け(怪・恠)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 不思議なこと。あやしいこと。 ※太平記(14C後)二〇「加様(かやう)の怪(ケ)共、未然に凶を示しけれ共」
② ばけもの。 ※大鏡(12C前)六「怪(ク)と人の申すことどものさせることなくてやみにしは」
広辞苑 名詞 (呉音)あやしいこと。不思議なこと。あやしいもの。 太平記20「かやうの―ども未然に凶を示しけれども」。
「物の―」
怪・恠
大言海 名詞 (クワイ)ノ吳音トスルハ、常說ナレド、或ハ、()ノ義ニテ、異常ノ意ナラムカ〕
(一)シルマシ。アヤシキコト。不思議。怪異。
太平記、廿、義貞馬屬强事「カヤウノ()ドモ、未然ニ凶ヲ示シケレドモ」 怪・恠
(二){モノノケ。(タタリ) 源、十九、薄雲 廿四 「天變頻リニサトシ、世ノ中、靜カナラヌハ、コノけナリ」

検索用附箋:名詞名称形容大和支那

附箋:名称 名詞 大和支那 形容

最終更新:2023年06月09日 16:55