ペッシ Pesci
兄貴の覚悟が! 「言葉」ではなく「心」で理解できた!
原作登場部分:JC52~53巻 ※54巻冒頭にも彼の身体の一部がチラッ…と登場する
一人称:オレ
種族:人間(イタリア人・男性)
特殊能力:スタンド使い
スタンド:『ビーチ・ボーイ』
……が、彼は暗殺チームの人間でありながら一度も人を殺したことがなく、プロシュート兄貴からは『マンモーニ(ママっ子野郎)』と叱られる場面も。
※明確な描写こそないが、プロシュートの「オマエもそうなるよなァ(中略)『ブッ殺した』なら使ってもいい」というセリフから、チーム加入が最近の事という推測さえされている。
フィレンツェ行き超特急の中でブチャラティ達を襲撃するも、
グイード・ミスタの機転によって『氷』を破壊された動揺でスタンドを解除してしまう精神・覚悟の弱さを兄貴に指摘されるも、
後にブチャラティによって列車外に突き飛ばされ瀕死の重傷を負いながらもスタンド能力を解除しないプロシュート兄貴の覚悟の強さに、その言葉が意味することを『心』で理解した。
そこで初めて殺人を犯し、暗殺者として覚醒する。そのまなざしはブチャラティをもってして、
『真に恐ろしいのは……!!この『釣り糸』の男の方だった!』
『まるで「10年」も修羅場をくぐり抜けてきたようなスゴ味と……冷静さを感じる目だ……』
とまで言わしめた。
紆余曲折あったのちに停車した列車脇でブチャラティとの一騎打ち。「直線」で突っ切ったビーチ・ボーイの針を心臓まで食い込ませることに成功するも、
腕を貫通した糸を逆にブチャラティに利用されて首の骨を折り敗北(皮肉にも覚悟を決めてスタンドを解除しなかったゆえに敗れるという結果になった)
最後の最後にはゲス野郎の心に落ち、ブチャラティ怒りのアリアリラッシュを食らい死亡する。
独特な髪型と首がないように見える外観から第4部の重ちーこと
矢安宮重清に似ていると言われることもしばしば。
また頭髪を合わせたシルエットがパイナップルのように見えなくもないが、彼の名前は魚(魚料理)を意味している。
スタンド『ビーチ・ボーイ』
釣竿型・中~遠距離攻撃型。
リール部分が死をイメージさせる恐竜の髑髏のようなデザインになっている。
壁や天井、スイッチといった任意の場所に糸を垂らして標的がかかるのを待つ、見た目通りの『釣り』をするスタンド。餌にかかった相手の肉体に釣り針を侵入させて内部から相手を喰い破る。
その際、釣り糸は対象以外のもの(銃弾など)を水と同じようにすり抜けてしまうだけでなく、攻撃した際のダメージを糸を通して対象へ跳ね返す。
※第4部の鉄塔ことスーパー・フライのように攻撃の性質まで跳ね返しているため、事実上糸の切断は不可能と思われる。
ペッシ自身の成長により、相手の肉体内部を通って針を心臓まで到達させることなく、直線=ガードした腕を貫通させて心臓へ針を直接到達させるといったことも可能。
また、針と糸が絡みついた対象の体重や心臓の鼓動音、侵入した針が現在相手のどの位置にあるかといった情報を竿を通じて探知する能力もある。
破壊力 |
スピード |
持続力 |
精密動作性 |
成長性 |
射程距離 |
能力射程 |
C |
B |
C |
C |
A |
E(竿をテーブルに立てかけられる程度) |
B(糸の距離) |
※釣竿という道具・スタンドの性質上、その威力や攻撃範囲は本体であるペッシの技量や腕力に左右される。能力表はあくまでスタンド自体のもの。
が、現実世界の釣竿でさえ何キロとある魚を釣り上げることさえ可能なのだから実際にくらったミスタやブチャラティのダメージは想像に難くない。
+
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ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) |
ジョジョロワ3rdでの動向
身体を半分以上食われたままの ホルマジオをぶら下げた エシディシに遭遇してしまう。
ホルマジオの必死の呼びかけに対し、追い詰められながらもエシディシを攻撃することを選択するが……
このペッシが『兄貴の言葉を心で理解できた状態』ならあるいは結果も変わっていたかもしれない。
しかし『心境』『状況』……そして何より『相手』が悪かった、としか言いようがないだろう。
GAME OVER
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最終更新:2016年04月19日 18:53