レディオ・ガ・ガ/QUEEN
RADIO GA GA/QUEEN
70年代、「ボヘミアン・ラプソディ」や「伝説のチャンピオン」で大ヒットしていたクイーン。1991年にボーカルのフレディ・マーキュリーが死去してからも、ドラマやTV番組などでたびたび楽曲が使用され、そのたびにリバイバル・ヒットするグループ。管理人は「ボヘミアン~」が収録された「オペラ座の夜」を購入したが、涙がチョチョぎれてしまったことさえあるのだ(正直管理人はちょっとやそっとじゃ泣かない。フランダースの犬を見ようがラスカルを見ようが泣かない)。
そんな管理人の自己アピールはさて置き、80年代に突入したクイーンのヒット作が本作、「RADIO GA GA」。
1984年に発表されたシングルです。82年に発表された「ホット・スペース」があまりに不評でしたが、本作をはじめ、アルバム「ザ・ワークス」に収録された作品群は、「80年代らしいクイーン」を象徴していると思います。
そんな本作、意味は「
ラジオ・スターの悲劇」の延長線上に当たりそうなもので、「ラジオもっと頑張れ」という内容です。和訳を見るとラジオとの思い出が描かれていて、少し切なくなります。ただ、本曲もMVにより売り上げが上昇、いつぞやの
金がない歌の二の舞になってしまいました。ちなみに本曲のMVは1927年に公開された映画「メトロポリス」の映像を使用したもの。サビで展開される「レディオ・ガ・ガ! パンパン」は「
プライベート・アイズ」と同様、ライブでの定番行事となっています。
ちなみに、日本でも人気の歌手、レディー・ガガは本曲が名前の由来です。後どうでもいい話、「メトロポリス」がパブリック・ドメインだということを初めて知りました。
最終更新:2010年12月31日 11:27