なぞ(謎)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ( 「何ぞ」の意から。「なぞなぞ」の略 )
① =なぞなぞ(謎謎)①
〔運歩色葉(1548)〕
〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕
② =なぞなぞ(謎謎)② 歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)六幕「一ぺい呑ましてくれろといふなら、小屋へ帰って手めへ達が呑む位な酒は只やる、謎(ナゾ)では事が分からねえ」
③ 意義不明でたやすく解釈のできにくいこと。わかりにくい不思議なこと。また、そのことばや事柄。 即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉蘇生「自然は謎語(ナゾ)の鉤鎖(くさり)にして」
広辞苑 名詞 (「何ぞ」の意)
なぞなぞ
〈運歩色葉集〉
②遠回しにそれとさとらせるように言いかけること。
③正体がはっきりしないこと。不思議・不可解なこと。 「―に包まれる」「―の人物」「宇宙の―を解く」
大言海 名詞 〔なぞ(何)ノ義ニテ、なぞなぞノ略〕
(一)なぞなぞ(謎辭)ニ同ジ。隱言。ハンジモノ。
名義抄「謎、隱語、カクスコト」
異制庭訓往來(虎關)遊戲「何會」
翁草(安永)「四國ノ(カタナ) 麻絲 (アサイト)ト解ク、心ハ 阿波 () 讚岐 () 伊豫 () 土佐 ()ノ片名ナリ、見ル石ノ面ニ物ハカカザリキ」
「御所車、卵、中ニきみガアル」夏ノ夜ノスズミ、新田義貞、あしかガセメル」ナマヨヒ、引臼、シタガマハラヌ」
(二)トホマハシニ云ヒテ、ソレトサトラシムルコト。又、ソノ言葉。

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最終更新:2025年09月15日 14:40