き(生)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接頭辞 (「いき(生)」の変化した語か)
① 原産のままで人手を加えてない、また精製してない意を表わす語。生(なま)
「生糸」「生漆」「生渋」「生ぶどう酒」「生蝋」「生醤油」など。
② 純粋でまじりけのない、新鮮な、の意を表わす語。 「生娘」「生そば」「生酒」「生一本」「生まじめ」など。
名詞 (形動) 本来のままの状態で、まじりけのないこと。また、そのさま。
① 性格や作品などが純粋であること。
※放浪時代(1928)〈龍胆寺雄〉二「初期の作品だけに、一層まじめでもあり生(キ)で情熱的ではあったが」
② 酒類などで、水や他の液体で薄めたり割ったりしないもの。 ※金貨(1909)〈森鴎外〉「考へずに生(キ)の酒を飲む」
広辞苑 まじりけのないこと。人工を加えていないこと。純粋なこと。 「ウィスキーを―で飲む」「―娘」「―糸」
大言海 接頭辞 (イキ)ノ略ニテ、(いきほふ、きほふ)(ウマ)レノママニテ、手ヲ入レヌ意ナルベシ〕
(一)(ウブ)ノママナル。(モト)ノ體ナル。人工ヲ加ヘヌ。
「生絹」生絲」生澁」
(二)他ノ物ノ(マジ)ラヌ。純粹ナル。 「生酒」生蕎麥」

検索用附箋:名詞形容
検索用附箋:接頭辞

附箋:名詞 形容 接頭辞

最終更新:2023年06月09日 16:55