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蛋白石は唯一水分を含んでいる…… - (2006/12/13 (水) 15:29:26) の最新版との変更点

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  見渡す限り砂、砂、砂。 「あつー……喉渇いたー……ご主人様? ……いないのー?」   ここはいったいどこなのだろうか。 「うー……水ー」   口に出してみてもオアシスは現れない。 「ここどこ……お腹も空いた……」   とりあえず歩き始めてみたが、砂がまとわりついて歩きにくい。 「むー……」   と、不意に体が軽くなる。 「おー、言ってみるものかもー」   てくてくてく……違和感。どうとは言えないのに何かが足りない違和感。 「……うそ」   見下ろすとそこには見慣れた二つの果実はなく、ただただ虚空。 「お、おお、お胸があああ!?」 「ハッ!!」   目が覚める。見慣れた天井。いつもの家。 「はぁ、はぁ、はぁ……はぁ……はぁ……ゆ、夢?」   起き上がり、胸を見る。 「……よ、よかったぁ~~」   両手からあふれることも気にせず、しっかりと大きさを確認する。考えてみれば馬鹿馬鹿しい夢だった。 「……そもそもドールは汗かかないし、ね」   頭ではありえないと分かっていても、胸から手を離すことができなかった。 #ref(http://obsidian.no.land.to/jm/f/jm0423.jpg)
  見渡す限り砂、砂、砂。 「あつー……喉渇いたー……ご主人様? ……いないのー?」   ここはいったいどこなのだろうか。 「うー……水ー」   口に出してみてもオアシスは現れない。それどころか喉が余計に渇いた気がする。 「ここどこ……お腹も空いた……」   とりあえず歩き始めてみたが、砂がまとわりついて歩きにくい。 「べとべとー……」   服が汗を吸い取って重くなる。このままでは体中の水分がなくなるのではないだろうか。 「むー……」   と、不意に体が軽くなる。 「おー、言ってみるものかもー」   てくてくてく……違和感。どうとは言えないのに何かが足りない違和感。 「……うそ」   見下ろすとそこには見慣れた二つの果実はなく、ただただ虚空。 「お、おお、お胸があああ!?」 「ハッ!!」   目が覚める。見慣れた天井。いつもの家。 「はぁ、はぁ、はぁ……はぁ……はぁ……ゆ、夢?」   起き上がり、胸を見る。 「……よ、よかったぁ~~」   両手からあふれることも気にせず、しっかりと大きさを確認する。考えてみれば馬鹿馬鹿しい夢だった。 「……そもそもドールは汗かかないし、ね」   頭ではありえないと分かっていても、胸から手を離すことができなかった。 #ref(jm0423.jpg)

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