遺物
【分類】
用語
【読み】
レリック
【解説】
神の悪夢に強く、または長く晒され続けた物が悪夢を残留させて存在を変質させたもの。
人間の精神のような悪夢の泡が浮かぶための『器』がないため生まれることは少なく、宿る悪夢も微量。
大半は
泡禍を起こすほどの力は持たないものの、その微量の悪夢ですら敏感な人間は狂気にあてられたり、
稀に小規模ながらも泡禍を起こすことが出来る危険な代物も存在する。
作中では
瀧修司が所有する陶器を焼くために使用していた古い窯が遺物として扱われており、
葬儀屋の断章によって蘇生した人間を焼くために頻繁に使用されている。
時槻風乃は「もうこの世のものではない」と評し、
時槻雪乃も窯の有様に怯えを自覚している。
最終更新:2011年09月04日 21:39