うす(薄)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 語素 (形容詞「うすい」の語幹から)
[一] 名詞、形容詞、動詞などの上に付く。
① 厚みが少ない意を表わす。
「うすいた」「うすごおり」
② 色が濃くない意を表わす。 「うす紫」「うす紅(くれない)」「うす黄色」
③ 濃度や密度が少ない意を表わす。 「うす霧」「うす雲」「うすがすむ」「うす味」「うすからい」
④ 程度が少ない意を表わす。 「うすあかり」「うす化粧」
⑤ 思慮、知識が乏しい。浅薄である。 「うすばか」
⑥ なんとなく、かすかに、の意を表わす。 「うす笑い」「うす約束」「うす汚ない」「うす気味悪い」
※西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一五「コノとんちきめは薄(ウス)因起(いんぎ)のわりい泣出しアがって」
[二] (名詞の下に付いて、形容動詞を作る) 度合が少ない意を表わす。 「望みうす」「期待うす」「気乗りうす」
名詞 おうす(御薄)
広辞苑 ①(ある語に冠して)
㋐厚さ・濃度・密度の小さいこと。
「―紙」「―紫」「―味」「―曇り」
㋑きわだってではないが、何となくその感じがして好ましくないこと。 「―ぎたない」
②(ある語の後に付けて)少ししかないこと。 「品―」「望み―」「気乗り―」

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附箋:名詞 語素 食物

最終更新:2024年01月07日 18:51