脇坂ツトムは中学で同じクラスだった吉川エリカに好意を寄せていたが、
ツトムはエリカが男嫌いであるのを知っていたので、なかなか思いを伝えることができなかった。
「こ、これが女の体か」
女になったツトムが家に帰ると風呂場で全裸になり、
「もう少し胸が大きかったら良かったのに」
胸を揉むと、気持ち良くなって、
「き、気持ち良いなって、こんな事をやるために女になった訳じゃないぞ」
翌日、エリカの家の前を通りかかると、
「留守かな」
「ちょっと待ちなさいよ」
帰ろうとすると吉川さんに呼び止められ、
「小野田に頼まれて私を探ろうとしてたの?」
「ち、違います」
事情を聞いてみると小野田ってのはエリカと同じ高校に通っており、
エリカはしつこく言い寄られて迷惑しているらしいのだが、
小野田って奴は教師の前では優等生として振舞っているが、
他の生徒に対し恐喝などをしているらしく、
「小野田みたいのがいるから男なんて信用できないのよ」
「そんな奴ばかりじゃないですよ」
「そうかな?」
「優しくて誠実な男だっている筈ですよ」
すると後ろから殴られて気を失ってしまい、
「おとなしくしやがれ」
「は、離せ」
気がつくと不良を引き連れた小野田がエリカの服を脱がそうとしており、
ツトムは不良達に立ち向かったが、
「に、逃げて」
ツトムが殴られるのを見て、エリカさんの目から涙がこぼれ、
すると警察が駆け付けると、小野田と不良達は逮捕された。
幸いツトムの怪我は軽傷で済み、
男に戻って数日が経ったある日、
「よ、吉川さん」
「この前は迷惑をかけてごめんね」
家に帰ろうとしていたツトムの目の前にエリカが立っており、
「気にしなくて良いよ」
最終更新:2012年04月26日 20:02