いせ(縮縫)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (下一段動詞「いせる」の連用形の名詞化)
① 着物などを縫い合わせる時、長短二枚の長い方をちぢめて縫うこと。ぬいしめ。
※家庭袋物細工全書(1915)〈中村興湖・村井秋翠〉「勢ひ其長い方を縮ませて合せて縫ふ様になります。斯くの如き縮ませを縮(イ)せを取ると申します」
② 漁網を作る場合に、綱に対して網地をたるませてつけること。いさり。よせ。
広辞苑 名詞 (動詞イセルの連用形から)
①平面の布を立体的に仕立てるために、表面には見えないようにこまかく縫いちぢめる方法。 袖山 (そでやま)や、たびの爪先などに用いる。いせこみ。
縮縫
②漁網の、網地の長さと縁綱の長さとの差。普通縁綱を短く作り、いせが大きいほど網の広がりが大きくなる。よせ。いさり。かきこみ。
大言海 名詞 いせるノ條ヲ見ヨ。 縮縫

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最終更新:2023年11月26日 16:43