うじ(蛆・蜡)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 昆虫、ハエ、アブ類などの脚のない幼虫を総称していう。うじむし。《季・夏》 ※古事記(712)上「一火(ひとつび)燭して入り見ます時に宇士(ウジ)たかれころろきて」
※書紀(720)神代上(水戸本訓)「膿(うな)沸き 虫(ウジ)流(たか)る」
蛆・蜡
広辞苑 名詞 ハエ目・ハチ目などの昆虫の幼虫の総称。特にハエの幼虫をいう。通常は脚がなく、歩行はいぼやかぎをもつ脚状物による。種類によって様々の形態・色彩を有する。さし。蛆虫。 古事記上「―たかれころろきて」
大言海 名詞 〔うじむしノ略、うじハ、うずすまる(群集)ノ、うずノ轉ナルベシ、うざうざ(蠢爾)ト云フモ、是レカ〕
蠅ノ子。うじむし。蟲ノ名。蠅ノ幼蟲ナリ、其卵ヨリ化生ス、初ハ、一頭尖リテ、一頭ハ切リタルガ如シ、長サ一二分、漸ク長ジテ、五六分トナリ、色白クシテ、尾ヲ生ズ、後ニ、(サナギ)トナリテ、蠅ニ羽化ス。
神代紀、上 十三 膿沸虫流 (ウナワキウジタカリキ)
古事記、上 十一 「宇士タカレ、トロロキテ」
字鏡 六十七 「蜡、宇自」
蛆・蜡

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最終更新:2024年01月07日 17:52