フラッシュ・ダンス…ホワット・ア・フィーリング/アイリーン・キャラ
Flashdance... What A Feeling/Irene Cara
80年代の洋楽の特徴として、まずは「映画とのタイアップ」が挙げられます。映画の主題歌、挿入歌に洋楽を使う。「ロッキー」シリーズでの「
アイ・オブ・ザ・タイガー」「リヴィング・イン・アメリカ」、「グーニーズ」での「グーニーズはグッドイナフ」、「コマンドー」での「ウィー・ファイト・フォー・ラヴ(後に「サムデイ・サムハウ・サムワンズ・ガッタ・ペイ」と改題)」などが挙げられます(例えが変なのは気のせいか)。その代表格が、本曲。「
フットルース」同様、そのままで、映画「フラッシュ・ダンス」の主題歌です。主人公のアレックスの成長を描いた本作は、水を浴びて踊るダンスが印象的。まぁ、曲にはかんけー無いっすけどね。しかし、ドナ・サマーやローラ・ブラニガンらが参加したサントラの中でも多大な人気を誇り、83年度のアカデミー歌曲賞、グラミー賞の最優秀女性歌唱賞を獲得。なんか抜け駆けって感じ。でも、名曲なのは事実ですヨ。それもそのはず、プロデュースはあのジョルジオ・モルダー氏。そりゃ人気出るわけさ。
ちなみに、日本でも人気はあり、「
ヒーロー」のカヴァーでおなじみ麻倉未稀さんが同年にリリース。また安室奈美恵さんが2008年に発表した、「60s 70s 80s」では、本曲をアレンジした「WHAT A FEELING」を発表、話題を呼んでいます。
最終更新:2010年07月12日 22:17