伊吹萃香 Suika Ibuki
初登場作品 |
東方萃夢想 |
種族 |
鬼 |
性別 |
女性 |
一人称 |
私 |
特殊能力 |
密と疎を操る程度の能力 |
「我が群隊は百鬼夜行、鬼の萃まる所に人間も妖怪も居れる物か!」
概要
幻想郷にはすでに存在しないと言われた最強の妖怪『鬼』の少女。
手に持つひょうたんから無限に湧き出る酒を常に飲み続けており、常時酔っ払っている。
「山の四天王」と呼ばれる鬼の一人で、
星熊勇儀とは面識がある。
東方妖々夢における異変のせいで春が短くなり、春の宴会の回数が減ってしまった事を不満に思った萃香は、萃夢想において宴会の定期開催を定着させようとし、さらにはその異変をもって昔の仲間である他の鬼を幻想郷に呼び戻そうとした。
しかし、
博麗霊夢の能力によって萃香の「人攫い」が幻想郷の住人に通用しなかったことで目論みは失敗。
頻繁に開かれる宴会の謎を追究する主人公に姿を認められ、対峙する。
萃夢想の異変以後、
博麗霊夢を気に入ってか博麗神社で過ごす姿が度々見られており、地霊殿の異変時にはサポート妖怪として
霊夢に力を貸している。
外見
薄い茶色のロングヘアーを先っぽのほうで一つにまとめている。
真紅の瞳を持ち、その頭の左右から身長と不釣り合いに長くねじれた角が二本生えている。
服装は白のノースリーブに紫のロングスカートで、頭に赤の大きなリボンをつけ、左の角にも青のリボンを巻いている。
いつも伊吹瓢という紫の瓢箪を持ち、三角錐(三角)、球(丸)、立方体(四角)の分銅を腰などから鎖で吊るしている。
性格
鬼の例に漏れず、酒好きで勝負好きの陽気な性格であり、やはり嘘を嫌う。
また衝動的で好奇心旺盛な子供っぽいところもあり、自分勝手な一面も。
基本的に自身が行動するより、他者の反応や行動を観察して楽しんでいることのほうが多い。
鬼という種族に誇りを持っており、言葉の端々にそれが表れている。
能力
密と疎を操る程度の能力
あらゆるものの密度を自在に操る能力。
物質は密度を高めれば高熱を帯び、逆に密度を下げれば物質は霧状になる性質がある。
この特性を使い彼女は霧になることが出来る。この時でも体当たりなど物理的な干渉は可能。
能力を生かし、姿こそ現さなかったが、『萃夢想』の騒動を起こす前から幻想郷にはいたらしい。
そして幻想郷を覆うほど薄くなって幻想郷中の出来事を眺め、更に人々の意識といった形を持たない物を集めることで、幻想郷の住人に3日ごとに宴会を開かせた。
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
詳細
初登場は第40話「 Missing Powers」。
卑劣な殺し合いを望まぬ萃香はゲームへの反抗を決意するが、早々に柱の男 サンタナの襲撃を受ける。
体術や能力を駆使し、片腕を奪われながらも サンタナを相手に互角に渡り合う。
しかし柱の男が肉体を遠隔操作出来ることを知らなかったのが仇となった。
切り落とした サンタナの片腕が萃香の脚を補食したのだ。その際に隙を見せてしまったことで体内に サンタナが入り込んだ萃香は内側から肉体を破壊されてしまう。
瀕死の状態で倒れる中、萃香は最期に サンタナへの問いを投げかける。
そして彼の『答え』を聞いた萃香は、自らの死を悟りながら補食された。
最強の妖怪の一角であり、強力な対主催と成り得たであろう萃香だったが彼女もまた『柱の男』の犠牲となる。
彼女の最期の笑みは半ば諦めの様な感情から来たものだったのか、それとも…。
【伊吹萃香 死亡】
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最終更新:2014年02月06日 01:05