大言海 | ||||
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辞書 | 品詞 | 解説 | 例文 | 漢字 |
日本国語大辞典 | 名詞 |
(形容詞「えらい」の語幹から) (形動) すぐれていること。はなはだしいこと。えらいこと。 |
※浄瑠璃・蘭奢待新田系図(1765)一「偖(さて)も咲いたり、えらぢゃえらぢゃ」 | 豪 |
副詞 | 程度のはなはだしい意を表わす。大変。ひどく。えらく。 | ※浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八「褒美の金を、ゑら沢山に下ださるる」 | ||
接頭辞 | ひととおりでない、たいそう、ごく、などの意で、「えらあつ(豪厚)」「えらいかり(豪怒)」「えらくび(豪首)」などと熟して用いる。 | ※洒落本・十界和尚話(1798)一「今相合橋(あいあいばし)のうへでやか松にあふたが、ゑらとちりあひさつ」 | ||
広辞苑 |
(形容詞エラシの語幹) ①えらいこと。大層なこと。 |
浄瑠璃、鎌倉三代記「夕べの働き、―じやぞへ」 | 偉・豪 | |
②(接頭語的に)えらい、はなはだしい、の意。 |
浄瑠璃、鎌倉三代記「褒美の金を―たくさんに下さるる」。 「―さわぎ」「―ぶつ」 |
検索用附箋:名詞形容
検索用附箋:副詞
検索用附箋:接頭辞