ユー・マイト・シンク

ユー・マイト・シンク/カーズ

You Might Think/The Cars


 80年代の洋楽といえば、やっぱりMV。この曲も、MVが印象的ですが、実はこの曲、第1回MTVビデオ・ミュージック・アワードの最優秀ビデオ部門を受賞しております。「だから何?」っていう方もいそうですが、これはすごい快挙。同年のノミネート作には、あの「スリラー」があったんだから。
 この曲は、1984年に発売された、カーズのアルバム「ハートビート・シティ」に収録された作品。カーズといえば、「車」つながりで「ドライヴ」なんて曲もありましたが、「ドライヴ」もこの「ハートビート・シティ」の作品です。それはさておき、やはり触れておきたいのが、MV。当時最先端のCG、合成技術を多用した作品ですが、それと同じ触れ込みである「マネー・フォー・ナッシング」と比べると、なぜか時代の流れを感じさせます。しかし、「リックロール」みたいなストーカー度マンタンのこの曲にふさわしく、ボーカルのリック・オケイセックが美女をストーカーします。しかもただならぬストーカー度で、結婚写真の中の(美女の)夫を突き飛ばして自分が夫になったり、口紅の容器の中から出てきたり、挙句の果てにハエになってつきまとう…。ああ、合成じゃないとできない所業ですね。
 結局、最優秀ビデオ部門を受賞したわりに印象が薄くなってしまいました。

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  • 1984年
  • カーズ
最終更新:2010年08月13日 18:50
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