藤原妹紅 Huziwara no Mokou
登場作品 |
東方永夜抄 |
種族 |
人間(蓬莱人) |
性別 |
女性 |
一人称 |
私 |
特殊能力 |
老いる事も死ぬ事も無い程度の能力 |
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥し」
概要
迷いの竹林に住む不老不死の人間。
元々は貴族の娘。かつて父親がかぐや姫(=
蓬莱山輝夜)によって恥をかかされており、彼女を目の敵にしている。
父が輝夜に恥をかかされた後、彼女は「月に帰った」輝夜が地上に残した2つの壺のうち、迷惑をかけたとして帝に残した壺が運ばれることを知り、壺を奪うことで復讐をしようと考えた。
帝の勅命により薬が運ばれる先である富士山頂へ向かった妹紅であったが、登山の準備を怠っていたため途中で行き倒れ、本末転倒にも帝の使いのリーダー・岩笠に助けられることになり、それ以降行動を共にする。
山頂へ至ると岩笠は壺を火口へ投げ込んで処分しようとするが、そこに現れた木花咲耶姫によって阻止され、さらには壺の中身が服用することで不老不死になる「蓬莱の薬」であることを知ってしまう。
次の日、咲耶姫から薬を処分する場所として八ヶ岳を勧められ下山するが、魔が差した妹紅は岩笠から薬を強奪し、それを口へ運んでしまったのであった。
不老不死になった妹紅はまったく成長しないことを周囲の人間に訝しがられるのを嫌い、人妖のように人目を避けるようになる。
一つの場所にとどまることができなくなり、何不自由なく暮らす事のできた貴族の娘から妖怪退治を生業としながら妖径のように孤独な流浪生活を送るようになった。
そして長い年月が過ぎ、幻想郷にたどり着いた頃に因縁の相手である輝夜と再会するが、同じ不老不死の境遇である彼女に対し、仲間を見つけた様な共感を抱いたらしく、
それからの2人の関係は互いに憎み合いつつも、殺し合うほど仲がいい関係に落ち着いたようだ。
一方、直接的に自らの境遇を生み出したとも言える咲耶姫に対しては正真正銘の激情を吐露している。
外見
白髪(銀髪)の長い髪に複数のリボンを付けている少女。
真紅の瞳を持ち、白のカッターシャツと赤いもんぺのような装い。
衣服の各所に護符のような物が付けられている。
性格
気が強く、少々やさぐれている。
不老不死の境遇からあえて暖を取らないなどの自虐的な面も目立つ。
しかし親切で気のいい面もあり、面倒見のいい性格でもある。
人と接するのは不得意なようだが、他人の身の上話は喜んで聞くこともある。
不器用ながらも性根はお人好しのようだ。
輝夜と殺し合いを行う今の現状を「生きているってなんて素晴らしいんだろう」といった皮肉にも読める感情で楽しんでおり、独特の死生観を持つ。
不老不死の人間を恐れない幻想郷を蓬莱の地に違いないと表現している。
二次創作ではキャラクターのイメージからか男口調で書かれることが度々あるが、原作では女性口調で喋っている。
能力
老いる事も死ぬ事も無い程度の能力
蓬莱の薬を服用したことによる不老不死の能力。
魂を起点にあらゆる場所で肉体の再生・再構築を行うことが可能。
例えどれだけの大怪我を負おうが数日で元通りになるものの、苦痛や空腹は通常の人間と同様に感じる。
如何なる苦しみを味わおうと肉体が死ぬだけでその魂は決して死ぬことなく「リザレクション」する。
妖術
幻想郷に辿り着くまでの間に身に付けた能力。
長年妖怪退治を行なっていた為か、戦闘用の独自の妖術を習得している。
妹紅は炎を操る妖術に長けており、不死鳥を模したスペルカードを使用する。
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
詳細
記念すべき第1話「Like a Bloody Storm」にて登場。開始位置はD-5魔法の森・果樹園の小屋付近。
『望まぬ者にさえ殺し合いを強要する』という主催者に強い嫌悪感を覚え、彼らの掌で踊らされることを良しとせずゲームへの反抗を決意する。
直後に遭遇したのは柱の男の一人、炎の エシディシ。程なくして彼との戦闘に持ち込まれ、炎vs炎の対決に。
苦戦を強いられながらもスペルカードや支給品の拳銃を用いて粘るが、 エシディシの驚異的な戦闘力を前に無意識の内に恐怖を覚え撤退する。
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最終更新:2013年12月06日 18:49