うへ(筌・笱)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 川の流れなどに仕掛けて、魚を捕る道具。割り竹をかご状に編み、はいった魚が出られないようにくふうされたもの。うけおけやな。《季・冬》 ※古事記(712)中「時に筌(うへ)を作(ふ)せて魚を取る人有りき」
広辞苑 名詞 魚を捕る具。細い割竹を編んで、筒または底無し徳利の形に造り、入った魚が出られないように口に漏斗ろうと状などのかえしをつけたもの。うけ。うえやな。もじ。ど。
大言海 名詞 魚舍 (ウヲイヘ)ノ約カ〕
魚ヲ捕ル竹器。後世ニ云フ(ウケ)()ナルベシ。
倭名抄、十五「筌、捕魚竹笱也、笱、取魚竹器也、宇倍」
萬葉集、十一 四十七 「山川ニ、(ウヘ)ヲ伏セオキテ、()リアヘズ、年ノ 彌歲 (ヤトセ)ヲ、吾ヲ(ヌス)マヒシ」(欺キシ)
莊子、外物篇「得魚而忘筌」
筌・笱

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附箋:名詞 物品

最終更新:2024年01月18日 23:07