単騎、武器縛り
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単騎、武器縛り
まだ英雄戦争の真っ只中であるはずなのに何故自分はここにいるのだろうか、とマルスは疑問に思う。
皇帝ハーディンと直接話そうと思った矢先にだ。
いささか迷惑にも程がある。
しかし考えたところで答えは出ないので、今はこの殺し合いを生き残ることを目標にした。
皇帝ハーディンと直接話そうと思った矢先にだ。
いささか迷惑にも程がある。
しかし考えたところで答えは出ないので、今はこの殺し合いを生き残ることを目標にした。
「とはいってもこれじゃあな…」
僕に配られた支給品は液晶画面のある機械と乗り物ような何か。
首輪といいドアといい、未来世界はこうも発達しているものかと感心する。
ドラえもんは殺し合いに役に立つ支給品といっていたが、どうも武器ではなさそうだ。
その手に詳しい人がいるといいな程度に思い留めておく。
首輪といいドアといい、未来世界はこうも発達しているものかと感心する。
ドラえもんは殺し合いに役に立つ支給品といっていたが、どうも武器ではなさそうだ。
その手に詳しい人がいるといいな程度に思い留めておく。
しかし、あまり運がよくない。
僕の支給品に武器はない、となるとなるべく敵には遭いたくな
僕の支給品に武器はない、となるとなるべく敵には遭いたくな
「…かったんだけど」
こちらにピストルを向けている男が近づいてきたのだ。
当然敵意はある。
更に言うと、紋章の盾は今はないし、身を守るものはない。すなわち、丸腰。
当然敵意はある。
更に言うと、紋章の盾は今はないし、身を守るものはない。すなわち、丸腰。
『王子、よくあることですぞ。巷では輸送隊長と呼ばれているそうですな』
一瞬、脳裏に老軍師の声が聞こえたような気がする。
ひとまず両手を挙げ、こちらからは何もしないことを合図する。
ひとまず両手を挙げ、こちらからは何もしないことを合図する。
「…待ってくれ。きみは殺し合いに乗っているのか?」
「当たり前だ。生き残る為にはそうせざるを得ないからな」
「当たり前だ。生き残る為にはそうせざるを得ないからな」
殺意は目に取れる。
下手なことをすれば即死亡なんて考えられる。
ここは慎重に言葉を選ばないと。
下手なことをすれば即死亡なんて考えられる。
ここは慎重に言葉を選ばないと。
「主催の言うとおりに考えればそうなんだけど、僕はやっぱり納得いかない」
全員殺した、はいそうですかじゃあ死んでくださいなんてことも考えられる。
奴らを信用するのはお門違いだ。
奴らを信用するのはお門違いだ。
「それでも俺は、死にたくない」
「僕だって同じだ。でも奴らの思惑通りになっていいとは思っていない」
「そうしなきゃ帰れねえんだ。悪いが死んでもらう」
「僕だって同じだ。でも奴らの思惑通りになっていいとは思っていない」
「そうしなきゃ帰れねえんだ。悪いが死んでもらう」
引き金は引かれた。
―それと同時に、僕もまた動いていた。
―それと同時に、僕もまた動いていた。
○ ○ ○
「…ッ!」
マントを剥がし、俺の視界を遮るように投げつける。
不運にも、向かい風が俺の視界を遮断する。
しかしマントなど所詮は布…!貫通など容易い。
不運にも、向かい風が俺の視界を遮断する。
しかしマントなど所詮は布…!貫通など容易い。
「なにッ!」
しかし、予想は裏切ったかのように弾は風に舞うマントを突き破るだけに終わった。
(姿が見えない…。何処だ?)
「はああああぁッ!!」
「上か!」
「上か!」
声のする頭上を捉え、しっかりと狙いを定め発砲する。
瞬間、鈍い音がして、ぐらりと視界が揺らいだ。
「…は?」
横たわっている。誰が?俺が?
何故だ?
射撃に狂いはない。
確実にそれは当たっていたはずだ。
何故だ?
射撃に狂いはない。
確実にそれは当たっていたはずだ。
何故俺が殴られて、地にひれ伏している?
「…すごいよね、このポケット」
気を失う前に俺が見たのは、支給された白いポケットから、弾丸を取り出す男の姿だった。
○ ● ○
「…間一髪、ってところかな」
マルスは手に取った弾丸を捨て、ほっとため息をつく。
正直、危なかった。勝算があったわけでもない、ただの賭け。
正直、危なかった。勝算があったわけでもない、ただの賭け。
あの時僕は、弾丸をポケットで受け止めた。
ポケットには入りきらないほど大きな乗り物が入っていたのだ。
ならば、ポケットに広さそのものがないのではないかと。
ポケットには入りきらないほど大きな乗り物が入っていたのだ。
ならば、ポケットに広さそのものがないのではないかと。
もちろん、そんなことが予め分かっていたわけではないし、マントのように突き抜けたかもしれない。
そうなれば僕の命はなかっただろう。
そう、これは一か八かの賭け。避ける避けない、必殺が出る出ないと同じ話。
そうなれば僕の命はなかっただろう。
そう、これは一か八かの賭け。避ける避けない、必殺が出る出ないと同じ話。
「やはり武器が欲しい。デパートにでも行ってみるか」
穴の開いたマントを残念そうに回収し、足早に歩き出す。
その時僕は気が付かなかった。
危険人物の武器を回収するのを忘れているという、致命的なミスに。
その時僕は気が付かなかった。
危険人物の武器を回収するのを忘れているという、致命的なミスに。
【E-4/1日目・深夜】
【マルス@ファイアーエムブレム】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品、携帯電話*5@ロウきゅーぶ!、タンクローリー@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]0:とりあえず生存
1:殺し合いはしない
2:武器を求めデパートに行く
※2部8章開始より参戦。
【マルス@ファイアーエムブレム】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品、携帯電話*5@ロウきゅーぶ!、タンクローリー@魔法少女まどか☆マギカ
[思考・状況]0:とりあえず生存
1:殺し合いはしない
2:武器を求めデパートに行く
※2部8章開始より参戦。
【携帯電話@ロウきゅーぶ!】
某アメ○グのような通信が可能な電子媒体。
使用者のアバターも表示される。5個入り。
某アメ○グのような通信が可能な電子媒体。
使用者のアバターも表示される。5個入り。
【ワルサーP99@現実】
露出した撃鉄を持たないハンマーレス型となっており、目視や指による触感で撃発可能な状態か確認できるよう、
スライド後端からストライカーの一部が突き出す構造になっている。
露出した撃鉄を持たないハンマーレス型となっており、目視や指による触感で撃発可能な状態か確認できるよう、
スライド後端からストライカーの一部が突き出す構造になっている。
| No.023:狩り | 時系列順 | No.025ブーンが女子中学生と行動するようです |
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