いぼ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 皮膚にできる小さな突起物。角質層の肥厚から生ずるもの。 〔正倉院文書‐神亀三年(726)山背国愛宕郡雲下里計帳〕
※浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)座摩社「惣躰、背中に有る疣(イボ)は背疣といふて」
疣・肬
② イカやタコの吸盤。 ※虎明本狂言・張蛸(室町末‐近世初)「はりだこといふは、両に皮をひっぱって、まはりにいぼが有程に」
③ 物の表面に小さく突起している物。 ※幸若・ほり川(室町末‐近世初)「武蔵がばうと申は〈略〉八尺五寸の其内に、八十三のいほをすへ、くぎのかしらをみがきたて」
広辞苑 名詞 ①皮膚上に突起した角質の小さな塊。表皮が限局的に増殖し角質層の肥厚をともなって円形または乳頭状の扁平小隆起をなすもの。原因の多くはウイルスで、伝染することもある。 疣贅 (ゆうぜい) 〈日葡辞書〉
②物の表面に現れる小突起。
大言海 名詞 〔いひぼノ約〕
(一)古言、イヒボタリ。病ニ因リテ、 飯粒 (メシツブ)ノ大キサニ、肌ニ、肉ノ生ズルモノ。
增補、下學集、上、支體門「(イボ)、疣、二字、義同」
(二)スベテ、疣ノ如ク突起シタルモノ。鐵兜、鐵棒ナドニ云フ。

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最終更新:2023年12月10日 20:04