いろ(語素)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 語素 血族関係を表わす名詞の上に付いて、母親を同じくすること、母方の血のつながりがあることを表わす。同母の。のち、親愛の情を表わすのに用いられるようになった。「いろせ」「いろと」「いろも」「いろね」など。
[語誌]異腹の関係を表わす「まま」の対語で、「古事記」の用例をみる限り、同母の関係を表わすのに用いられているが、もとは「いりびこ」のイリ、「いらつめ」のイラと群をなして近縁を表わしたものか。それを、中国の法制的な家族概念に翻訳語としてあてたと考えられる。
広辞苑 接頭辞 同腹であることを示す語。 記上「 伊呂妹 (いろも)」。
倭名類聚鈔2「兄(伊呂祢)」「母(伊呂波)」
同母

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附箋:接頭辞 語素

最終更新:2024年05月06日 21:26