かし(戕牁)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 船をつなぐために水中に立てる杭(くい)、または、棹(さお)。船に用意しておき、停泊地で水中に突き立てて用いる。かせ ※出雲風土記(733)意宇「此(か)くて堅め立てし加志(カシ)は」 戕牁
広辞苑 名詞 船をつなぐために水中に立てる(くい)もやいぐい 万葉集15「大船に―ふりたてて」 戕牁・牫牱
大言海 名詞 〔玉篇「戕牁、繫船大杙也」〕
船ヲ(ツナ)ギ止ムベキタメニ、立ツル(クヒ)モヤヒグヒ。今モ、舟人ノ、(サヲ)ヲ水中ニ()テテ、舟ヲ繫グヲ、かしをふる、又、かしをつくト云フ。
萬葉集、十五 十四 「大船ニ、可志フリタテテ」
同、廿 十四 「漕グ舟ノ、可之フルホドニ」
倭名抄、十二舟具「牫牱、所以繫 一レ 舟、加之」
戕牁

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附箋:人工物 名詞

最終更新:2024年03月15日 20:26