いち(逸)

広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接頭辞 主として形容詞、時に名詞や動詞の上について、勢いのはなはだしい意味、すぐれている意味をつけ加える。「いちさかき」「いちしろし」「いちはやぶ」「いちはやし」「いちもち」「いちあし」など。
[補注]「いたく(痛・甚)」の「いた」、「いつかし(厳)」の「いつ」、副詞の「いと(最・甚)」と同語源か。
大言海 接頭辞 (イト)ト音通ナリ、((ヲチ) 之日 (ツヒ) 一昨日 (ヲトトヒ))いちじるしモ 最著 (イトシル)しナルベシ、倭訓栞、いちじるく「著ヲ()メリ、 最白 (イトシロ)き義ナリ」案ズルニ、(スグ)レタル意ニテ、(イチ)ナルベキカト思ハレ、又、普通ニ用ヰラルル(イツ)ノ字モ、吳音ハ、いちナリ、((イツ)、いち)正字通ニ、「逸、超也」トアリテ、逸才、逸品ナドトモ云フ、然レドモ、上古ニモ見ユル語ナレバ、漢字音モ混ズベキニアラズ〕
最モ(スグ)レタル意ヲ云フ語。後世ハ、いッちトモ云フ、其條ヲ見ヨ。
「いち(ハヤ)シ」いち(ジル)シ」いち(サキ)ニ」(各條ヲ見ヨ)

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最終更新:2024年05月06日 20:59