化「むかーし昔の話やねん」
電気を止められた蝋燭生活二日目、何人かの乙女を集めた化石が話し始めた。
蝋燭で光る眼鏡が恐ろしさを引き立てる。
化「人気のない村に若い夫婦がおったんや。二人は幸せに暮らしとったんやけど、ある夜を境に物置から物音がするようになったんや。」
これからの展開・この空気に怖くなったのか黒曜石ちゃんと雲母ちゃんは黒主の腕にしがみついている。
両手に華とはこの事か!羨ましい……。
化「最初の内は猫やネズミとかそんなんやと思ってたんやけど、気になった旦那さんが様子を見に行ったんや。すると………」
その時隣にいた虎目石ちゃんが服の裾を引っ張ってきた。
いつもはあんな性格なのにこう言ったのは苦手なんだな。
化「物置からは小さな動物が動いてるとは思えないほどの大きな物音がしとったんや。
意を決して旦那は物置のドアを開けた!そのなかには長い髪の女性がおったんや。」
電気を止められた蝋燭生活二日目、何人かの乙女を集めた化石が話し始めた。
蝋燭で光る眼鏡が恐ろしさを引き立てる。
化「人気のない村に若い夫婦がおったんや。二人は幸せに暮らしとったんやけど、ある夜を境に物置から物音がするようになったんや。」
これからの展開・この空気に怖くなったのか黒曜石ちゃんと雲母ちゃんは黒主の腕にしがみついている。
両手に華とはこの事か!羨ましい……。
化「最初の内は猫やネズミとかそんなんやと思ってたんやけど、気になった旦那さんが様子を見に行ったんや。すると………」
その時隣にいた虎目石ちゃんが服の裾を引っ張ってきた。
いつもはあんな性格なのにこう言ったのは苦手なんだな。
化「物置からは小さな動物が動いてるとは思えないほどの大きな物音がしとったんや。
意を決して旦那は物置のドアを開けた!そのなかには長い髪の女性がおったんや。」
化「『何をしているんですか?』と旦那さん。
『探し物です。』とその女性が言う。
『何を探しているんですか?』
『それはね………』」
ゴクリっと唾を飲む音が聞こえた。
『探し物です。』とその女性が言う。
『何を探しているんですか?』
『それはね………』」
ゴクリっと唾を飲む音が聞こえた。
化「『私の体!!!!!!』」
ドールズ「「「「ギャァァァァァァァァァア!!!!!」」」」
一斉に悲鳴が上がる。
なるほど、首筋にコンニャクか。
古典的なトラップだが置石の仕業だろう。効果は抜群だ。
化「その女性には首から下が無かった。
そして次の日の朝、首から下が無くなっていた旦那さんが見つかったとさ。
オシマイ。」
俺は蝋燭の光だけを頼りに他の蝋燭に火を付けた。
化「どや?怖かったか??」
満足したのは良いが何人かは気絶してる。
気絶した乙女達にタオルケットをかけ、夜は更けていった。
一斉に悲鳴が上がる。
なるほど、首筋にコンニャクか。
古典的なトラップだが置石の仕業だろう。効果は抜群だ。
化「その女性には首から下が無かった。
そして次の日の朝、首から下が無くなっていた旦那さんが見つかったとさ。
オシマイ。」
俺は蝋燭の光だけを頼りに他の蝋燭に火を付けた。
化「どや?怖かったか??」
満足したのは良いが何人かは気絶してる。
気絶した乙女達にタオルケットをかけ、夜は更けていった。