うそ(嘘)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 本当でないことを、相手が信じるように伝えることば。事実に反する事柄。人を欺くことば。いつわりそらごと。虚言。虚偽。うそいつわり。 ※温故知新書(1484)「迂踈 ウソ 譃」
※玉塵抄(1563)一〇「范式は信士なりまことなうそのない人なり」
② 正しくないこと。誤り。間違い。 「うそ字」
③ (多く「なければ」「なくては」「ないと」などの表現の下にきて) 適当ではないこと。不当。 ※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後「那(あれ)は是非鷲見に見せたい。見せなくちゃ謬(ウソ)だ」
④ (相手の言葉への反応として感動詞的に用いて) その言葉は信じられないの意を表わす語。 「『あの人結婚してるのよ』『うそ!』」
広辞苑 名詞 ①真実でないこと。また、そのことば。いつわり 閑吟集「人は―にて暮らす世に」。
日葡辞書「ウソヲツク」。
「―が 露顕 (ろけん)する」
②正しくないこと。 「―字」
③適当でないこと。 「今やめるのは―だ」
大言海 名詞 うそぶくノ、うそナルベシ、其語原ヲ見ヨ〕
()。イツハリ(ゴト)ソラゴト 虛言 (キヨゴン)。コレヲ言フヲ、つく、又、こくト云フ。(へどヲつく、へヲこく)
狂言記、富士松「うそヲつかヌ者ガ言ウタ」

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最終更新:2024年01月07日 20:05