うゑ

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 (動詞「うえる(飢)」の連用形の名詞化)
① 食欲の満たされない苦しみ。空腹。飢餓。
※書紀(720)神代下(水戸本訓)「貧窮(まぢ)の本(もと)、飢饉(ウヘ)の始め、困苦(くるしび)の根(もと)」 飢・餓
② 望んでいるものが満たされない苦しみ。 ※田舎教師(1909)〈田山花袋〉三一「かうして心の餓(ウヱ)、肉の渇きを医(いや)しに来た自分の浅ましさを思って」
広辞苑 名詞 うえること。ひもじいこと。 徒然草「山林に入りても、―を助け、嵐を防ぐよすがなくてはあられぬわざなれば」。
「―をしのぐ」「心の―」
飢ゑ・餓ゑ・饑ゑ
大言海 名詞 ()ウルコト。腹ノ()ルコト。 神代紀、下 二十八 飢饉之 (ウヱノ)始、 困苦之 (クルシミノ)根」
「飢ヲ忍ブ」飢ニ迫ル」

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最終更新:2024年01月28日 20:24