いが(伊賀)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 [1]
[一] (「風土記」によれば、その昔、猿田彦神の娘伊賀津姫の所領であったため名づけられたという) 東海道一五か国の一つ。大化改新で伊勢国に合併されたが、天武天皇九年(六八〇)、再び伊賀国となる。平安時代は伊賀平氏、鎌倉時代は大内・千葉氏、室町時代は伊勢の北畠氏の勢力下。江戸時代は藤堂氏が支配。廃藩置県により安濃津県となり、明治五年(一八七二)三重県に編入。伊州。賀州。以加。
伊賀
[二] 三重県西部、伊賀盆地とその周辺地域からなる市。平成一六年(二〇〇四)上野市と周辺町村が合併して成立。中心地の上野は藤堂氏の城下町として発展。→上野。
[2]
いがもの(伊賀者)」の略。
※政談(1727頃)二「其外坊主・御徒・御徒目附・伊賀の類」
広辞苑 名詞 ①旧国名。今の三重県の西部。賀州。伊州。 伊賀
②三重県北西部の市。上野盆地の中北部を占め、古くから近畿と東海を結ぶ交通の要衝。人口10万1千。

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最終更新:2023年11月10日 21:02