辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
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日本国語大辞典 | 名詞 | かいこ。《季・春》 | ※万葉(8C後)一二・二九九一「たらちねの母が養ふ蚕(こ)の繭(まよ)隠りいぶせくもあるか妹に逢はずして」 | 蚕 |
[語誌]蚕は、古く一音節語「こ」であった。「万葉」には「かふこ(飼ふ蚕)」が三例見られ、これが中古の「かひこ」を経て現代の「かいこ」となる。また、「万葉」には「くはこ(桑蚕)」が一例見られる。このように、「かふ」や「くは」を伴って表現されるのは、籠・子・粉・海鼠などの同音異義語との混同を回避しようとしたためといわれる。 | ||||
広辞苑 | 名詞 | 「かいこ」のこと。→こ(子・児・仔)[一]7 | 「春―」 | 蚕 |
大言海 | 名詞 |
〔 |
萬葉集、十二
十六
「タラチネノ、母ガ 字類抄「蠶、コ」 |
蠶 |
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