゆなら多少は食費の足しになるかと思ったけど、これじゃ小さすぎて
おやつにもならないし。困ったなー……」
「うー…お姉さんと育てたお花もめちゃくちゃだど……、ゆるせないんだどー…」
「…………、」
この花壇で育てた花が特別高価だったとか、入手に苦労しただとか、そんな背景があるわけではない。
ただ二人で一緒に育ててきた花だったというだけ。それだけだけれど。
ただ二人で一緒に育ててきた花だったというだけ。それだけだけれど。
私たちにとってはかけがえのない思い出だったのに。
それをこんな風に踏み荒らしてぐちゃぐちゃにされて。到底許すことはできない。
それをこんな風に踏み荒らしてぐちゃぐちゃにされて。到底許すことはできない。
「…こいつらのことを許すつもりはないよ。とことん地獄を見せて後悔させてやらなきゃ」
”にんげんさん公認”という免罪符を得た子れいむと子まりさはさらに付け上がり、下劣で
下品な笑みを浮かべながらちぇんを罵りゲラゲラと笑う。
一方のちぇんはというと。もはや足掻く気力も体力もないのかほとんど動かなくなっていた。
……見ていてとても不愉快だし、何よりちぇんの体から流れ出したチョコの香りが尚に
気分を悪くする。
下品な笑みを浮かべながらちぇんを罵りゲラゲラと笑う。
一方のちぇんはというと。もはや足掻く気力も体力もないのかほとんど動かなくなっていた。
……見ていてとても不愉快だし、何よりちぇんの体から流れ出したチョコの香りが尚に
気分を悪くする。
本当に死にかけているのだろう、ちぇんからはゆっくり特有の甘ったるい死臭が
漂いだしている。ゆっくりにとって死臭は「ゆっくりできない」ものであり、本能的に嫌悪する
香り。それは人にとっても匂いが強すぎる。甘党な人たちの間では人気の匂いらしいが、私には
合わないようだ……
漂いだしている。ゆっくりにとって死臭は「ゆっくりできない」ものであり、本能的に嫌悪する
香り。それは人にとっても匂いが強すぎる。甘党な人たちの間では人気の匂いらしいが、私には
合わないようだ……
「…あー。こいつらをどうにかする前にちぇんの方をどうにかするか。ここで死なれたら
後処理が面倒だし、フランもこれ食べないでしょ?」
「うー。これじゃまだ甘さが足りないんだどー!もっともっと苦しめてからのやつじゃなきゃ
おいしくないんだどー!!」
「なかなかにグルメ」
後処理が面倒だし、フランもこれ食べないでしょ?」
「うー。これじゃまだ甘さが足りないんだどー!もっともっと苦しめてからのやつじゃなきゃ
おいしくないんだどー!!」
「なかなかにグルメ」
ぐにゃあ、と脱力したちぇんを潰さないように持ち上げるとゴミどもが抗議の声を上げ始める。
色々言っているようで中身は同じ話しかしないので要約するとこうだろうか。
「なぜちぇんをおうちに入れるのか」「自分たちの方が価値がある」「自分たちも中に入れろ」
「ちぇんじゃなくて自分たちを飼いゆにしろ」……と。
本当に面倒なゴミだな。もうフランに処理を任せてちぇんの治療に行こうと思ったのに。
私自らの手で殺してほしいってことかなぁ、嫌なんだけどなぁ。
色々言っているようで中身は同じ話しかしないので要約するとこうだろうか。
「なぜちぇんをおうちに入れるのか」「自分たちの方が価値がある」「自分たちも中に入れろ」
「ちぇんじゃなくて自分たちを飼いゆにしろ」……と。
本当に面倒なゴミだな。もうフランに処理を任せてちぇんの治療に行こうと思ったのに。
私自らの手で殺してほしいってことかなぁ、嫌なんだけどなぁ。
「フラン、そいつらを適当な…あーいや、台所のシンクに投げておいてくれる?」
「うーっ!わかったどぉー!!」
「ゆぷぷっ!ふらん?にんげんしゃん…ばきゃなのぉ~!?ふらんはおしょらが明るいときは
でてこにゃいんだよぉ!?」
「さわぐな。つぎさわいだら殺すど」
「…ゆっゆわぁぁあああ!!!!ふ、ふらんだっ「しね」っあ、ぎゃぁぁぁぁあああ!!!」
「れいむぅぅぅぅぅぅうううう!!!??!?」
「うーっ!わかったどぉー!!」
「ゆぷぷっ!ふらん?にんげんしゃん…ばきゃなのぉ~!?ふらんはおしょらが明るいときは
でてこにゃいんだよぉ!?」
「さわぐな。つぎさわいだら殺すど」
「…ゆっゆわぁぁあああ!!!!ふ、ふらんだっ「しね」っあ、ぎゃぁぁぁぁあああ!!!」
「れいむぅぅぅぅぅぅうううう!!!??!?」
ぎゃああああ…という断末魔を聞きつつ、急いで冷蔵庫を開けて甘いものを探す。
あいつらフランの忠告なんも聞いてなかったのかな。餡子脳すぎて聞いたそばから忘れたのかな。
どちらにしろ野良じゃすぐ淘汰されるだろうし、ここで私たちがどうこうしても変わらないよね。
あいつらフランの忠告なんも聞いてなかったのかな。餡子脳すぎて聞いたそばから忘れたのかな。
どちらにしろ野良じゃすぐ淘汰されるだろうし、ここで私たちがどうこうしても変わらないよね。
「…にんげん、の…おにぇ…しゃん……」
「ん、話さないほうがいいよ。ちょこを出しすぎてるからね」
「………みて、た…」
「?見てた……?」
「…ずっと、みて………うぎゅっ」
「やべっ急げ急げ!死にかけがマジで死ぬ寸前までいってる!!」
「ん、話さないほうがいいよ。ちょこを出しすぎてるからね」
「………みて、た…」
「?見てた……?」
「…ずっと、みて………うぎゅっ」
「やべっ急げ急げ!死にかけがマジで死ぬ寸前までいってる!!」
ちぇんが言いかけていたことも気になるが聞き出すのはあとでいい。ゆっくりを治すには
甘いジュースが必要で、たしか瓶で買っておいたりんごジュースがあるはず……あった!
平皿の上にちぇんを寝かせ、少しずつジュースをかけていくと、まるで乾いた土に染みていくように
みるみるジュースを吸収していく。
破れた皮が塞がり、傷ついた部分がみるみる消えていく様子はまさに生き物の神秘…
というより、ゆっくりの神秘だろうか。ただ、すでに出てしまったチョコまでは再生できないのか
元より大分小さくなったちぇんがそこにいた。
甘いジュースが必要で、たしか瓶で買っておいたりんごジュースがあるはず……あった!
平皿の上にちぇんを寝かせ、少しずつジュースをかけていくと、まるで乾いた土に染みていくように
みるみるジュースを吸収していく。
破れた皮が塞がり、傷ついた部分がみるみる消えていく様子はまさに生き物の神秘…
というより、ゆっくりの神秘だろうか。ただ、すでに出てしまったチョコまでは再生できないのか
元より大分小さくなったちぇんがそこにいた。
一体なにをしたらこんなにも痛めつけられるはめになるんだか。
この子が何をしたのか、ゴミどもがなぜこんなことをしたのかもわからないが、
花壇と花の仇は必ず取ろう、と決意したお姉さんなのだった。
この子が何をしたのか、ゴミどもがなぜこんなことをしたのかもわからないが、
花壇と花の仇は必ず取ろう、と決意したお姉さんなのだった。
続く……?