◆◆◆◆◆


私がたどり着いた時、そこには詩ぃちゃんがいて、詩ぃちゃんは殺されかけていた。

「詩ぃちゃんを殺さないでっ!」

そう言って飛び出しちゃったけど、私はこの状況をしっかり把握してるわけじゃない。

詩ぃちゃんの顔は鬼みたいで、私の知ってる詩ぃちゃんと全然違っていたもの。
詩ぃちゃんを変える何かがここで起こったのかもしれないし、そのせいで詩ぃちゃんは、殺されるほど恨みを買うようなことをしちゃったのかもしれない。

だけど、まさに今殺されそうになってるのに見過ごすなんて、私にはできなかった。
それに、詩ぃちゃんを死なせたら、魅ぃちゃんに合わせる顔がなくなっちゃうよ。
私たちの日常――とりわけ魅ぃちゃんの日常に、欠かせない人間の一人なんだ。

それにね、桐山って人の呼びかけにも、私はあんまり賛同できなかったんだ。
俺に協力する限りは、力を合わせて脱出を目指しますよ、って。
それってつまり――ただの恐怖政治じゃないか。
そんな人に指揮を仰いで脱出するなんて、私にはできないよ。

そう思ったから、私は状況をぶち壊す為に熱弁した。
“口先の魔術師”ほどじゃないけど、弁論にはけっこう自信あるしね。

上手く場の空気が崩れ出したのを感じた。
長髪の子とサルっぽい顔の子は居たたまれなさそうに。メガネの子と短髪の子は、感心した風に。
でも桐山くんは変わらず、詩ぃちゃんに、私ごと銃口を向けたまま。
あれ、この人、何だか虚ろな眼をしてる……。


「死んで」


ねっとりした囁きは、後ろから聞こえた。

「危ない!」

黒髪の女の子が、叫ぶと同時に私の手を引いていた。
私は前方に引っ張られてたたらを踏み、その女の子にのしかかるようにして倒れこむ。

私が立っていた背中の位置を、詩ぃちゃんのナイフが空を切った。

詩ぃちゃん……!

「ちっくしょー!」

メガネの女の人が私たちの前に立ちふさがって、拳銃を乱射する。
必死だけどどこか楽しんでいる風な、間の抜けた掛け声。
銃弾が肉をえぐる音が、私にもしっかりと聞こえた。
女の子の背中の向こう側で、足からどばどばと血を流す詩ぃちゃんが見えた。
見るからに、良くないところを撃たれたと分かった。

でも、詩ぃちゃんは止まらなかった。
疾い。撃たれたことにすら、気づいてないみたいだ。

「死んでよおおおぉぉぉぉぉっ!」

やめて。

詩ぃちゃんが付きだしたナイフが、メガネをかけた女の子の、脇腹に深々と刺さっていた。


 ◆◆◆◆◆


同じミスを二度とくり返さないというリカバリーは、作業の効率化を図る上で自然なことだ。
もっとも、俺が出会った人間の中にはその『同じミスを繰り返す』ような人間も多数いた。
俺にはどうしてそんな失敗が生まれるのか、よく分からない。

ともかく今回の局面で言えば、『詩ぃちゃん』と呼ばれた女の振るうナイフに対処が遅れたことは、間違いなく桐山和雄自身のミスが招いた結果だった。
もちろん、外部的要因も多く存在する。
例えば、七原の制止を受け入れて、竜宮レナと名乗った女の主張を聞くだけは聞いてしまったこと。
あるいは、ナイフを振りかざした女を撃とうとした時、都合悪くメガネの女が射線上にいたこと。
明らかに俺たちの邪魔をした茶髪の女はともかく、メガネの女は俺に対して協力すると言っていた。
ならば、その女ごと『詩ぃちゃん』を撃つわけにはいかない。
またメガネの女が撃ち抜いた箇所が大腿の重要な筋肉に該当したことは見えていた。
よって、医学的見地から言えば痛みのあまり動けなくなるはず、という先入観もあった。

それが結果として『協力者であるメガネの女に致命傷を与える』という損失を招いてしまった。

しかし、女が致命傷を得たことで、解決された事態もあった。
『詩ぃちゃん』は、ナイフを女の体に付き刺したまま、それを盾のように掲げている。
しかし、女の救命が不可能である以上、女の命を盾にする意味はない。

俺は前進し、黒髪の女を射線からどかした。
竜宮レナを庇った点が引っかかるものの、まだ『協力者』と見なしうる余地はある。

そして、『殺人者(詩ぃちゃん)』と『半死体(メガネの女)』と『非協力者(竜宮レナ)』にマシンガンの連打を――

「おい、そりゃないだろ!!」

七原が再び銃身に飛びつき、俺の射撃を阻止した。
メガネの女の傷が致命傷だと、判断ができないのだろうか?

「問題ない。どの道、メガネの女は助から――」

俺が七原に説明しようとした時、場の空気が変わった。
正体不明の悪い気配が、直感に警鐘を鳴らす。
メガネの女の半死体に、変化が起こっていた。

獣毛にしか見えない毛髪が、女の全身を埋めていた。

「うああ……」

半死人だったはずの女が、自らナイフを外した。
勢いよく血が吹き出たが、女はそれでも立った。
今や女の姿は、人間とゴリラを混合させたような外見の異形へと変じていた。

「おおぉぉぉりゃあぁぁぁーっ!」

女は駆けだした。
死にかけている人間にしては、大きな声だった。
俺が撃とうとしていた竜宮レナと、脇にどかした黒髪短髪の女を、その両腕に抱え込む。
そのまま逃げた。
平均的な女子学生が駈けるであろう脚力よりも、ずいぶん速かった。
女の変身には、腕力と脚力、生命力を高めるような効果があるのだろうと、推測される。

ともあれ、女の行為は、俺が殺害しようとした人間を逃がそうとしたということだ。
それは『非協力的な行為』に該当する。
獣毛の女を殺害対象に変更した。

しかし、獣毛の女はすぐさま、遮蔽物の多い森の中へと姿を消してしまった。
追いつく方法も幾つか考えられたが、それをするためには『詩ぃちゃん』を一旦放置しなければならない。
それならばと、俺は女たちの捕捉を諦めた。
明確な殺意を持ち、一人を殺害した『詩ぃちゃん』の方が危険度は高い。
こうしている間にも、その『詩ぃちゃん』が、足を引きずりながら逃げようとしていた。
俺は今度こそ、マシンガンのトリガーを引いた。

「がっ……ぎゃあぁぁっ」

女はマシンガンの銃弾が連射される中で、ガクガクと痙攣した。

「お、おい、そこまで……」宗屋が悲鳴じみた制止をかけたけれど、無視した。

充分に生命活動が停止した頃合を見計らって、俺は銃撃を止めた。

女は銃弾の穴を身体じゅうにあけて死んでいる。
逃げ去った獣毛の女たちの捕捉は、おそらく不可能。
つまり、闖入者が引き起こした、一連の状況は収束した。


「これで対処は終わった……七原、話の続きをしようか」


「対処だって……? よくも、お前、そんな簡単に……」

反論したのは宗屋の方だ。しかし、理解できないので無視する。

「お前は『提案』があると言ったな。その『提案』について聞きたい」

その言葉で、七原は我に返ったらように俺と視線を合わせた。

「そうだな……俺たちの身の安全の為にも、今はその話をしなきゃならない」

七原は深呼吸をしてから、切り出す。

「お前はさっき、『非協力的な人間を殺す』と言ったな」

俺は肯定する。

「でも、お前は『いつ殺すか』までは指定していなかっただろう」

今度の問いかけは意味が分からない。説明を求める。

「お前の方針は『脱出』でもあるはずだ。反抗的な人間を殺しつつ、協力的な人間を助ける。
『脱出』と『殺害』の両方が目的と言ってもいい。
しかし現状、お前は脱出への具体的なプロセスが見えてない。
俺たちは、その脱出に協力するつもりがある。宗屋だってそうだ。
お前はさっき『非協力的な人間は殺す』と言ったが、『あえて非協力的な人間を殺さない』ことで、得られる人材だって、ここにはたくさんいるはずだ」

後半の部分はよく分からない。非協力的な人間が人材として有用なのかは疑問が残る。
しかし『七原が有用である』という一点については、認めざるを得ない。
最初に『詩ぃちゃん』を無力化した戦闘での、七原の動きは非の打ちようがなかった。

実戦慣れしていることも評価に値したが、何よりも俺との連携を上手くこなした点が希少だった。
あの状況で即座に俺の意図がリモコンの奪取だと理解できる人材は、おそらく少ない。
七原が、俺という人間の考え方を、よく理解していることが証明された。

また、眼の前にいる七原は『第68プログラムで俺が死んだ』と証言した。
それすなわち、『プログラムで、俺より長く生き残った』ことを意味している。
『協力者』として、七原は得難い人材と言えた。
そして、七原を味方につける為には、宗屋の殺害も保留にする必要があるだろう。
また、宗屋自身の『声』に関係するらしき能力についても、一考に値するだけの戦術的価値はある。

問題点があるとすれば、俺の銃撃を阻止したことだ。
その不備は、『非協力的な人間をすぐに殺さない』という制約を守ればかなり解消される。
しかし、その『殺さない制約』こそが問題なのだ。

「しかし、俺はもう『非協力的な人間は殺す』と決めた」
「だからさ、俺を殺したいなら殺せばいい。でも、後で殺せばいいじゃないかと言ってるんだ。
俺たちと協力して、脱出方法を探す。そして脱出方法が見えてくる。俺以外にも、主催者を倒せる人材だって揃うだろう。
そうなってから俺たちを殺す。それでも一応『反抗的な人間を全員殺して、脱出した』ことにはなるんだ」
「詭弁……だな」
「詭弁だけど、拡声器であんたが提示した方針を破ったことにはならないだろ?」

一理はあった。
『殺害』も目的ならば『脱出』も目的だ。
俺はある程度『殺害』をこなした上でも『脱出』する意志があった。
しかし『殺害』にこだわり過ぎたあまりに『脱出』を達成できなかったとなれば、それは片手落ちになる。
七原によると、そういう事態も起こり得るらしい。俺にはどうしてそうなるのか、あまり理解できないが。
しかしその言い分では、単に七原たちが助かりたいが為に、こじつけているように聞こえる。
『提案』というには、七原と宗屋ばかりが有利ではないか。

「その条件はお前だって同じだろ? そっちだってリスクが大きければ『提案』を放り出して、俺たちを好きな時に殺せるんだから」

なるほど、理解できた。
つまり、互いが役に立つまでは、互いを利用しようという『提案』なのか。
必要なら、隙を見せたところで互いに裏切っても構わないと言うことだ。

つまり、『提案』を呑むかどうかは、『七原を味方につけた場合、本当に脱出という目的を達成しやすくなるかどうか』という一点に帰結する。
計算をする。
解は即座に導かれる。

「分かった……そうの『提案』を呑むのも、悪くないな」

現時点で、七原とその仲間を生かしておくメリットは、この場で殺した場合のデメリットを上回る。

「感謝するよ。いずれ殺し合う時まで、よろしくやろうぜ」
「ただし、今後『非協力的な人間の殺害を保留する』というデメリットが、『脱出に利用する』というメリットを上回れば、俺はいつでも提案を破棄する」

それで、言うべきことは終わった。
俺は続けて『詩ぃちゃん』のディパックを回収すべく、穴だらけの死体に歩み寄る。

七原は宗屋の方に歩み寄ると、何事かを耳打ちしていた。


 ◆◆◆◆◆


最初は、そんな簡単に人間が死んでいいはずねえって思った。
でも、佐天はあっけなく死んじまった。

そして、今また、一人死んだ。
あんなに狂気じみた執念を持ってたのに、あっけなく蜂の巣になった。
竜宮って女の子たちを逃がした女も、もしかしたら死んだのかもしれない。

最初に佐天が死んだ時は、怒りがあった。
七原に突っかかったりもした。
でも今、佐天を殺した奴が死んだのに、俺の心は静かだった。
違う、茫然としてるだけだ。
怒ることさえできなかった。

そしたら七原が、俺に近寄ってきた。

「大丈夫だ、宗屋。桐山が何かしようとしたらオレが止める。
だからお前は、佐野っていう仲間を、何とか説得して引き戻すんだ」

七原は俺に、そう耳打ちした。

俺には、2人が何を話しているのか、さっぱりだった。
ただ、2人が協力しようと言い出したのは呑みこめた。

なあ、何かしようとした桐山を止めるっていうのは、どういうことだ。
つまり殺すってことか。

今の俺たちじゃアイツを殺せないから、隙を見つけて殺す時まで、『仲間』でいましょうってことか?

お前ら、『仲間』を何だと思ってるんだよ。

そんなことの為に仲間の振りをするなんて、植木なら絶対に認めないだろう。
『そんな『仲間』がいてたまるか!』って、キレるだろう。
俺だって、そんな植木が正しいと思う。

でも、俺にはそれができなかった。

あの女がハチの巣にされて、残酷だと思ったよ。
佐天を殺した女が憎かったけど、別に死んでほしいと思ってたわけじゃないからな。

でもな、『会いたい人がいる』とか身勝手な理由で女に襲われて、
理解できない狂った女だと、恐怖して、
その女が、眼の前でまた人を刺して、
その女が、マシンガンの銃撃で、もう動かなくなって、


――俺は確かに、あの女が死んでほっとしたんだ。


俺は、あいつらのやり方をおかしいと思う。
でもな、あいつらのやり方に、助けられちまったんだ。
あいつらのやり方に、安心しちまったんだ。

間違ってるって言えるのは、それ以上に正しくて上手いやり方を、実行できる奴だけなんだ。
さっきのことだって、七原が桐山を説得しなきゃ、俺は殺されていたんだろうさ。
七原のやり方に助けられたのに、『間違ってる』なんて言う資格がどこにあるよ。

佐天が殺された時も、あの戦いでも、俺が貢献できたことはほとんどなかった。
せいぜい、『声』を使って緑髪の女に隙を作ったぐらいだ。
だから、俺にこいつらを責める資格はねえ。



なあ、植木。
お前なら、きっと、誰も犠牲にしない方法を探すんだろうにな。

なあ、植木。
俺は……俺は、結局、口だけかよっ!


【B-6/山小屋前/一日目・黎明】

【桐山和雄@バトルロワイヤル】
[状態]:右腕に打撲
[装備]:M&K MP5SD@ひぐらしのなく頃に、コピー日記@未来日記、メダルゲームのコイン×7@とある科学の超電磁砲(上着のポケットの中) 、コンバットナイフ@現実
[道具]:基本支給品一式×3 、M&K MP5SDのマガジン(残り5個)、クレイモア地雷とリモコン@現実、グロック29(残弾10)、園崎詩音の不明支給品0~2
基本行動方針:仲間を集め脱出する。非協力的な者や殺し合いに乗った者は殺す
1:七原と協力し、互いを利用する。
2:七原との協定に従い、脱出の手段と人材が整うまでは、非協力的な人物とも協力を敷くように努力する。
3:2を実行する上でのリスクが、脱出できなくなるリスクを上回れば、七原との協定を破り、宗屋ら非協力的な人間を殺す。
[備考]
基本支給品の携帯電話はiPhonです。
コピー日記が殺人日記の能力をコピーしました。
コピー日記は基本支給品の携帯電話とは別の携帯で支給されています。

【七原秋也@バトルロワイアル】
[状態]:健康
[装備]:スモークグレネード×4、レミントンM31RS@バトルロワイアル
[道具]:基本支給品一式
基本行動方針:殺し合いには乗らない。
1:桐山を利用しつつ、不穏な行動を抑制する。
2:桐山を殺す隙を伺う。(前回の桐山戦と同様に容赦なく殺す)


【宗屋ヒデヨシ@うえきの法則】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0~3
基本行動方針:殺し合いには乗らない。
1:俺は口だけか……。
2:桐山との同盟を拒絶したいが、七原に反論できる立場でもない
3:佐野と和解したい

[備考]
山小屋付近に、園崎詩音の死体が放置されています。

 ◆◆◆◆◆


まさか、エヴァじゃなくてあたしが人を捨てる時が来るとは思わなかったよ。

うん、やっぱりくじ運って大事だね。
あの凶暴なフルーツには閉口しちゃったけどさ。
おかげで、『奇美団子』っていう面白アイテムを引き当てられたし。
人間の身でビーストするなんて、希少体験ができたし。
それを使って、一矢むくいることができたし。

最初から拳銃を持ってたのも、お団子を隠す目的の方が強かったんだよね。
拳銃を両手で持ちながら、グリップに添えた方の丸めた手に、千切ったお団子を隠してたってわけ。
丸ごと持つのは無理だから、半分にちぎらないといけないんだけどね。
んで、銃撃に飛び出す直前に、呑みこんでたの。
いや~、我ながらナイス判断だったね。

まあ、詩ぃちゃんって人は倒しそこねたっぽいし、これといった反撃はできなかったけどさ。
女の子2人を連れて来たのは、勢いっていうかさ。
あの桐山って人はやっぱりヤバそうだったしね。
竜宮っていう子なんか、撃たれるところだったし。
船井さんは殺されなさそうだったけど、それでもあの人達と一緒にいたら、色々とストレスのたまることになりそうだったしね。

……うん、でも。もう無理だ。流石に。
変身切れちゃったし。
やっぱり、お団子半分だと長くはもたないね。
寝かせて。
ばたんきゅー

あー、眠たい。体が重い。
おまけに寒い。
しかも、すっげー痛いや。
しかもしかも、エヴァの戦いの時と違って、あんま面白くないしね。

あ、船井さん。手、握ってくれるんだ。
ありがと。手だけ、あったかいや。
んじゃ、今のうちに伝えとくね。
桐山和雄から聞きだした、あかりっていう子の情報。
ああ、そんなに泣きながら、何度もお礼言わなくていいって。
こちとら、別にそんな自己犠牲精神にあふれた人間じゃないんだよ。

助けられる余裕があったから、助けた。
それだけのことなんだから、さ。

うん、ちょっと前のこと、思い出すなあ。
あの時の『彼』も、戦いたくないって言っててさ。
何だか、お節介しちゃったね。
ま、それが結果として誰かのプラスになるなら、悪くない、かな。

あ……何か冷たい?
そっか。もう1人の子が、泣いてるんだ。

「ごめんなさい……ごめん、なさいっ……!」

あーなるほど。
この子の友達に、あたし、刺されたもんね。
きっと、『私のせいでこのヒトが刺された』とか、そういうことを考えてるんだ。

「いいって」

別に正義感発揮したわけじゃなくてさ。
あたし、戦うのって基本的に好きだし、気分の向くまま戦ったっていうか。
それでやられちゃ世話ないけど、そこはほら、自己責任っていうかね。

「ほら、さっき言ったでしょ。私、他人の都合に巻き込まれたつもり、ないからさ……」

ま、せいぜい、がんばりなよ……。



…………………………………………ねむい、や。


【真希波・マリ・イラストリアス@エヴァンゲリオン新劇場版 死亡】
【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に 死亡】


【B-5/山中/一日目・黎明】


【船見結衣@ゆるゆり】
[状態]:精神的ショック(大)
[装備]:wacther@未来日記
[道具]:基本支給品一式、不明支給品(0~2)
基本行動方針:友達に会いたい。
1:???
[備考]
『The wachter』と契約しました。

【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:精神的ショック(大)
[装備]:裏浦島の釣り竿@幽☆遊☆白書
[道具]:基本支給品一式、不明支給品(0~2)
基本行動方針:知り合いと一緒に脱出したい
1:???

[備考]
B-5エリアに真希波・マリの遺体(ディパックに基本支給品一式及び、眠れる果実@うえきの法則、ワルサーP99(残弾12)、奇美団子(残り4個) が入っています)が倒れています。

【The watcher@未来日記】
船見結衣に支給。
他人の未来日記の予知を覗き見するという、特殊な効果を持つ未来日記。
その為に日記所有者同士の戦いでは大きく有利に立てるが、
反面『所有者が日記に嘘の予知を描きこむ』などの情報操作に踊らされやすい、など弱点も存在する。
このロワでは、予知の範囲が同じエリア内にいる契約済みの未来日記に限定されている。

【グロック29@現実】
佐天涙子に支給。
グロック19を小型化した超コンパクトモデル。
プラスチックの多様による軽量化、特殊なセーフティによる暴発の防止など、
グロックの特徴をそのままに、女性の手にもすっぽりおさまる小型のボディを実現。

【クレイモア地雷(リモコン式)@現実】
佐天涙子に支給。
起爆すると、内部に仕込まれた鉄球が扇状の範囲に放射される。
内部の鉄球の数は700個にも及び、重量は1.6kg。
その最大加害距離は250m、有効加害距離は50mにも及ぶ大量破壊兵器。
主にワイヤー式の地雷とリモコン作動の地雷があり、ワイヤー式の地雷は対人地雷条約による規制対象になる。
(余談だが、未来日記にはワイヤー式のクレイモア地雷が登場した)

【裏浦島の釣り竿@幽☆遊☆白書】
竜宮レナに支給。
蔵馬のローズウィップと互角に打ち合うほどの威力を持っており、(人間時の姿とはいえ)
妖怪の蔵馬の体を切り裂いてダメージを与えたことから、糸の切れ味もかなり強力なものと思われる。
また、釣り糸は伸縮自在でもあり、糸を闘技場中に張り巡らせて、糸の内側に結界を張ったりもした。

【奇美団子@幽☆遊☆白書】
真希波・マリ・イラストリアスに支給。
一回の戦闘で3度まで使用することができ、『魔猿の装』、『魔犬の装』『魔雉の装』へと変化する。
(段階を追うごとに身体能力も外装の防御力も向上する)
黒桃太郎には、自身のダメージを記憶する能力があった為に、奇美団子を食べた際にダメージの治癒を行うことができたが、
本ロワの参加者が食べても、あくまで身体能力を徐々に強化する程度にとどまる。

【ワルサーP99@バトルロワイアル】
真希波・マリ・イラストリアスに支給。
原作バトロワでは、沼井充に支給された。弾数は15発(初期のモデルのみ16発)。
ドイツが警察用ピストルとして採用している拳銃。
露出した撃鉄を持たないハンマーレス構造が特徴であり、指による触感で撃発可能な状態かを確認する仕様になっている。




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パラドックスワールド 船見結衣 World Embryo
Boy meets Girl and Gay 真希波・マリ・イラストリアス GAME OVER
Gong Down 桐山和雄 君は何を望むの?
Gong Down 七原秋也 君は何を望むの?
Gong Down 宗屋ヒデヨシ 君は何を望むの?
カケラ壊し 園崎詩音 GAME OVER
START 竜宮レナ World Embryo


最終更新:2012年07月13日 22:51