サンタナ Santana
登場作品 |
ジョジョの奇妙な冒険 第2部「戦闘潮流」 |
種族 |
柱の男 |
性別 |
男性 |
一人称 |
おれ |
特殊能力 |
柱の男の能力 |
「どけいィ おまえは最初から負け犬ムードだったのだ」
概要
二千年周期で活動をする闇の一族「柱の男」の一人であり、彼らの中では最下位の階級。TVアニメ版のCVは乃村健次。
ワムウと共に赤子だった頃に
カーズ、
エシディシに拾われており、年齢は恐らく
ワムウと同じく1万2千歳前後。
名前はナチスの軍人
シュトロハイムにより、「メキシコに吹く熱風!」という意味で名付けられた。
スピードワゴン財団によってメキシコのリオダダ川流域の遺跡から柱と一体化し眠っている姿を発見される。
しかしストレイツォの暴走がきっかけとなり休眠状態のサンタナはナチス・ドイツに奪われ、その後血液を与えたことにより復活。
当初は愚鈍な原始人のような行動を見せていたが解き放たれた捕虜の吸血鬼を圧倒、短時間で現代語を習得、肉体を変形させることで空気供給管に侵入し脱走するなどの人知を超えた能力を見せつけた末にナチス軍人及び研究員達を虐殺。
現れた
ジョセフと交戦し、波紋戦士として未熟な彼を追いつめるも
シュトロハイムの奮闘と地球の自転による太陽の反射光によって敗北。太陽光を浴びたサンタナは再び石化した。
その後はスピードワゴン財団によって回収され、紫外線ライトの付いた安置室に厳重に保管されることになった。
カーズ、
エシディシ、
ワムウとは違いメキシコの地で単独で眠っていたこと、波紋戦士と何度も交戦している彼らとは違い波紋の存在自体を知らなかったこと、敗北を知った
カーズから「放っておいてもいい」と発言されたことからサンタナは仲間達からも相当に軽い扱いを受けていたと思われる。
外見
下半身に下着のような布を巻いている以外はほぼ全裸であり、筋肉隆々。
(発見時は装飾品を身に着けていたが、復活時にそれらが柱の断片とともに剥がれた)
ゆるく癖のついた長髪に、生え際近くから生えた鬼のような二本の小さな角が特徴。
アニメ版では左目の下に入れ墨か化粧による紋様がある。
性格
他の柱の男と比べても口数は少ない。
作中の描写では人間を見下しており、尊大で冷徹な性格を持つことは伺える。
恐るべき生への執念を持つ。
能力
柱の男の能力
食物連鎖の頂点に立つ「闇の一族(柱の男)」としての能力。
柱の男は全身が消化細胞となっており、触れた生物を吸収して補食する。
単純な身体能力においても吸血鬼を上回り、肉体の変形や遠隔操作など数々の超常的な能力を持つ。
しかし日光を浴びると身体が石化してしまい、強力な波紋を食らうと消滅するといった弱点がある。
サンタナは他の柱の男3人と比べると能力は低く、流法も習得していないがそれでも吸血鬼を圧倒する程の戦闘能力を持つ。
肉体操作を主な武器としており、伸縮自在の肋骨を刃のように伸ばして攻撃する「露骨な肋骨(リブス・ブレード)」、自身の肉片を遠隔操作し生物を補食する「憎き肉片(ミート・インベイド)」といった技を持つ。
+
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
初登場話 |
040:Missing Powers |
死亡話 |
:[] |
登場話数 |
2話 |
登場時期 |
ジョセフと井戸に落下し、日光に晒されて石化した直後 |
スタンス |
マーダー(無差別) |
詳細
第40話「 Missing Powers」にて初登場。
ゲーム開始から間もなく 伊吹萃香と交戦。柱の男の特性を活かして互角に渡り合った末に勝利し、彼女を殺害。
死に際の 萃香から「空っぽの存在」だと指摘されていたが、彼は特に意に介さなかった。
殺害した 萃香をその身を以て補食していた最中、同族である ワムウと再会。
見下しているとはいえ、一応はサンタナを「仲間」として扱った ワムウは彼に「主君である カーズ、 エシディシを探し、その指示を仰ぐこと」を言い渡す。
サンタナはその指図をすぐに受け入れ、主君らを捜す為に行動を開始した。
だがサンタナは主君や ワムウに大して特に感情を抱いておらず、あくまで「同族であるから」「逆らう程の目的も持ち合わせていないから」という理由で指図を聞き入れただけだった。 萃香にも指摘された通り、その内面は「空虚」でしかなかったのだ。
続く第65話「 Roundabout -Into The Night」でも一切の感情を瞳に宿さぬまま、ただただ森の中を歩き続ける。
彼は自身の主人達へ反逆しようという「野心」も無く、生き方にすら「意味」も求めず、ただ生きる事だけを意として動くだけであった。
程なく彼は魔法の森を抜け、香霖堂へと移動しようとしていた ブチャラティと 億康、そしてその背中に眠る さとりの三人を発見。問答無用で襲い掛かる。
さとりを抱える億康を逃がし一人で戦う ブチャラティに対し、サンタナは柱の男としての能力、そして 萃香から奪った緋想の剣の力を存分に発揮して ブチャラティとの激闘を繰り広げる。
その時、 億康から事情を聞いた レミリアが登場、 ブチャラティの助太刀に入った。
二人の強敵を相手取ってなお善戦するが最後には敗北を喫し、何とか隙を突いて逃走する。「空虚」である彼は何を思って「生」にしがみつこうとするのだろうか…
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最終更新:2014年03月04日 03:46