【名前】サンドマン(正確には「音をかなでる者」という意味の「サウンドマン」)
【出展】第七部:スティール・ボール・ラン
【種族】人間 ネイティブアメリカン(インディアン)
【性別・年齢】男性・青年
【外見】上半身はほぼ裸で両肩に蛇の刺青 髪は顔の左右に編んだものが一本ずつ、残りは後ろで縛っている
【性格】熱い意思と柔軟な思考を持つが、思い込んだら他人と協調しない。
【口調】
「白人は「敵」だ だが…… 敵から身を守るには「敵」の文化を良く知らなくちゃあならないって考え方だってあるんだ 部族のみんなの考え方はもうこの時代では通用しない」
「必要ない この脚のみで大陸を横断して優勝する」
「砂漠の砂粒… ひとつほども後悔はしていない……… 何ひとつ…… ただ…
気がかり…なのは… 姉をひとり 故郷に残して来た事だけだ 幸せになってほしい… オレの祈りは… ……………それだけだ」
赤の他人と話すときはあまり感情を表に出さず、一人称も「わたし」を使うことがある。
アリゾナの先住民の部族出身。初登場時には既にスタンド使いになっていたと思われる。
部族の掟に反しながらも白人の知識を身につけ、祖先からの土地を取り戻すのに必要な「カネ」を得るためにSBRレースに徒歩で参加する。
しかし、彼はその柔軟すぎる頭脳のためか、レース途中に別の方法を採ることを選ぶ。
【特異能力】スタンド「イン・ア・サイレント・ウェイ」
音を形(文字)にして相手に送り込む。
ザグゥという音ならば切り裂かれ、メラメラという音ならば火がついて燃える。
音は生物などに貼り付けて運搬させることも可能。貼り付けた音は物を伝わり、伝わり終わった最後の場所で効果を発揮する。
音の中には聞こえないものも存在するため、形にしても見えるものが全てとは限らない。
広瀬康一のエコーズACT2とよく似た(というかほぼ同じ)能力だが、こちらは一度に数十個以上もの音を使用できる。そのため、音と音を交差させ、増幅させたりすることも可能。
さらに、サンドマンは特殊な「走り方」が可能。
彼は走るときにかかとが一瞬しか地面に触れないか、触れたとしても踏み込まない。
そのため着地の衝撃はすぐにつま先に移動するが、瞬間、その衝撃を利用して地面を蹴って前に進む。
衝撃のエネルギーを膝ではなく前方に逃がすことになるため、脚にダメージや疲労がほとんどかからず、エネルギーを加速に再利用できる。
その速度は時速30~45キロは出せるらしい。
なお、原作中でも言われていたがこんな走りは少なくとも常人には「できるわけがない」のでマネしないように。
【備考】
SBR第1話から登場しており、その出番の多さや何処かジョジョ似の顔から彼が主人公だと考えた読者もいたらしい(ジャイロが登場したのは第1話の最後、ジョニィは第2話)。
それだけにSBR11巻(UJ♯19~20)の彼にショックを受けた読者も多かったようである。
そして余談ではあるが1890年12月の末(SBRでは7th.STAGEゴールと同じ頃)に現実の歴史で白人とインディアンの戦争は終結している(詳しくはウンデッド・ニーで検索)。
もし彼が故郷に帰ることが出来たとして、そこで何を見ることになるのかということについて想像するのは野暮というものだろう。
最終更新:2009年05月02日 16:50