Tonight Knight
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Tonight Knight
「ひとまず夜が明ける前に安全な場所に行っておきたいが…」
日光を浴びれば溶けてしまうという悲しい宿命を負った相川歩。
ゾンビ故致し方なしというところだろう。
殺し合いなどするものか、とこの会場に来て最初に思った素直な考えだ。
これ以上人が死ぬなんて嫌だ…俺はこんなふざけたゲームを認めたりはしない。
それに…ユーもどこかにいる。
俺がそばにいてやらないと、取り返しのつかないことになるかもしれない。
ゾンビ故致し方なしというところだろう。
殺し合いなどするものか、とこの会場に来て最初に思った素直な考えだ。
これ以上人が死ぬなんて嫌だ…俺はこんなふざけたゲームを認めたりはしない。
それに…ユーもどこかにいる。
俺がそばにいてやらないと、取り返しのつかないことになるかもしれない。
「まぁ、皆が皆殺し合いに乗るわけないよな…」
「ぶるあああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
「何だ!?」
「ぶるあああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
「何だ!?」
そんな淡い期待は一瞬のうちに打ちひしがれる。
地面を這うように伝えられた衝撃波が、海の波を切り裂く。
その波の高さから、直撃したときの威力を思わせた。
地面を這うように伝えられた衝撃波が、海の波を切り裂く。
その波の高さから、直撃したときの威力を思わせた。
「俺の本能が叫ぶのさ…貴様を殺せとぉ!」
荒々しい口調、それでして特徴的な野太い声が響く。
その発端はどこからかと考える間もなく、強靭な肉体を持ったバルバトス・ゲーティアが現れた。
何か槍の様な鋭い武器を手にしており、危険人物であることは間違いない。
その威圧感は凄まじいの一言だ。
その発端はどこからかと考える間もなく、強靭な肉体を持ったバルバトス・ゲーティアが現れた。
何か槍の様な鋭い武器を手にしており、危険人物であることは間違いない。
その威圧感は凄まじいの一言だ。
「本気で言ってるのか?こんな殺し合いに意味なんてないぞ」
「意味はないだと?笑わせるな!
むしろ俺はこの煮えたぎる様な殺し合いに満足しているのだ…」
「だったらそれを止めるまでだ」
「意味はないだと?笑わせるな!
むしろ俺はこの煮えたぎる様な殺し合いに満足しているのだ…」
「だったらそれを止めるまでだ」
バルバトスは笑っていた。
狂気の混じった笑い。
今の一撃で鼠のように逃げおおせることのない、歩に対しての喜び。
軟弱者とは違い、臆する事無く向き合う姿。
バルバトスにとって、充分な玩具なのだ。
狂気の混じった笑い。
今の一撃で鼠のように逃げおおせることのない、歩に対しての喜び。
軟弱者とは違い、臆する事無く向き合う姿。
バルバトスにとって、充分な玩具なのだ。
「俺の名はバルバトス・ゲーティア…貴様を殺す名よぉ…」
「俺、相川歩っす。ゾンビっす。あと魔装少女っす。
お前のような奴をここでほっとくわけにはいかねぇ!」
「ククッ…相川歩とやら。
さぁ!見せてもらおうか!貴様のもがきとやらを!」
「俺、相川歩っす。ゾンビっす。あと魔装少女っす。
お前のような奴をここでほっとくわけにはいかねぇ!」
「ククッ…相川歩とやら。
さぁ!見せてもらおうか!貴様のもがきとやらを!」
雄叫びと共にバルバトスが文字通り突っ込んでくる。
歩はそれをかわし、バルバトスから距離を取るように離れた。
そして、支給品に手を伸ばす。
歩はそれをかわし、バルバトスから距離を取るように離れた。
そして、支給品に手を伸ばす。
「これがあるとは俺はラッキーかもしれないな」
「俺の渇きを……癒せぇぇぇぇぇぇぇいっ!!」
「俺の渇きを……癒せぇぇぇぇぇぇぇいっ!!」
支給品入りにポケットから、ピンク色のチェーンソーを引っこ抜き、詠唱を始める。
「ノモブヨ ヲシ ハシタワ」
歩の腕に紐が絡まってゆく。
「ドケダ グンミーチャ デーリブラ!」
腕だけではなく、体全体に巻きついた紐が服を形成していく。
キラキラのエフェクト共に。
最後に大きな2つのリボンをつけた帽子が形成された。
キラキラのエフェクト共に。
最後に大きな2つのリボンをつけた帽子が形成された。
「ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !」
変身の間は攻撃しないという空気を読んだのか知らないが、バルバトスが槍を振り回しながら突進する。
そのトンデモ馬鹿力をミストルティンで受け止め、空へ逃げる。
防御に入ったとはいえ、重い一撃に怯む。
そのトンデモ馬鹿力をミストルティンで受け止め、空へ逃げる。
防御に入ったとはいえ、重い一撃に怯む。
「灼熱のバーンストライク!」
逃がしはしないと追撃の火の玉を発射する。
火に当たるのは非常にマズいと思った歩は紙一重でそれらをかわし続ける。
火に当たるのは非常にマズいと思った歩は紙一重でそれらをかわし続ける。
「200%!ミストルティンキック!!」
「ぬぉ!」
「ぬぉ!」
もはやキックではないが、チェーンソーがバルバトスに襲い掛かる。
狙いを定めた一撃だったが、ギリギリで避けられた。
しかし、背後を取った歩は、攻撃をやめない。
狙いを定めた一撃だったが、ギリギリで避けられた。
しかし、背後を取った歩は、攻撃をやめない。
「俺の背後に…立つんじゃねえっ!」
攻撃するより早く、バルバトスが歩を掴み上げ、思い切り地面に叩き付ける。
バック・スナイパー。
バルバトスの得意とする理不尽なカウンター攻撃である。
バック・スナイパー。
バルバトスの得意とする理不尽なカウンター攻撃である。
「がはっ…」
力任せに放り投げた一撃は想像以上に重たい。
「いつまで寝てんだ!?」
「ぐっ…!」
「ぐっ…!」
無情にも、バルバトスはその鍛え上げた足で歩を踏む。踏む。
再生できるとはいえ、腹部へのダメージは大きい。
一時的に耐えるのもかなり辛いものである。
だが歩は立ち上がる。
再生できるとはいえ、腹部へのダメージは大きい。
一時的に耐えるのもかなり辛いものである。
だが歩は立ち上がる。
「まだだ…!400%!」
「ぬわぁっ!?」
「ぬわぁっ!?」
400%の力でバルバトスを殴りかかる。
渾身のパンチはバルバトスの鳩尾にめり込んだ。
強靭な体つきをしているとは言えども、流石のバルバトスも吹き飛ぶ。
渾身のパンチはバルバトスの鳩尾にめり込んだ。
強靭な体つきをしているとは言えども、流石のバルバトスも吹き飛ぶ。
「何だったんだあいつは…」
どっと疲れが押し寄せてきた歩はその場に倒れるように崩れる。
一方のバルバトスはまるでミサイルのように建物へと一直線に突き進んでいく。
壁を吹き飛ばし、砂煙を巻き起こす。
目を覆うような中学校の惨状を目の当たりにした。
一方のバルバトスはまるでミサイルのように建物へと一直線に突き進んでいく。
壁を吹き飛ばし、砂煙を巻き起こす。
目を覆うような中学校の惨状を目の当たりにした。
【F-7/1日目・深夜】
[状態]:再生中
[装備]:ミストルティン@これはゾンビですか?
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:誰も殺さずに元の世界に帰る
1:バルバトスを止める
[状態]:再生中
[装備]:ミストルティン@これはゾンビですか?
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:誰も殺さずに元の世界に帰る
1:バルバトスを止める
「まだだ…まだ終わらんぞぉ…」
バルバトスは執念の声とともに瓦礫を砕く。
歩の一撃は確かなものであったが、致命傷とまではいかなかった。
歩の一撃は確かなものであったが、致命傷とまではいかなかった。
「ククク…だが俺が求めていたものはまさしくこれだ…!
面白い…」
面白い…」
狂気の笑みを浮かべながら、バルバトスは立ち上がった。
まだ、戦いは始まったばかりだ。
まだ、戦いは始まったばかりだ。
【バルバトス・ゲーティア@テイルズオブシリーズ】
[状態]:鳩尾打撲、全身に痣
[装備]:ウイングスピア@ファイアーエムブレム
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:強い相手を探し出し、殺す
1:歩との再戦
[状態]:鳩尾打撲、全身に痣
[装備]:ウイングスピア@ファイアーエムブレム
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:強い相手を探し出し、殺す
1:歩との再戦
【ミストルティン@これはゾンビですか?】
チェーンソー型魔装練器。
『ノモブヨ、ヲシ、ハシタワ、ドケダ、グンミーチャ、デー、リブラ!』で魔装少女へと変身。
チェーンソー型魔装練器。
『ノモブヨ、ヲシ、ハシタワ、ドケダ、グンミーチャ、デー、リブラ!』で魔装少女へと変身。
| No.027:旅立ちの夜に | 時系列順 | No.029:ハイリスクローリターン |
| START | 相川歩 | No.058:さすがにサムライは格が違った |
| START | バルバトス・ゲーティア | No.058:さすがにサムライは格が違った |