うこ

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日本国語大辞典 形容動詞 おこ(痴) ※書紀(720)応神一三年九月・歌謡「堰杙(ゐぐひ)築(つ)く 川俣江の 菱茎(ひしがら)の 刺しけく知らに 吾が心し いや于古(ウコ)にして」
[語誌](1)この語は万葉仮名「于古」であるのに対し、「をこ」は「袁許」であり、上代特殊仮名遣いでは「古」(甲類)、「許」(乙類)で、くいちがっているが、同義語であろう。
(2)「をこ」系は、後世でもさかんに用いられ、「をこがまし」「をこがる」「をこめく」などの派生語も多いが、「うこ」系は消滅したところから、「うこ」は「をこ」より古い語形であったと考えられる。
広辞苑 おこ(痴)」に同じ。 応神紀「()が心しいや―にして」
大言海 名詞 〔う、を、通ズ、うつつ、をつつ(現)〕
可笑 (ヲコ)、ト通ズ。
應神紀、十三年三月、長歌「()ガ心シ、イヤ于古ニシテ」 于古

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附箋:名称 名詞 形容動詞

最終更新:2024年05月08日 19:11